ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

カテゴリ:クルマ > バイク

 遠征と言っても、片道50kmである。法事にかこつけて、阿佐ヶ谷までバイクで出掛けた。
 練馬までは関越なので、ストレスはない。高速代もクルマより400円くらい安いのも有り難い。もう少し安くなってもいい気がするのはオレだけではないだろう。喝!

 問題は環八とか都内の交通量の多い幹線道路をどう乗りこなせるかが課題であったが、盆休みの日曜日ということもあり、交通量はそれほどでもなく、運転大丈夫かなと言う心配は杞憂であった。
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 喪服女にハーレー。。。なんの表紙だ? ワラ パンツ見えるぞとからかったが、跨がった姪っ子。
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 ハーレーでオマケに貰ったバックパック?が礼服を納めるのに丁度いいサイズであった。これは使える。
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 やはり短足でも足がべたつきというのはハーレーの利点である。暑いこの日も用が済んだらそそくさと退散した。

 

 まぁ、この半年色々あったので仕方はないのだが、ようやっとLow Rider S君、走行距離2,050kmに達した。この半年で1,000km。。。当初の想定(年8,000km)からしたらアホくさい距離(年換算3,000km)ではある。月2回、1回100kmがパターンなので、仕方ない。

 今日は記念に、蕎麦屋に寄るという大冒険をした。

 目的地は秩父。最近よく走るルートだ。とはいっても、交通量のある街道をなるべく避け、信号の少ない山間の抜け道を走る。その道沿いに前から気になっていた蕎麦屋があった。問題は、バイクを停められるかどうかの一点にかかっていた。

 不安定ながらもなんとか道端にバイクを停め、蕎麦を喰らうことに成功。山間の、小川の流れる土日しかやらない蕎麦屋さんだ。
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 結構直立しているので ↑ 、反対側にコケるのではないかヒヤヒヤ。
 蕎麦の味はどうだったのか、良くわからなかったが、目の前の清流を眺めながらのこれは格別である。
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 麵は都幾川の橋倉屋の蕎麦を思い起こさせる。もうちょっと汁にインパクトがあるといいのかも知れない。写真は大盛り、750円なり。
 昼飯がてらにこれからも寄ることになりそうだ。

 さて、これまでも色々感想は記してきたが、新たに気づいた点を並べておく。

 1.クラッチの重さと常に戦ってきたわけだが、ここに来て一つわかったことがある。クラッチを握る時、フルに握ることはないという事実。総ストロークの、多分50%。。。これだけ握っておけば、ギアチェンジが出来ることが分った。腕の痛みがひどく出ることはなくなりそうである。

 2.未だに、停止時のバランスが心許ない。ブレーキングが難しい。後輪ブレーキの効きが甘く感じる。車重も影響しているだろう。あとは、前輪と後輪のブレーキのバランスだ。これをもう少し会得し、スムーズに停止出来るようにしたい。多分、端から見て、危なっかしく見えているはずだ。ワラ。
 特に、地面が右に傾斜があるときの停車には気を付けなければならない。車体が微妙に右に傾くからだ。立ちゴケの危険が潜んでいる。

 3.今日に限って、2度やらかしたのだが、ギアを上げるつもりで、下げてしまったことがあった。タイヤがキュン!と鳴ってエンジンブレーキによる急制動が掛った。下手をこくと前につんのめる。低速時で事なきを得たが、もう少し慎重にギアチェンジはしなければならない。
 慣れが怖いとは、このことかもしれない。

 大して走ってもいないが、あれこれ言ってみても、ここまでノー立ちゴケは評価に値するかもしれない。

 が、こういうことを言った後があぶない。

 1万キロ走るまでは、若葉マークを付けたままにしようと思っている。普段はほったらかしだが、乗れば乗るほど、愛着の湧くLow Rider S君である。

結局、オレはハーレー乗りになった。最初からそう思っていたわけではない。が、行き着くところ、ハーレーになった。

 何故そうなったか、では、何故ハーレーがいいのか、それをまとめておこうと思う。

 1.まずはカッコウが良い。人馬一体と言うが、その形が良い。シルエットが他にはない安定感をもたらしている。これは日本車では中々ないアドバンテージだ。

 2.エンジンパワーが半端ない。実際使い切ることもないが、強烈なトルクで、エンストすることはまずないだろう。よって、無用の立ちゴケは回避できる。

 3.ブランドの力。オレはつるんで走ることはない。孤高のライダーだ。いや、つるんでもついて行けないだけの話である。選ばれし者?が乗ることの出来るバイク、それがハーレーだ。ワラ。

