ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

カテゴリ: 海外出張

 何か歯車が狂っていると感じ始めたのは、日本入国時の検疫ソフト、MySOSにアップロードしたPCR検査証が何らかの理由で、エラーとなった時からだった。

 そして、インド出国時のセキュリティ。ギリギリにデリー国際空港に着いたオレは、スマホ充電用のバッテリーを没収された。チェックインしたバッグの中身をチェックされ、それでイチャモンを付けられたのである。
 態々、呼び出されて、検査場?にしょっ引かれ、そこでどこから引っ張り出してきたオレのバッグを開けさせられて、出てきたバッテリーを破棄されたのである。ふざけんなよ、インド人。

 さらに、日本に着いてからも、ザケンナよが待っていた。

 所定の情報を入力すると、MySOSのスマホ画面が赤、黄色、緑等に変わる。その色に従って、通り道が変わる。
 至る所に、大勢のスタッフが動員されている。見るからにパソナに50%はピンハネされているバイト連中である。

 オレは、なにがしかのエラーで、画面は黄色である。信号で言えば、注意して進めの状態だ。幾つかの検問を通り、オレは黄色のテーブルまで案内された。そして、言われた。

 バイト「今からPCRだよ~ん」

 オレ 「はぁ?72時間前PCR受けてきたんだけど?ネガティブだし」

 バイト「それ、ルールもう変わったし。海外で受けてきたPCR、カンケーネエし。」
 オレ 「あぁ?あんだって?態々やってきたんだぞ(怒」

 バイト「あんた、ワクチン接種ゼロ回の、非国民じゃん?」
 オレ 「当り前だ、あんなモノ、打つわけネエじゃん」

 バイト「そんなのかんけーねぇ、そんなのかんけーねぇ。おっパっピー♪」

 こんなすったもんだの挙げ句に、結局もう一度羽田でPCRをやる羽目になった。インドでやったPCRは全く意味なし。アホじゃん。

 こっちはさっきからオシッコちびりそうなのに、どうにかしろ。トイレはどこだ!

 40分くらい待っただろうか。YouTubeで動画を観ながら暇を潰していたオレに結果が出た。

 当然、陰性である。(内心ヒヤヒヤ。陽なら、8日間の強制収容所行きである)
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 まぁともかくも、陽性ではなかったので、無罪放免となった。あとは通常の入国、税関の手続きを無事終えて、なんとか自宅までたどり着いた訳だ。
 が、何故かMySOSがその後もまとわりついてきた。オレ的にはもう済んだ話だ。が、奴らは頭で考えているわけではないので、しつこい。体調報告しろだの、居場所を報告せえだのと追跡してくる。
 PCR陰性だっつーの。

 こいつら、バカじゃないの。。。まぁ、とりあえずこのくらいはぶち切れても、誰も文句はあるまい。

 今都内でどのくらいの感染者が出ているのか知らんが、もうそんなカウントもやめたんだろ?タダの風邪だ。が、この先AIが世界を支配するようになると、一事が万事、全てがこうなるのだろう。

 ともあれ、インド2週間で体重2キロ増量。オレは健康そのものである。
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 デリー最後の夜は、なぜか部屋がスイートにアップグレードされて、快適に過ごした。 

 

 次に行ったのが、Lodiガーデンという公園、というか廃墟。
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 入園料はタダで、写真の被写体としては悪くない。美大の学生、いやタダの高校のクラスかも知れないが、大勢出来ていて、写生をしていた。
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 休日の憩いの場。都内で言えば新宿御苑のような場所かも知れない。
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 こちらの子供たちはよく働く。が、貧民も路傍に多くいて、物乞いの子供も見られる。かわいそうだが、見て見ぬ振りをするしかないだろう。インド政府が何とかしろという話だ。

 ガーデンの後は、ロータステンプルという仏教寺院に行く予定だったが、入場待ちの列が数百メートルにも及んでいるのを見て諦めた。
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 なので、ピサの斜塔のパクりなのかすら知らないが、クタブ・ミナールとかいう廃墟に出掛けた。確かにこうみると傾いている。
 ここはなから観光地化されており、「日本語のガイドするよ、たったの500ルピー、ガイドは絶対必要よ~」とかいうオジサンに端からつきまとわれた。結構下手くそな日本語である。ワラ。
 まぁ、塔の上には登れるわけでもないし、見ても見なくてもいいレベルとだけ付け加えておこう。入場料は600ルピー(外国人料金)。

