カテゴリ:趣味・日常 > 俳句
初詣に三峯へ
三が日の三日目。。。急に思い立って、三峯神社へ初詣に出掛けた。
埼玉県内で一番遠い場所である。昼過ぎに家を出て、下道をのんびり走った。三峯神社へ最後に出掛けたのは何年前だったろうか。ナビ任せのドライブだ。こんな道だったか?と思うようなルートをひた走る。
秩父の市街を越え、武甲山を横に睨みながら、更に山の奥へと走ってゆく。
渋滞ありきと思っていたが、案外スムーズに目的地へと到達するかに見えた。ところが、神社まであと3kmと言うところで渋滞が始まった。山の中のクネクネした一本道である。
渋滞と言うより、停滞と言うべきか。歩く方が速い。実際我慢できなくなって歩く人もいる。が、登りの3kmは遠いし、帰りがまたつらいだろう。
渋滞は2時50分頃に始まった。そして、神社の駐車場へ到達したときには、既に4時半を回っていた。江ノ島方面や帰省ラッシュならまだしも、山の中の一本道3kmで2時間である。
が、不思議なモノで、腹が立たない。そりゃそうだろう。神様に会いに行くのに平常心を保てなくてどうする。感謝の気持ちで一杯だ。。。そうなのか?
どうにか一番奥の遠い駐車場にクルマを停めると、そこから550m。一目散に急いだ。神様に会いたくてではない。オシッコが漏れそうだからだ。そう、なにかの拍子でちびる限界点に達している。
熱心な信者のごとく道を急ぐ。ガードマンさんに、トイレはどこですか?と尋ねるにも躊躇はない。
辺りはすっかり暗くなっている。
まずは、参拝に並ばなくてはならない。
並ぶのは15分ほどだったろうか。参拝は20秒であろう。そそくさと神様にお祈りを捧げると、次はお札の調達である。
我が家には、神棚はあるが、神様が入っていない。というなんとも間抜けな家族である。なので、ここは奮発して、天照皇大神宮と三峯神璽、さらには高血圧が少しでもよくなりますようにと病気平癒の御守をゲット。なんだかいいことをした気分になった。御利益、よろしく。
ご神木の見事なこと。深呼吸を三度し、ゆっくりと手を合わせる。オレの場合、頼み事をするわけでもなく、こう言うときばかりは何故か無心になれる。
まぁなにしろスピ界隈では、パワー抜群の三峯さんである。まちがいない。
祈祷の受付は夕方5時まで。お札の販売は6時までとある。勿論、三が日仕様の営業時間だ。なんとかタスクを完遂し、駐車場へと急ぐ。
人影はまだまだ多い。
クルマにはサンチャンを待たせてあった。三峯神社は犬猫立ち入り禁止だ。
真っ暗な山道を駆け下り、ダムの上を走り、一直線に自宅へと急いだ。途中でメシを食おうと思ったが、どこもお休みが多く、行きつけのスーパーすら閉まっていた。
仕方なく、家に帰ってから、おせちの残りを肴に、ちびちびと酒を啜る、三が日の最終日。無人の神棚に、居心地は保証は出来ないが、アマテラスさんをお招きでき、なんともホッとした夜が深まっていくのである。
埼玉県内で一番遠い場所である。昼過ぎに家を出て、下道をのんびり走った。三峯神社へ最後に出掛けたのは何年前だったろうか。ナビ任せのドライブだ。こんな道だったか?と思うようなルートをひた走る。
秩父の市街を越え、武甲山を横に睨みながら、更に山の奥へと走ってゆく。
渋滞ありきと思っていたが、案外スムーズに目的地へと到達するかに見えた。ところが、神社まであと3kmと言うところで渋滞が始まった。山の中のクネクネした一本道である。
渋滞と言うより、停滞と言うべきか。歩く方が速い。実際我慢できなくなって歩く人もいる。が、登りの3kmは遠いし、帰りがまたつらいだろう。
渋滞は2時50分頃に始まった。そして、神社の駐車場へ到達したときには、既に4時半を回っていた。江ノ島方面や帰省ラッシュならまだしも、山の中の一本道3kmで2時間である。
が、不思議なモノで、腹が立たない。そりゃそうだろう。神様に会いに行くのに平常心を保てなくてどうする。感謝の気持ちで一杯だ。。。そうなのか?