 4.駆動チェーンがベルトタイプでメンテフリー。乗る度にチェーン掃除は面倒すぎる。そうなるとBMWとの二択になってしまうのだが。

 5.足つきが抜群に良い。これは安心以外の何物でもない。日本車では、選ぶとするとレブルかボルトしかない。

 まぁ、こう考えると、それほどの理由はないわけだな。が、乗って後悔もないだろう。

 では、ハーレー以外のクルーザー候補(どれとは言わんが)と、それらを選ばなかった理由を挙げておこう。

 1.BMW:壊れやすい。名前は良いが、ドイツ車の欠点は品質であろう。

 2.カワサキ:シルエットが、商用っぽい。前から来ると、宅配?感がある。

 3.ヤマハ:スピードメーターがデジタル。ジジイにはこれが受け入れがたい。

 4.ホンダ:キング過ぎる。アウトサイダーのオレには似合わない。

 5.スズキ:食わず嫌いかも知れない。が、宗教っぽいのは苦手だ。

 それでも、日本車のエンジン音はプライレス。ブォンがいい。が、高回転高出力はオレには不要。これら以外のメーカーは選択肢としても眼中になかった。というか、初心者には無理。

 では、数多あるハーレーのモデルの中でLow Rider Sを選んだ理由を挙げておこう。

 1.操縦性の良さ。タイヤが太すぎないのがよい。

 2.デザイン的美しさ。旧車も好きではあるが、先進技術も好きだ。

 3.スポークがキャストアイアン。掃除が楽という話。

 4.ミルウォーキー8のエンジンパワー。排気量マウントを取られる心配なし。

 5.タンク容量。300kmは無給油で走れるのはメリットでしかない。

 6.前輪ブレーキがダブルディスクの安心感。実際ちゃんと効く。

 次に、不満な点を挙げておく。が、致命的なものではない。

 1.クラッチが重い。何故油圧ケーブルを採用しないのか。

 2.車重が重く、バランスを崩したら一大事。いつかやらかすだろう。

 3.駐車する場所を選ぶ。取り回しの難しさに起因する。

 4.バッテリーはいつ上がるか分らない。駐車時はチャージャー常時稼働。

 5.黒いボディ色は埃は目立つが、路上では目立たない。黒以外が良かった。

 6.ウィンカーのスイッチが左右にある。アクセル側の操作は要注意。

 7.ブレーキペダルが若干遠く、操作性が悪い。要検討。

 8.メーター類がタンク上にあるのは視認性を損なう原因となっている。

 9.ハンドルが若干遠い。ライザー1インチで解決した。

 ディーラーの店長の独り言ではあったが、FXLRSはどうやら名機の部類らしい。ん、ということは。。。これを聞いて、売るときに高く売れるかも知れない、という秘めたる期待が生まれた。

 まぁ、こんなところだろうか。ともかく、乗るときは安全第一である。相棒としては申し分ない。10年は乗ろうと思っている。
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 いや、やっぱりカッコイイ。オレにはもったいないともいえる。すまんな。ライダー君。基本、オリジナルは崩さないつもりだ。人と違うように見せることに価値はない。

ハーレーで行く、秩父路再び

 慣らし運転も愈々大詰めとなった。来週は800km点検でディーラーだ。

 気になる燃費であるが、先週の走りでおよそ、リッター20kmという数値が出た。140km走って、今日出発前満タンで6.88L入ったということである。

 今日は一度行った秩父路に再挑戦した。紅葉真っ盛りの299号線の景色を堪能しながら、110kmを無事走りきった。

 やはり今回も、左腕、手首周辺が痛んだが、大事には至らずに済んだ。
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 前回同様、道の駅ちちぶを折り返しとして、周遊した。

 教習所で299号線はバイクの事故が多いという話を聞いていたが、なんとなく分った気がする。秩父から日高方面に下っていくときのワインディングがとても心地よい。
 が油断すると、突然カーブが急になる。そういった場所で、スピードを出しすぎて、反対車線にはみ出すか、コントロールを失って事故るというイメージが湧いてくる。

