ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

カテゴリ: 菅平高原 十ノ原山荘

 前回水出しに来たのが4月の中旬。およそ3ヶ月ぶりの十ノ原である。

 山菜はほぼ終わったであろう。おそらく庭は草ボウボウで、土日は庭仕事に違いない。そう覚悟はしていた。天気予報ではこの週末は雨である。

 途中で鹿や狸と出会いながら、1時前には、山荘到着。なんじゃこりゃぁのレベルで草が生い茂っている。暗闇の中、近年余り見なかった山ウドがオレの身長より高い具合に庭の真ん中を占拠しているのがわかる。

 夜が明けたら、刈払機をフル稼働させねばならない。鎌では勝負にはならないだろう。二時間の深夜ドライブで疲れ切ったオレの脳みそでも簡単に想像できた。
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 朝起きて庭に出てみると、こんな感じだ。今までにない繁茂のし具合である。お隣さんの庭がキレイなだけに、こっちのこの状況は許しがたい。
 雨が時折落ちてくるぐずついた空模様である。
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 ホタルブクロが群生している。こんなのを見るのも初めてだ。蜂たちがブンブンいいながら、蜜を吸いに来ている。
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 日に当たる場所では色が濃く出る。下界では気温のせいかもしれないが、この高地育ちは中々育たない。
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 いつも大量に生えてくる蕗を今回は大量に収穫した。面倒くさいが、あとで何か料理する予定だ。
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 ホタルブクロに混じって虎の尾の花も咲き始めている。毎年同じ場所に何本も花を咲かせるが、余り拡張していく癖はないようだ。
 拡張と言えば、芝桜だ。あいつらは、いくらでも領土を広げて行く。そこはノコギリソウとのせめぎ合いの場でもある。
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 草刈り後は大分すっきりした。
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 夏は白樺の葉が空を覆うので、その下に植えた林檎の木はいつまで経っても育たない。品種は陸奥だったか。それでも、枝葉は少しずつ成長しているようだ。まぁ、林檎が生ることはなさそうだが。

 この週末は、除湿機が壊れたのかと思うほど、湿度が異様に高く、すごく寝苦しい、過ごしにくい2日間であった。
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 この日もいつもの千古温泉に浸かったあとには、蕎麦を食して帰路につく予定だったが、生憎蕎麦屋が閉まっていたので、そのまま小諸まで足を伸ばしてステーキなるものを1年ぶりで味わう。
 肉で腹を満たした後は、軽井沢を抜け、そのまま下道をひたすら自宅まで走り続けた次第。夜の10時には帰宅。依然気温は30度。暑い。。。蒸す。。。
 兎に角、蒸し暑い週末であった。




 ローライダーくんの年間走行目標は3000kmだ。なんとなくそうなっている。この一年はここまで8ヶ月で2000km走っている。あと4ヶ月、ノルマ達成は見えている。が、梅雨に入ると走れなくなる。
 で、天候のいいこの時期に距離を稼ぐべく、十ノ原までドライブとなった。
 
 バイクの方が、高速代が安いから、と言うのもあるが、そろそろコシアブラが収穫時かと思い合わせて出掛けたわけである。帰りは山草をリュック一杯にして帰路につく。そう目論んだ。

 しかし、この日は高速道がGWで一番混むと言われている5月3日の旗日だ。高を括っていたが、やはりひどい目に遭った。

 吉井ICまで254で下道を行く作戦を立てる。途中までは良かったが、寄居を過ぎた辺りで、この先に11kmの渋滞があります、なんてナビが言うモノだから、寄居PAから関越に乗る決意をする。
 これが裏目だったのかは良くわからない。余りのノロノロ渋滞に遭遇。後からやって来るバイクはすり抜けスイスイ先へ行く。が、オレは気分が乗用車なので、クルマの渋滞に真っ向から付き合う。ストップアンドゴー。

 美里の先で、タンデム乗りのジジイとババァが軽とバンパー接触して事故っていた。路肩にいたが、こいつらのせいで渋滞だったかも知れない。「ざけんな、ソレ見たことか」と横目であざ笑いながら、それでもオレはノロノロとクルマの後ろ進む。
 まぁ、なんだかんだで、ローラライダーくんの匍匐前進訓練にはなっている。しかも、オレは先を急いでいるわけでもない。ってか?

