ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

カテゴリ: アウトドア

 紅葉の湖をのんびりとカヤックで巡る。。。これが、オレがカヤックをやろうと決意したときの脳内イメージであった。それから苦節5年、今ようやくそのチャンスが巡ってきたのである。

 一月前、事前にロケーションチェックもおこなった。用意周到である。そしてこの週末、満を持して奥利根に乗り込んだ、てな感じ。

 計画は以下の通りだ。一泊二日のお泊まりコース。

 初日(土曜):朝、自宅を出発する。下道を120kmほど走行し、土合ドライブイン(RVパーク)を目指す。着いたら、カヤックの組立、食料買い出しを行い、夜は近隣の温泉に浸かって体調を整える。。
 二日目(日曜):早朝、奥利根湖を目指す。30分ほどの道のりである。着いたらあとはカヤック三昧、どこかに上陸したら、カップヌードルを食う。そして絶景の紅葉写真を収める。半日ほど楽しんだら、午後明るいうちに土合に戻り、夕方時分には撤収、そして帰路につく。夜には自宅で晩酌だ。

 計画は万端であったが、出掛ける前は天気や現地の混雑具合など、色々な不安があった。
 が、終わってみれば全てが計画通りに事が運んだ。日頃の行いのなんと良いことか。そう断じぜずにはいられない。ワラ。
IMG_1447
 谷川岳の登り口にある土合ドライブイン(RVパーク)。カバチャン、ホビー君、屋根上フジタ君初の三役そろい踏み。

 さて、日曜の朝、早起きをし、軽く朝食を済ますと、いざ奥利根湖へと向かう。誰も来ない川沿いのワインディング道を上ったり下ったりして、予定通り8時には奥利根湖(矢木沢ダム)へと到着する。
 これ以上時刻が早いとゲートが閉じていて侵入不能なわけだが、殺到する観光車両があるわけでもなく、拍子抜けするほどにすんなりと現地に着いた。

 すでに釣り人のモーターボートの何台かが列をなし、出艇時刻を待って待機している。オレは割り込むように進入し、ベストの駐車場所を確保した。

 ⒏時半になった。次から次へ湖上へと出て行くボートを尻目に、こちらはまだ段取り準備中。そうだ、出艇前のルーティン、色々やることがある。トイレも二度行った。ワラ。

 そうやってウダウダしていると、結局出艇は9時半となった。まぁ、想定の範囲内であろう。
okutone4
 目指すは、幽の沢(ゆうのさわ)だ。兎に角、漕ぐべし、漕ぐべし。途中、悪沢という渓谷?に立寄る。カヤックならではの写真スポットだ。
 
 努力の甲斐あってか、想定よりは早く、幽の沢のドン付きらしき砂地のある地点に着いた。まだ先はあるらしい。三メートルほどの川のような流れがある。が、流木に遮られ、それ以上遡ることは無理なようだった。砂地への上陸も試みたが、ちょいと難しい。
 水深も十分にあるし、その先に行くのがカヤックの醍醐味ではあるのだが、下手こいてのチンはいやだ。安全、安心は第一であろう。よって、引き返すことにした。
okutone7 (2)
 別の上陸地点を求めて西ゴンボリ方面を目指す。向かい風故に中々前に進まない。遠くに見えるのは牛ヶ岳か??

 白く見える湖岸は殆どが急な岩場である。上陸はできない。出来るとすれば、沢沿いであろう。遠くの方に、白い枯れ木の一群と赤く染まった紅葉の樹木が見える。そこを目指した。そこが上陸可能地点かどうかはまだ分らない。
okutone3
 目的とした紅葉と白い枯れ木のコントラストがステキなロケーションに到達した。

 近づいてわかったのは、そこが絶好の上陸ポイントだと言うこと。ここが、西ゴンボリなのか、それより手前なのか、既に通り過ぎているのか、そこはわからない。が、兎に角、絶好のランチポイントを発見した。ヨッシャー!
okutone1 (2)
 ここまで到達するのに三時間近く船を漕いだと思う。お湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーでランチだ。

