愈々今日から教習がスタートした。

 事前に揃えた用具をおさらいしておく。

 ーヘルメット:ShoeiのZ7というモデルだったか。レトロバイクに似合うタイプだ。多分。

 ー靴:タイチのなんとかかんとか。ダイヤル式でワイアを締めるタイプだが、中々よい。

 ー手袋:どこのメーカーから知らんが、指短い仕様。それ以上に俺の指が短いので、親指、人差し指は余る。ナックルガードの左中指近辺が当たって、負傷。これは替えないとならない。 

 ーライディングパンツ:Napsで買った、ジーンズタイプ。短足の俺には裾が長すぎたのだが、Napsの店員さんのアドバイスで、バイクに跨がると長めでいいんです、とのことで、なるほどと思う次第で、裾がズルくらいで丁度良かった。

 ージャケット:ワークマンでセールになっていたヤツを調達。これも大きめだったが、内側にプロテクターを付けると、丁度いい感じになった。


 さて、教習は、バイクの扱いから始まる。発進の仕方を学んだ後、周回路をギアチェンジしながら回った。慣れてくると、S字とかクランクを体験した。6、7回は転けた。失速し、バランスを失うと転ける。

 バイクはホンダのナナハンだと思うが、シフトのインジケーターがニュートラルしかなく、今何速に入っているのかがわからないというハンデを初っぱなに背負うかたちになった。
 しかも、ギアチェンジペダルの上方に左足つま先をおいておくのだが、ちょっと触れただけで、すぐにシフトチェンジしてしまう。気がついたらニュートラル。。。というパターンで失速し、転けるのであった。

 
 ところで、今日の気温は7、8度、無風の天気予報であった。微妙な寒さである。じっとしていれば確実に寒い。が、運動している状態では多少暑くなる可能性もある。

 よってジャケットの内側に、ダウンのベストを着込むか着込まないかで最後まで迷った。挙げ句、寒いよりは暑い方がいいだろうという判断でベストを着込んだ。暖かさは確保されるに違いない。
 が、これが裏目に出た。バイクを取り回しているうちに、汗ビショになった。まぁ汗を気にする余裕もないのだが、暑かった。次回はベストは着用しない。

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 伸縮性抜群のジーンズ。パキスタン製という珍しい代物だ。膝にしっかりしたパッドが入っていて、裾にはジッパーがついているのはおしゃれだ。パキスタンを侮ってはならない。お値段はしっかり18,000円程。ブランド名は良くわからない。それでも結構気に入った。

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 ワークマンで購入した、バイク用ジャケット。値段は忘れたが、値引き後の値段が3,000円位だったか。プロテクターは付いていないので、バイク用と言ってもどこが?な感はある。脇の下前面にベンチレーション用のジッパーが両サイドに付いている。が、空気の抜け出口はない。


 俺にはもう一つ問題があった。メガネである。タダでさえ、ヘルメットを被った状態でメガネを装着するのに一苦労なのだ。
 そして、このとき初めて気がついた。これが頻繁に曇る。停止中にモワッと曇る。当りは暗くなった折、やばかった。半分以上が暗闇での操縦であった為、メガネが曇ると殆ど何も見えなくなった。
 これは対策が必要である。ロードバイクでは鼻水が問題であったが、バイクではメガネであることに気がついた。それでも、走り出すとすっと曇りは晴れる。

 靴は中々の履き心地だ。よい。だが、左足はシフトチェンジをしなければならず、頻繁に足首を上下しなければならない。そのせいで、足首より上、靴の一番上のひもが締まる当りを痛めた。
 締めすぎに注意したほうが良さそうだ。

 あと、アクセル側の手首とクラッチ側の指筋肉が相当疲れた。筋が痛い。まぁ、これは慣れだろうが、操作に習熟する必要がある。

 それでも、総じて思ったよりは、バイクを扱うことが出来たと思う。今日の学びは、「ニーグリップをしっかり意識する」と「視線は常に先を見る」ことの二点である。次回が楽しみだ。1週間後また戻ってくる。

 明日辺りに若干の筋肉痛が腕にでそうだが、兎に角面白いオモチャである。教習所の風景写真でも何枚か撮ろうと思ったが、それどころではなかった。

 今夜はぐっすり眠れそうだ。