 上信越道に入って、この先30分の渋滞有りの掲示板を目にする。これはもうさすがに面倒になって、藤岡インターを下りる。
 目指すは富岡IC。てなわけで、254を再び進む羽目になった。

 富岡から再び上信越に乗るも、横川の手前辺りからまたもや渋滞。。。それでもやっと軽井沢からは急に流れ出した。あとは一気に十ノ原を目指す。
 で、結局我が山荘に着いた時には、すでに2時になっていた。
 お隣さんと裏手さんが来ていた。ちょっと賑やか。それがまた安心する。

 しかし、庭をみてガーンの衝撃。。。山草はどこ? 
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 何年か前に植えた芝桜はその勢力図を拡大している。柴桜山荘と呼ばれる日も近いか。タンポポともしっかりコラボしている。

 お目当てのコシアブラは、まだ固い芽のままであった。まぁ確かに例年では6月が山菜の季節なのだ。が、今年は桜も早かった。ソレを見越してイケるんじゃナイかと思った。が、当てが大いにはずれた。まぁ、こういうこともある。
 気を取り直して、行者ニンニクを摘んで、早々に山荘を後にすることになった。
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 こう見ると、白樺の若葉も芽吹き始めたばかりだ。天気は良く、気持ちいい。ビールが飲めないのが、残念で仕方ない。
 暗くならないうちに、出発の予定だ。

 柴桜山荘を後にして早々、別荘地内の狭い凸凹の曲がり角で危うくバランスを崩しそうになった。操舵をあやまり舗装路から外れて土の路肩に乗り入れた。ライダー君、コイツは四駆ではない。谷底に落ちるのか?そんな思いが脳裏に一閃する。
 が、後輪のパワフルトルクが効いた。エンジンを無駄に吹かしながら、体勢を立て直すと、なんとか窮地を脱した。一瞬の出来事である。

 こんなところで転倒したら、悲惨なことになっていた。無事ではあったがプチ・トラウマ感が後を引きそうだ。ワラ。それにしても、さすが頼れる相棒だ。頼むぞライダー!
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 ちょいとエイリアンに見えるときがある、ライダー君。カウルのせいだろう。なんだかんだで、いい相棒である。向こうはどう思っているか知らんが。

 そんなこんな(渋滞とひやっと君)はあったが、途中で給油を入れながらの3時間弱で、夕方6時前には自宅に着いた。ライダーくんの本日の走行距離はおよそ350kmなり。
 
 あとは行者ニンニクラーメンを食うだけの、憲法記念日である。

 ガスの点検があるから来てくださいというエナキスさん(エネオスではない)からの注文に応える形で、水出しを兼ねてこの週末3ヶ月半ぶりに十ノ原に出掛けた。

 最近の、金曜の夜中に出発し夜中に現地に着く、というパターンである。関越下りの渋滞がないというのは、もう一つのメリットかも知れない。

 それはそうと、4月の中旬といいえば、雪はまだあちこちに残っていて、下手をすればマイナス10度もあり得る4月中旬である。が、今年は違った。桜前線は既に津軽海峡を渡ったとか渡りそうだというこの春である。。。菅平も直ぐ下まで桜前線がやってきている。まさに春の装いであった。
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 久しぶりにスバルでやってきた。カバ君より数段早く着いたのは言うまでも無い。

 土曜日は終日雨であったが、日曜は良く晴れた。気持ちのいい、気温20度の菅平高原。。。最早夏も近いのか。

 さて、エナキスのガス設備点検員のお兄さんが、朝の11時にやってきた。作業は30分ほどであった。4年に一度の点検である。こっちはそんなのあったのか?覚えておらん的な対応。。。

 今回は、給湯器を新しいモノに交換することを考えていたので、その辺のアドバイスを受けた。←ここ、重要。で、後日見積書を送って貰うことにした。
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 こちらは20年ものの給湯器。何かあってからではイヤなので、今回はエコ給湯器に買い換える予定だ。ここで言うエコとは、どうやら廃熱を循環し再利用するらしいのだが。元が取れるかは定かでない。
 全く、出費が後を絶たないなぁ。
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 ついでに、追い炊き、温度調節可能な温水栓に変更の予定だ。
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 この真ん中辺りに見える四角いプレート状の物体が、実は無線装置らしい。ガスの圧力に異常が発生すると、それを検知し、遠隔操作でガスを止めることが出来るそうだ。中々の優れものと言えよう。時代はもうこういうことなのだろうよ、という感心のしよう。
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 菅平の4月とは思えない景色。写真では良くわからないが、フキノトウは全部開き切っていた。次は、コシアブラに期待するしかない。
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 が、そのコシアブラは、まだこの有様。芽も出ていない。そして無駄に上に上にと伸びてゆく。
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 翌日浜松まで出張するので、日曜の昼過ぎには十ノ原を離脱した。ビニールシートは前の晩の雨が溜まっていた為に放置。