 サンチャンは、どんぐりの実を拾っては食べている。それ食べられるのか?
17001251549419
 オレはこんな感じでお湯を沸かす。来た時よりも美しく。ゴミは人が落としていったモノまで拾う。
okutone6 (2)
 上陸してのんびりしていたら、あっと言う間に時計は1時半を指している。よって、あまり日が傾かないうちに、出艇場所へと急ぐことにした。
 時々すれ違ったり追い越してゆくモーターボートが発する波で我が艇は葉っぱのようにユラユラと揺れる。

 アルアルだが、帰りの方が近く感じた。追い風の助けを借り、一時間もしないうちに、ダムが見えてきた。あとは、惰性で岸を目指すだけだ。

 この日は、うちら以外では、2艘のアリュートののんびりと漕ぎ行く姿が見えた。が、それ以外カヤッカーは見かけなかった。紅葉が素晴らしいのに、不思議。もっといるかと思った。
IMG_1451
 そうして2時半には出艇場所へと帰着した。やりきった感は120%。都合5時間のカヤックツアー。これまでの最長を記録した。

 あとは来たときと同じようにバタバタと後片付けをすると、管理人のおじちゃんともしばし言葉を交わし、3時半には湖を後にした。サンキュー、奥利根!
 そしてホビー君の待つ土合の根城へと引き返す。ものの30分だ。

 ホビー君で一息付いたあと、前日の残った食料で腹ごしらいも完了。雨模様の土合を6時過ぎには撤収する。あとは家に帰るだけだ。

 フジタ君は頭に載せたまま、ひたすら国道17号を南下し、21時には無事帰還とあいなった。
_DSC5983 (2)

 ここで、これまでのカヤック回数を整理しておこう。数えてみたら都合7回である。コロナのせいで2年ほどの休止期間もあった。

  1.玉淀湖で、モンベルの体験ツアー
   2.木津川で、フジタカヌーの体験ツアー
3.木津川で、マイカヤック受領ツアー
4.猪苗代湖で、キャンプツアー1
5.猪苗代湖で、キャンプツアー2
6.琵琶湖で、キャンプツアー
7.奥多摩湖で、紅葉ツアー

 時間は掛ったが、大分慣れてきた感はある。さてさて、次はどこかな。

 琵琶湖は楽し。。。

 8月16日の夜更けより20日までの4.5日を使って、琵琶湖周辺探訪の旅に出掛けた。

 Day0~1

 高速代を浮かせるべく、夜中にトレーラーを引っ張り、中央道をひたすら西へ向かう。途中、駒ヶ岳SAで仮眠した。

 米原ICを下りた頃には雨が降り出していた。ここからは、琵琶湖湖畔道路を反時計回りに西岸へと進む。

 12時過ぎに泊地であるサンタワーマリーナへと到着。最近登録されたばかりのRVパークである。ここを拠点として、遊ぶ予定だ。

 近江八幡

 午後から早速行動を開始。雨が心配ではあったが、近江八幡へ出掛けることに決める。琵琶湖をまたしても反時計回りに4分の一ほど巡るルートだ。へたすると、琵琶湖一周しかねない。ワラ。

 行き先は、賀茂神社と八幡堀である。

 賀茂神社は、7、8世紀頃に馬の牧場だったところだそうだ。そこを時の天皇の勅命か何かで神社とした。京都の賀茂神社の親戚のようである。

 鉄馬乗りのオレとしては少し興味があった。できれば、ここでオレのハーレー君のお祓いをしたい。が、ちと遠すぎるか。
LDDSC_9834 (2)
 想像していた賀茂神社とはちがって、人影もなく、随分静かな神社である。9月には大きな祭りがあるらしい。

 八幡堀筋は、多分だが八幡神社の周りに巡らされた堀の縁に発達した町家かなにかの名残であろう。八幡に馬の組み合わせとしては、平安時代には軍馬の産地であったのかも知れない。
ldDSC_9869
 この堀の風情がとてもいい。堀端に立つ「かわら博物館」にも立寄った。
ldDSC_9873 (2)
 昔はここはなにがしかの軍事拠点だったのではないかと思わせる八幡神社界隈だ。