 よって、今日も「安全第一」を唱えながら走った。

 407号線に入ると鶴ヶ島方面に向かう途中、どうしても渋滞する場所がある。今回そこを回避する為に、日高から、越生、都幾川方面に抜ける30号線を北上するルートを選んだ。これが奏功した。
 おかげで、景色も良くストレスのない道を気分良く辿ることが出来た。

 そういえば、左手に引き続き、今度は左足甲に痛みが生じるようになった。甲がおかしいのだが、そこから伝播するように、親指の爪の付け根あたりが痛む。先週辺りからだろうか。
 クラッチ操作に関係する足の動きだと思うのだが、バイクを操縦しているときにはコレといった直結の痛みがない。
 しばらく、様子見が必要だ。

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 2週間後に800km点検が決まった。800kmまではあと300km。

 というわけで、今日は少し距離を稼ぐべく、神流湖へと向かった。往復で140km程だ。初群馬である。と言っても、藤岡にちょっとかするだけだ。おっと、ちょっと待て、そもそもディーラーが群馬だった。初群馬なわけがない。Rider君は群馬生まれであった。ワラ。

 それはさておき、計画通り、手際よく出発の準備を整えると、あとは国道254号を北に向かってひた走った。Googleで大体の道のりをチェックしておいたので、間違うことはなかった。
 南に向かうときのような渋滞も少ない。途中スクーター3人組の後を走って、走行中のストレスも軽減。

 が、運転技量は、特に進歩はしていない。この日も、一に安全運転、二に立ちゴケ厳禁。これが出来れば、それ以外にはなんの不足もない。

 目的地は、神流湖の上流にある、万葉の里という道の駅だ。何故万葉なのかはさっぱり分らないが、まあいいだろう。とりあえず、蕎麦かうどんを食べたら、オシッコ休憩して帰る。それだけの課題であった。

 そうそう、もう一つ目的があった。神流湖でカヤックが出来るかどうかの下調べである。出来るのは分っている。アクセスの話だ。詳細は調べる余裕はなかったが、まぁ問題はなさそうだ。湖の雰囲気も良い。紅葉にはまだ早い。
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 天麩羅蕎麦、1,000円なり。蕎麦は新そば。お味はどうか。ジュバ~♪ うんうん、まぁ許容範囲であろう。が、天麩羅のほうはなんだかなぁ、の感想だ。
 食券を渡してから、5分で蕎麦が出てきた。早いのは良いことだ。中々の早業である。あとは推して知るべしであろう。社食の天蕎麦だと思えば納得できるか。
 ここで打っていますという触れ込みの割には、そば湯が出てこなかった。

 ここからさらに、3km位上ったところに、恐竜博物館という施設があるらしいのだが、そこの蕎麦が絶品らしい。今回は、バイクが停められるかどうか不明だったので、こちらで妥協した次第だ。
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 それでもこっちはこっちで取り柄がある。こちらの道の駅の売りは、このテラスであろう。晴れた日には中々のおもてなしである。景色が素晴らしい。神流町、頑張ったな。
 気がついたのだが、地元の人たち(消防団の面々)が、皆でソフトクリームを注文していた。なので、もしかしたらここのオススメなのかも知れない。オシッコの素になるかも知れないので、オレはパスした。

 この日の昼前後の気温が18~19度。バイク日和とはこのことである。
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 ここはバイカーがひっきりなしにやって来る。クルマからしたら、邪魔な連中でしかない。まぁ、お互様なのだが。

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 日向で見ると、タイヤ周りは結構埃を被っている。タオルで拭いてやったが、静電気でくっついた埃は中々とれない。なんだかんだで段々、借り物のバイクではなく、オレの相棒的な愛着が湧きつつある。すまんな、ライダーがオレみたいなジジイで。

 緩やかな上り下りのワインディングをゆっくりと走ってここまで来たが、ベテランライダーに比較すると、運転技術の未熟さを思い知った一日でもあった。

 とにもかくにも安全第一。

 先週痛くてどうしようもなかった左手であったが、この日は、そこまで痛みは出ず、なんとか無事に走りきった。これで、650km、あと150kmでノルマ達成だ。

 来週はどこを走ろうか。
 

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