 そして真田まで下りると、いつもの蕎麦を有り難く啜り終え、無事帰路についた。

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 ところで、雨の土曜日の午後、エナキス兄さんが帰った後、することもなかったので、前から気になっていた鹿教湯温泉へと出掛けた。「かけゆ」と読む。字面から想像するに、鹿が教えてくれた秘湯ということであろう。
 一応上田市内なのであるが、到達するのに一時間以上掛った。松本へと抜ける国道なんとか線の途中にある。

 弱アルカリ泉で高脂血症、高血圧系の持病に良いらしい。オレには最適。上の写真は、文殊の湯という日帰り入浴施設だ。大人一人300円、というのは有り難い。文身の入ったお兄さんもやってくる田舎の温泉場だ。
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 このナンとか川に掛け流しのお湯が最後に流れ込んでいる。春の桜、秋の紅葉、共に美しいと聞いた。確かにそんな雰囲気は十分にある。
 土曜なのに、余り食事の出来る店が温泉街(こじんまり)にないのが玉に瑕か。


 

 妹家族と過ごしたこの年末。28日の夜半に自宅を出発。十ノ原には0時過ぎに着く。気温はマイナス5度。雪は思ったほど積もってはいない。
 水出しは朝になってからだ。やる気が出ない。なので緊急用にトイレタンク用と飲料水はポリタンクに用意した。

 ここから2.5泊の年末山荘ライフだ。若い者らはスキーやスノボに出掛ける。オレはそういうことはしない。
 それでもオレなりに定番の時間を過ごした。

 最初はスパイシーチキンカレーを作ること・・・数日前にYouTubeでニューレシピをチェックした。この日は満を持して最高のカレーを作る、つもりだ。。。用意周到のおかげで、結構な出来映えであった。評判もよかった。が、画像は撮り忘れた。なので証拠はない。
 カレー作りのコツはつかんだ。最終目標は店の味を出すことである。

 二番目は菅平高原牧場にスノーシューしに出掛けること・・・目的は身体を動かすことと、そして写真を撮ることである。

 菅平にはスノーシューコースが二つある。パノラマコースと牧場コースだ。どちらにするか最後まで迷った。パノラマコースはリフトに乗る。即ち500円掛る。。。年を取るとこの500円という金額がなんだか重く肩にのしかかる。
 てなことで、行き慣れている牧場コースを選んだ。まぁ、朝起きたときは「行きたくねーな」とも思っていたので(出て行くのが面倒くさい)、お金を使うことを躊躇した。はぁ。
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 ここがスタート地点。駐車場には既に数台の車が停まっていた。他県のクルマである。スノーシュー目当てだろう。
 遠くに根子岳と四阿山が望まれる。皆、思い思いの方向へと歩き出す。コース案内板は各所にあるのだが、コースはあるようでない。
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 用意万端、歩き始める。雪の中に何かを落としたら、簡単に見つからなくなる。スマホの入れ場所がなく、胸ポケットに入れておいたら、一度後ろ向きにコケたとき案の定スマホが雪の上に飛び出した。ヤッベェ。これだけは、気を付けろ。
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 牧場を横断する可愛いキツネの足跡を多く見かける。一度だけ、歩いているところを見かけたことがある。近づくことは出来ない。
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 根子岳と四阿山を背景にした白樺の美しい姿。数歩歩いてはカメラを取り出すので、中々前には進めない。
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 オレ的到達点。菅平牧場の売店そばの東屋。パインなんとかというスキー場が対岸に見える。この辺りが、パノラマコースの終着点に繋がっている。元気な人は引き続きパノラマコースに向かうことも出来る。
 オレはここでおにぎり二個の昼飯と水分補給だ。そして来た道を戻る。勿論全く同じ所を通ることはない。
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 意味不明な物体。なんやねん。写真撮りには面白い題材。