 日も暮れかけてきたので、近郊の日帰り温泉でひとっ風呂。9時過ぎに泊地に到着すると雨は本降りとなった。

 この日の夜は大雨警報が近畿地方に発令され、豪雨となった。琵琶湖が氾濫しないかと心配したが、どうやらそのようなことは起こらなかった。

 太古の昔であれば、淀川が氾濫し、難波京は水浸しになったに違いない。勿論、Hobby君の中は安全安泰である。

 Day2

 貴船→鞍馬→三千院

 琵琶湖西岸から一山を越えれば、そこは京都である。よって、この日は、貴船神社→鞍馬寺→大原三千院を巡った。
 貴船と鞍馬はパワースポットである。オレ的には何も感じないが、有り難さはこの上ない。
ldDSC_9877
 貴船では、クルマが停められるかどうかが勝負であった。幸いコインパーキングを発見。ラッキー!貴船神社まで300mである。料金は30分500円だったか。オレは1,000円払った。多分コレが標準コースだ。
 駐車場は、奥宮横にもある。が、こっちはちょいと位置的には偏っている。
ldDSC_9901 (2)
 前日の大雨のせいで、川床料理は開店休業。濁流によって、風情のみじんもない。
ldDSC_9893 (2)
 奥宮がそもそもの貴船である。ここは外せないというので、辛抱して歩いた。本宮より+300mくらいだろうか。
ldDSC_9929
 鞍馬は山を登った。オレ的にはかなり頑張った。その甲斐あって、鞍馬寺に到達。
ldDSC_9932
 ここはその昔UFOが降り立った場所だという。ふむふむ。

 三千院は、苔寺として有名。修学旅行で来たことがあったようななかったような。コケだらけの素晴らしい寺院であるが、イマイチ由来の知れない三千院。寂光院ともよく混同されるきらいがありそうだ。
ldDSC_9941 (2)
 夕刻、泊地に帰投すると、まだ空は明るかったので、カヤックの組立を開始する。翌日起きたらすぐに出航できるようにするための準備だ。

 Day3

 カヤック

taranoki-20220819-101020
 サンタワーマリーナの浜辺が出艇場所だ。ここから、白鬚神社を目指す。片道2.5km。湖岸沿いを北上する。
ld_DSC5871
 久しぶりのカヤックだったので、少しの波でもフジタ君に当たると不安になる。

 それでも、次第に調子を思い出すと、気分は最高!若干右手に筋肉痛?があったが、湖上参拝の御利益か神様からのパワーを貰うと、いくらでも漕いでいられそうになった。

 やっぱり、カヤックは楽しい!
taranoki-20220819-095414
 サンタワーマリーナが見えてくる。この辺りは絶好調。

 往復5kmのカヤックツアーを楽しんだ後は、今度は白鬚神社を地上から参拝。が、その前に腹が減ったので神社近くの白鬚蕎麦で十割蕎麦を食うことに決定!
IMG_1372
 ここからの琵琶湖の眺めも最高!そばつゆにラー油をちょい足しする、真っ黒クロスケ蕎麦。海苔がたっぷり掛っているので、黒く見えるのはそのせい。
 この日は気温もドンドン上がり、サンチャンをクルマに一人残しておく訳にもいかないので、蕎麦は交代交代の一人飯。

 白鬚神社→気比神宮

 腹が満ちたので、愈々白鬚神社へ。地上からの参拝である。
ldDSC_9965 (2)
 さっきとは反対側から湖上の鳥居を拝む。交通量の多い幹線道路が走っていて、神社を分断している。道路を横断して、湖畔にアプローチすることは禁止されている。が、ヤカラは後を絶たないようだ。