どうにか一番奥の遠い駐車場にクルマを停めると、そこから550m。一目散に急いだ。神様に会いたくてではない。オシッコが漏れそうだからだ。そう、なにかの拍子でちびる限界点に達している。
熱心な信者のごとく道を急ぐ。ガードマンさんに、トイレはどこですか?と尋ねるにも躊躇はない。
辺りはすっかり暗くなっている。
まずは、参拝に並ばなくてはならない。
並ぶのは15分ほどだったろうか。参拝は20秒であろう。そそくさと神様にお祈りを捧げると、次はお札の調達である。
我が家には、神棚はあるが、神様が入っていない。というなんとも間抜けな家族である。なので、ここは奮発して、天照皇大神宮と三峯神璽、さらには高血圧が少しでもよくなりますようにと病気平癒の御守をゲット。なんだかいいことをした気分になった。御利益、よろしく。
ご神木の見事なこと。深呼吸を三度し、ゆっくりと手を合わせる。オレの場合、頼み事をするわけでもなく、こう言うときばかりは何故か無心になれる。
まぁなにしろスピ界隈では、パワー抜群の三峯さんである。まちがいない。
祈祷の受付は夕方5時まで。お札の販売は6時までとある。勿論、三が日仕様の営業時間だ。なんとかタスクを完遂し、駐車場へと急ぐ。
人影はまだまだ多い。
クルマにはサンチャンを待たせてあった。三峯神社は犬猫立ち入り禁止だ。
真っ暗な山道を駆け下り、ダムの上を走り、一直線に自宅へと急いだ。途中でメシを食おうと思ったが、どこもお休みが多く、行きつけのスーパーすら閉まっていた。
仕方なく、家に帰ってから、おせちの残りを肴に、ちびちびと酒を啜る、三が日の最終日。無人の神棚に、居心地は保証は出来ないが、アマテラスさんをお招きでき、なんともホッとした夜が深まっていくのである。
ドクダミや 天麩羅に変身す 笑む
梅雨入りが発表された。まだ、外は明るく雲は多い、寧ろ夏模様だ。ここ数日、三十度を超す暑い日が続いていたので、多少なりとも気温が下がるのは有り難いことだ。コロナは都内を中心にまだ感染者を出しているが、湿気に弱いという噂もあるので、いい方に作用するかも知れない。
ところで、梅雨といえば、昔はこうではなかった。小学校の頃は、雨が降ると水たまりがよく出来て、長靴と傘で泥水をかき混ぜて遊んだ。通学路に茶の木があり、そこによくカタツムリを見つけた。そのまま家まで連れて帰ってきて、段ボールの家を作ってやったものだ。気がつくと、カタツムリは、干上がって殻だけになったか、或いはその前にどこかに消え失せていた。
やれツブリ 干上がる前に 退避せよ
中学校の頃、体育の時間にグラウンドで野球をしていると、「あれ、6月って結構暑いんだな」と思ったことがある。何故かその感覚を今でも思い出す。そう、6月は梅雨といっても、暑いのだよ。
昔はコンクリートも少なかったので、地面が今ほど熱を帯びていなかったせいなのか、肌寒い日が多かった。だから梅雨といえば、ほぼ毎日しとしとと雨が降っていた印象が強い。
地球温暖化のせいなのか、最近の天候で大きく変わったのは、とにかく、風がよく吹くということだ。今日も近所の竹林が西風に吹かれて左右に大きく揺れ動いている。昔は、梅雨から夏の終わりにかけて、台風でもなければ殆ど風らしい風は吹かなかった。そよそよという風でも、「あーいい風」とかうそぶきながら、有り難がったものだ。
今は、春先からブンブン風が吹く。台風もお構いなしにやってくる。百年経っても、季節というものは変わらぬ形でやってくると思い込んでいたが、どうやらとんだ幻想のようである。
さて、今日の昼飯は、野菜天麩羅蕎麦だ。ウソだ、ワレ。158円のカレーパンだ。ワレ。
What the fuck, men!
BLM fury breaking into the darkness
A sizzling pavement, it's insane
ところで、梅雨といえば、昔はこうではなかった。小学校の頃は、雨が降ると水たまりがよく出来て、長靴と傘で泥水をかき混ぜて遊んだ。通学路に茶の木があり、そこによくカタツムリを見つけた。そのまま家まで連れて帰ってきて、段ボールの家を作ってやったものだ。気がつくと、カタツムリは、干上がって殻だけになったか、或いはその前にどこかに消え失せていた。
やれツブリ 干上がる前に 退避せよ
中学校の頃、体育の時間にグラウンドで野球をしていると、「あれ、6月って結構暑いんだな」と思ったことがある。何故かその感覚を今でも思い出す。そう、6月は梅雨といっても、暑いのだよ。
昔はコンクリートも少なかったので、地面が今ほど熱を帯びていなかったせいなのか、肌寒い日が多かった。だから梅雨といえば、ほぼ毎日しとしとと雨が降っていた印象が強い。
地球温暖化のせいなのか、最近の天候で大きく変わったのは、とにかく、風がよく吹くということだ。今日も近所の竹林が西風に吹かれて左右に大きく揺れ動いている。昔は、梅雨から夏の終わりにかけて、台風でもなければ殆ど風らしい風は吹かなかった。そよそよという風でも、「あーいい風」とかうそぶきながら、有り難がったものだ。
今は、春先からブンブン風が吹く。台風もお構いなしにやってくる。百年経っても、季節というものは変わらぬ形でやってくると思い込んでいたが、どうやらとんだ幻想のようである。
さて、今日の昼飯は、野菜天麩羅蕎麦だ。ウソだ、ワレ。158円のカレーパンだ。ワレ。
What the fuck, men!
BLM fury breaking into the darkness
A sizzling pavement, it's insane