 往復で3時間ほど。距離にして2.5kmの行程だ。散歩には丁度いい。何が起こることもないのだが、牧場の丘陵地帯を歩くので、緊急避難路的に道路がすぐ横を走っているのも安心材料だろう。
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 およそ、こんな雪の表面にとび出た木の芽などを撮って遊んだ。

 三番目は星系写真を撮ること・・・久しぶりなので赤道儀の組立に四苦八苦する。知恵の輪をやっている気分になる。しかもどこか壊れている。オマケに三脚も調子悪い。
 もう撮るのよすか?そんな気持ちと戦いながら、それでも諦めずに、なんとか機材セッティングをでっち上げ、夜空を写真に収めることができた。
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 0時頃まで月が出ていたので、これが沈むまで待つ。既に日付は変わっている。気温はマイナス5度位だろうか。星々は肉眼で見た方が感動の度合いは大きい。ワラ。 
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 この日はシグマの14mmの単焦点F1.8という好感度のレンズを使用したおかげで、開放10秒という短時間で星を捉えることが出来た。
 Pixenの赤道儀の調子悪さをカバーして有り余った。Pixenいらなくネ?と思った瞬間。ワラ。

 さて寝坊した大晦日の朝、気が付けばもう昼近い。
 早めの帰宅を決意。三日間よく晴れ渡る素晴らしい年末の天気であった。

 しっかり掃除をして山荘君に感謝の気持ちを伝えると、まずは「十福の湯」へと向かう。今年一年の垢を落とすのだ。。。
 普通ならばこの後、行きつけの「いたこ庵」で蕎麦を食すのであるが、大晦日は年越し蕎麦の注文が殺到して店にやって来る客の面倒まで見られないということが分っている。
 よって、とりあえず軽井沢まで下道を通り、適当な店があったらそこで昼飯兼晩飯を食おうという算段だ。

 が、結論を言おう。そんな店、なかった。
 更に高崎まで下道を通った。訳の分らん道を通って、危うく事故りそうにもなった。高速代を浮かして下道を行こうなどと考えては行けない。肝に銘じるべきだ。冷汗。。。

 で、結局、高崎市内の「木曽路」にて、トラフグコースをいただく羽目になった。何のことはない。3人で3万円なりの2022年家族で食べた最高額の晩飯となった。。。気がする。
 よって、更に高速代を浮かせるべく、自宅まで下道を走ったのは言うまでも無い。焼け石に水。


 あっ、そうだ、オレのブログを読んだという奇跡の人に出会った。しかも凍てつく夜中の1時過ぎの山の中で。。Iさん、ありがとうございます。あの後あなた達がどうなったのか、、、それだけが気がかりです。

 今年も早や師走。。。半年ぶりに十ノ原へ出掛けた。水抜きをするためだ。8月にライダー君で日帰りして以来だ。金曜の夜中に自宅を出発、1時過ぎに十ノ原に到着する。
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 庭はすっかり冬の準備。あと一月もすれば雪に覆われることだろう。
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 今回驚いたのがコレ↑だ! 庭の栗の木が初めて実を付けたのである。相当数のイガグリが落ちていたのだが、中身は全てもぬけの殻だった。動物が食べていったのか、近所の人間が取って行ったのかは定かでない。
 なにしろ、来たのが8月以来で、秋の風情を楽しむ余裕はなかった。山栗が毎年なるのかどうかは?なところはあるが、来年を楽しみにしたい。えらいぞ、クリ!
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 庭の樹木を相当切り倒したので、それまで日陰者だったこの栗の木は、見ての通り、屋根より高く大きく成長したのだった。自然の力はすごいな。
 まさか、自分の家の庭で山栗が収穫できるようになろうとは。。。プチ嬉しい。
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 こちら ↑ は、南面の生け垣?のニシキギの冬の姿。こう見ると、面白い形だ。全部で12、3本植わっているのだが、こいつらも、数年前より日当たりがよくなったせいで、元気復活した。 
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 この季節、夕暮れ時は少しさみしい。それでも、土日終日、庭の枯れ枝を片付けたりしながら、久しぶりにのんびり出来た。

 日曜午後には早めに水抜きを済ませ、十ノ原を後にする。そしていつもの温泉に浸かり、途中で晩飯を喰ったら、下道を通ってのんびり夜半に帰着した次第だ。

 水抜きはしたが、月末にはまた来るんだよなぁ。。。


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