 裏手の森の中のお岩さんもしっかりチェック。某Youtuberスピリチュアリスト推奨のパワースポットだ。

 さてまだ日は高い。山の上から琵琶湖を望む「なんとか」というところへ向かうことが当初の計画ではあったが、もう琵琶湖は十分堪能した。よって、敦賀の気比神宮へと向かった。
 白鬚神社から40kmもない。ここから近江八幡へ行くのと変わらない。案外近いのだ。
ldDSC_9981 (2)
 峠越えの道を一時間走ると、そこは日本海側。敦賀の町である。気比神宮は若干オレのイメージとは違っていた。

 がそんなことより、オレの一番の興味は、5世紀以降に瀬戸内海が開削され、半島からの船が瀬戸内海を通るようになるまでの、半島と近畿を結ぶ航路は、北九州から出雲、丹後方面を経由し、敦賀からは川を遡上、最後は船引で峠を越え、越えたらまた川を下り、琵琶湖にでる。琵琶湖からは淀川を下る。

 この山越えのルートの実際の雰囲気を味わうためである。

 神功皇后が朝鮮へ出兵した際には敦賀から出航したとも言うし、難破した渤海使の船が敦賀から上述のルートで近畿に回航されたという話もある。

 てなわけで、敦賀へ行った。オレ的には結構重要なドライブだった。

 夕方、泊地に戻ると、カヤックのお片付け。

 day4

 この日は帰るだけ。
 来たときとは異なる東名ルートを選択。中央道は山間部を抜けるので、上がったり下がったりが多いのだが、名神ー東名ー圏央道ー関越ルートは比較的平坦である。
 燃費の違いがどう出るのか興味があるのだが、分らずじまいだ。

 結局、10時に出発、途中昼飯休憩を挟んだりし、厚木手前と圏央道で多少の渋滞に巻き込まれたが、19時には帰着の旅となった。

 ここで、大まかな旅の費用を計算しておく。

 *高速料金ー約22千円。中型料金である。行きは深夜割のおかげで安く済んだ。
 *ガソリン代ー給油回数は満タンスタートで3回。約35千円。牽引は燃費も嵩む。
 *宿泊ー13,200円(サンタワーで3泊、電気水道、シャワー込み)
 *食費ー約20千円。晩飯は基本スーパーの買い出し。酒込みで安上がり。
 *観光ー駐車料金込みで約10千円。あるいはそれ以下。

 **合計ー約100千円なり。

 この日数でのトレーラー旅の総費用は、大体10万円というのが、定番である。安上がりなのか高下がりなのかは良くわからない。
 時間があって、下道で動けるのなら、高速代は浮く。
 
 が、やっぱりヘッドを切り離してあちこちへ動き回れるというこの機動性は、トレーラー旅ならではである。ここは譲れない。

 それでもいつも脇役のHobby君の写真はない。帰ってきてから気が付くのであったが、今回は、マリーナの駐車場という条件もあって、Hobby君を石けんでジャブジャブ洗ってあげた。見違えるほどにキレイになったことは言うまでも無い。
ld_DSC5879
 今回は3年ぶりかそれ以上ぶりのカヤックであった。組立て方を思い出すのに一苦労した。左右のバランスがしっかり取れているか(組み上がった状態でどちらかにズレているのでは?)という不安があったが、杞憂であった。

 今年、紅葉の時季にでも、もう一度くらいはカヤックに出掛けてみたい。うん、紅葉だな。

 

  

 



 

 

ダッチオーブン。。。必要か?

 2011年10月に山荘を購入して、記念すべき10年が経過した。10周年記念である。特別何かするということではないが、感無量である。

 今回は水抜きが目的で、金曜の夜から出掛けた。高速料金は、2週間ほど前から、割引料金が適用になっている。これはでかいな。
 山荘には夜中の1時前についた。勿論、辺りは真っ暗だ。