 海外出張中にはあまり外へは出たがらないオレだが、日曜はすることもないので、観光タクシーを利用して、街中に出た。

 まずはナショナルミュージアムというところへ立寄った。入場料500ルピー。

 日本で言えば、国立博物館に相当するが、まぁそういうイメージとはほど遠いくたびれた感じの博物館ではあった。国民の自国文化に対する関心の低さを表わしている部分かも知れない。

 館内はそこそこ広い、気がする。が、展示物の殆どが、石から彫られた石像である。テクスタイルが少々。
 余り工芸品の類いがない。インドって、昔から遅れていたのか?と思わせる一面だ。

 紀元前から19世紀辺りまでのヒンドゥーと仏教の石像が見所として多数並んでいるのだが、どれもこれも、造作がまぁ、精巧・緻密というよりは、素朴なものである。

 インドに来ればインダス文明スゲーとなるところなのだが、案外日本の縄文とかもスゲーんじゃないかと感じた瞬間でもある。
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 一押しのイケメン。。。力もありそう。誰だったかは忘れた。
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 こっちも一押しの。。。勝ち誇ったお姉様。
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 ガンダーラのブッダさん。セイント兄さんに出てきそうな人間的な表情。何故かピントが顔に合わなかった。多分撮って欲しくないんだと思う。

 他にも写真を拒否する仏像サンがいた。何故か怒っている人もいた。とりあえず、ごめんなさい何度もしておいた。

 沢山の仏像サンにご挨拶できたからなのかはわからないが、その晩、大昔に家にいたエスという名前の犬(保健所の毒団子を食って死んだ)や、やはり随分前に亡くなっている親戚のオバサンがオレの夢に現れた。あれ、まだ生きていたんだ、世界線変わったぞと思った。
 今でもみんな一緒にいる。この見えている世界は全てが幻か。ならばその方がいい。

 ありがとう、ヒンドゥーの神様。おっと、ブッダもね。こういう摩訶不思議なところが、多くの人々をこの地に誘う魅力、いや神力なのかも知れない。

3年ぶりのインド。。。

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 ボーイング787。誰かが言っていたが、この機体の翼は常に上下に揺れている。確かにこれまでの飛行機より揺れている気がする。技術の進歩に違いないのだが、その内折れるかもと思われそうだ。ワラ。
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 来たくはなかったが、来ている。。。ちょいと不安だったPCRはなんとかクリアした。
 大概の連中は、マスクはしていない。しているのは空港職員か、ホテルのフロントか、日本人。。。ワラ。
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 それでも、ここまでコロナに感染することもなく、無事に仕事はこなしている。
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 インドの喧噪は、3年前と変わらない。遠くに見えるのはインド門という、兵士の門だったか。
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 数から言えば、路上の牛の数が半端ないが、サルも普通にその辺にいる。ニホンザルに似ているが、悪さはしないようだ。
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 ちょいと郊外に外れるとこんな風景になる。写真としては、こういう雰囲気をもっと撮りたいのだが、好きなところをフラフラ出来るわけでもないので、中々そうも行かない。
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 ホテルの部屋は、相当古びている。エアコンはオンかオフしか出来ず、シャワーはすぐに洪水になる。
 次に来るときはもう少しマシなところをリクエストするつもりだ。ワラ。
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 こっちはプネという町で泊まったマリオットだが、問題はなかった。
 ただ、シャワールームで滑って転んで、肘を打った。インドでは、どこに危険が潜んでいるか分らない。そこが要注意である。
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 飯は総じてスパイシーで、似たような味しかしないが、オレにはあっている。デリーなら、ビールもうまい。
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 が、デザートのスィーツは、ざけんなレベルで甘い。この時の緑のアイスクリームは、便所の芳香剤入りである。が、唯一食えるのがアイスクリームだ。
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 ホテルの部屋から見たデリーの朝。(厳密にはノイダという街の一角だ)

 あと1週間、ここに滞在する。明日は、ちょいと市内観光の予定だ。





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