ueno202111b-20211120-075430 (3)
 早朝の清々しさは、格別である。サンチャンに起こされなければ、まだ寝ている時間だ。

 早く起きたので、朝食後薪割りを始める。翌週、Hobby君のオーナー大会が富士山麓のキャンプ場で開かれる。そこで、ささやかながらも焚き火をするので、その薪の調達が目論見である。調達費用はゼロ円さ。
IMG_0936
 これは、中々いい運動である。木がしっかり乾いていると、切れ味抜群の斧の威力が最大限に発揮される。
IMG_0937
 人力刃物3兄弟。手斧も薪を細分化する時にしっかり仕事をする。が、ヘッドについてているはずの楔がなくなっていた。ちょっと取り扱いに注意が必要だ。
 鎌は草刈り用だ。未だに生え残っている熊笹の掃討作戦に動員される。が、最近余り研いでやっていない。
IMG_0943
 薪を調達できたら、焚き火だ。若干、火付きが悪い。そしてこのあと、新たに購入したダッチオーブンを試しに使ってみるという寸法だ。
IMG_0944
 こんな感じだ。インスタ的には見た感じ悪くないのだが、火加減が出来ないのと、中がどうなっているのか皆目分らないところが問題である。途中で蓋を取ってみてもいいのか?
 ダッチオーブンの使い方については、予習すらしていない。。。よって、あとは推して知るべし。
IMG_0947
 たっぷり時間を掛けたら、この有様だ。すっかり水分が抜けていて、パサパサした出来映えとなった。タマネギだけが良い具合だったか。
 途中、蓋の隙間から大量に水蒸気が吹き出すのを目視していたのだが、あの辺りが下ろしどころだったに違いない。まぁ、これも実践的学習である。

 あとは、具を皿に盛って、黙って喰うしか道はない。大分涼しいこの頃(日中で10度くらい)だが、太陽が出ている間は外でも結構気持ちが良い。
IMG_0948
 それにしてもダッチオーブン。。。次回いつどこで使うのか、皆目見当がつかない。多分、お蔵入りするであろう。結論を言えば、所詮はダッチなのである。チキンを蒸し焼きにするのにダッチでなければならない理由がそもそも見当たらない。

 チキンにはもっと旨い食い方があるのだ。ダッチの真似して、態々マズくする必要もない。
 チキンよ、ありがとう。ワラ

 薪ストーブで遊ぼう

 菅平高原の最低気温がマイナス5度を下回り、最高気温が0度近くになってくると、そろそろ水抜きをしなければならないタイミングとなる。

 オレの場合、11月下旬がその時だ。凍結の目安となる気温に落ちるのは、12月の上旬だが、下がるときは突然下がる。保険の意味でも、少し早めに措置しておく必要がある。事前に計画を固めるにしくはない。
 
 と言うわけで、11月28、29日を今年の水抜きイベントの週末と決めたわけだ。前もって友人家族を誘って、十ノ原へと向かった。

 が、仲間もいるし、ただ水抜きをしてもつまらない。よって、初日は庭に薪ストーブを出して、トマトカレーを作ることにしたのだった。

 上田のツルヤ(長野に限らずの一押しスーパー)で食料を調達したあと、山荘には昼過ぎには着いたのだが、山を上り始めた時点で雪が舞い始めていた。「あ、外での料理は無理か。雪だぞ」と思った。気温も2度である。

tonohara09-20201129-075037

 昼飯は、ツルヤで買ってきたパンと家から持ってきたハンバーグだった。腹ごしらえをしたら、しばし、室内待機だ。山の空は変化に富んでいる。雪は降り続けるかも知れないし、急に青空を覗かせるかも知れない。

 天気予報では夕方から雪は止むと出ていたので、まぁ様子を見るかということになった。すると、予報通り、日も沈む頃になって、雪は止んだ。。。

 こうなったら、やるしかない。
 庭に積んである薪用の木を、斧でかち割って薪を作った。薪は雪のせいで湿っていたので、着火には、バーナーを使った。そう、キャンプの醍醐味は必要ない。

tonohara01-20201128-184821

 というわけで、上の写真のようになった。周囲はうっすらと雪化粧しているが、薪ストーブの周辺は、雪が解けている。
 
tonohara04-20201128-184841

 外は寒いので(0度かそれ以下)、オヤジ二人の仕事である。オレらは十分楽しんでやっているので、別に苦行ではない。

tonohara03-20201128-185340

 酒を飲みながら、鍋の番だ。薪ストーブの周りは結構温かい。ランタンを持ってくるのを忘れて、懐中電灯にペットボトルを載せて、即席LEDランタンをつくった。

 ストーブは燃えさかると、ボンボンボンと脈動する。実際に、本体も揺れる。薪はいくらでもある。エンドレスだ。

 たき火もメチャ楽しい。家の中からは、それでも誰も出てこない。

tonohara14-20201128-192039

 というか、近づきすぎるとアッチッチになる。焦げカスが見えるが、回収し損なったアタリメだ。少しあぶるだけで、アタリメは柔らかく香ばしくなって、ベストの食い方である。

 本当に寒くなれば、家の中に駆け込むだけだ。

tonohara02-20201128-192525

 酔ってくると、階段の上り下りも足下がおぼつかなくなる。凍っている。転倒には要注意だ。

 苦労の甲斐あって、トマトカレーは上出来であった。夕食、翌日の朝食、昼食で食べきった。

tonohara10-20201129-080749

 夜中にまた雪がちらついたようで、翌朝にはまた地面が白くなった。水抜きもしなくてはならないし、片付けるのが面倒だな、と思う瞬間である。


 
これは、超オススメ。上の写真に載っているのも、これだ。

   猪苗代湖モビレージへゆく

 十津川から帰った後、早速、初カヤック旅行を計画した。行き先は、前年もトレーラーを牽いて御世話になっていた、猪苗代湖モビレージ(オートキャンプ場)である。トレーラーを牽いていく場所としては、俺的にはベストの選択である。

 出掛けたのは、盆明け8月の16-18日だった。一日はカヤック、一日は裏磐梯観光というプランだ。前年行ったとき、レンタルカヤックで、体験済みだ。そういう安心感もあった。



 ツアーと違って、自分らだけでマイカヤックを漕ぎ出すというのは、レンタルとも違う妙な不安があった。横波を受けて転覆したらどうしようとか、そんな類いの心配から、サンチャンが落ちたらどうしようとか、モーターボートにぶつけられたらどうしようとか、途中でオシッコ我慢できなくなったらどうしようとか、そんなことまで気になってくる。

 が、大体の心配は、一度漕ぎ出すと、あっという間に杞憂に変わった。

 川もいいが、やっぱり湖はいい。風の影響はあっても、水が流れていないという安心感とも相まって、ゆったりとした気分で、カヤックを楽しめた。

 まぁ、こういうのを、期待していたわけだが、期待通りだった。2km先の小島を目指し、一周してくることも出来た。やれるよ、これ。

LD_DSC1577
 まずは日橋川を上っていく。探検気分が味わえる。前方に見える橋は十六橋。釣り船もチラホラ。

LD_DSC1549
 日橋川の次は、翁島を目指す。サンチャンも、結構楽しんでいる様子だ。いつか泳ぎ出すかも知れない。

LD_DSC1551
 翁島に上陸。記念撮影。上陸して良かったのか、今度確認しないといけない。

LD_DSC1560
 翁島をぐるりと廻って、モビレージに戻ってきた。うちのカバチャンとホビ君が待っている。これはいいショットだ。

LD_DSC1586
 船着き場?はこんな感じ。ここから皆出て行く。

DSC_4828_108 (2)
 畳む前には、しっかり乾かさないといけない、ということで、ピナ君は、最後は天日干しになる。こうして見ると薄っぺらい。ワラ。

LDDSC_4768_083
 皆楽しそう。子供たちは、絶対好きだな。

DSC_5099_085
 皆で記念撮影。これは帰りの日だったか。奥の鉄仮面はオーナーのトレーラーだな、多分。

LDDSC_4920_132
 夏の終わりのこういう風景が好きだ。


海を眺めているだけでも、気分爽快。日焼けには注意。パラソルは必需品。

ファミリーはこれで十分楽しめる。海より湖が安心。


このページのトップヘ