オールを持ってくるのを忘れた。
だが、早く寝すぎたせいで夜中に目が覚めた。そこからは一向に眠れず、「カヤックの一日」を何度もイメージトレーニングしているときに、ふと気がついた。何かが、足りなくないか?
あれ?もしかして、オールがない? どこになったんだ?
そう、もしかして家に忘れた? あら、そうだよ。ん、どーしてだ? ガーン。忘れたに違いない。確信に変わるのに時間は掛からなかった。
寝床から突然ガバッと起き上がった。隣で寝ていた奥さんが、「どした!」とびっくりして起きた。
「オールがない」
「はぁ?」
RVパーク伊参(いさまと読む)に二泊する。夜になると大勢の人が集まってきて、夜通し何かをして、夜が明ける頃に皆どこかへ消えてゆく。不思議な場所だ。
古い校舎のようだが、子供はいない。その代わりに、なんだかわからないポスターが壁に張り巡らされている。
「はぁ」 オールがなくて、どうカヤックを漕ぐというのか。手で漕ぐか?
車の中をチェックしたが、あろうはずもない。一年ぶりのカヤックだったので、余り深く考えずに荷造りをしてしまったのだ。車に積んだ記憶も意識も全くなし。
あがいても無駄。ここは、頭を切り替えるしかない。空が白む頃から寝直し、寝坊して起きた。で、急遽写真撮影に出掛けた、という次第だ。お題は、決まっていて「駅」である。
観光案内書に出ていた「旧太子駅」(入場料200円)へと向かった。因みにこれ、「おおし」と読むという。「たいし」ではない。
大正時代くらいに廃線となった鉄道の駅の跡が、遺跡のような形で残っているらしい。
元々気にはなっていたところだ。時間があったら行ってみたい場所だった。まぁ、カヤックではなく、そっちへ行けという天の思し召しであろう。
題材としては悪くはない。
観光パンフレットにも必ず登場する廃線の景色。廃墟なのだが中々風情がある。
朽ち果てても、存在感のある貨車。鉱石を運んだらしい。
中之条という場所は、草津方面へ出掛ける際に必ず通りがかるが、これまで余り注目したことはなかった。が、カヤックを始めてから、碧の四万湖のことを知って俄にマイブームになった。イマイチ、地理的なイメージが湧きづらいのだが、横に長い町だということを今回初めて知った。
道の駅六合で蕎麦を食った後、前から気になっていた野反湖までのドライブを敢行。因みに、六合は「くに」と読む。「ろくごう」ではない。中之条。。。煩わしい読みが多い。ワラ。
野反湖は確か標高日本一の高さにある人工湖であったと思う。何を釣っているのか定かでないが、結構な人数の釣り人がいた。
標高が高い故、気温は19度。涼しさは格別。湖畔近くにキャンプ場もある。晴れていれば星空は相当キレイだろう。近隣に光がないから、菅平よりいいと思う。いつかチャンスがあれば、星景写真を撮りに来てみたい。
駐車場から、湖面まで下りてゆくことが出来る。湖一周10キロのハイキングコースがある。
中々眺めのいい湖だ。
帰りはまた六合の道の駅に寄って、そこのお湯(応徳温泉くつろぎの湯:狭いが結構オススメ。匂いがいい)に浸かって、伊参の宿営地に戻った。
中之条の観光スポット
四万湖でのカヤックを目的に二泊の予定で、中之条町に出掛けた。下見も済ませ、気持ちは用意万端。前の晩の酒も控えめ、早々に床につく。だが、早く寝すぎたせいで夜中に目が覚めた。そこからは一向に眠れず、「カヤックの一日」を何度もイメージトレーニングしているときに、ふと気がついた。何かが、足りなくないか?
あれ?もしかして、オールがない? どこになったんだ?
そう、もしかして家に忘れた? あら、そうだよ。ん、どーしてだ? ガーン。忘れたに違いない。確信に変わるのに時間は掛からなかった。
寝床から突然ガバッと起き上がった。隣で寝ていた奥さんが、「どした!」とびっくりして起きた。
「オールがない」
「はぁ?」
RVパーク伊参(いさまと読む)に二泊する。夜になると大勢の人が集まってきて、夜通し何かをして、夜が明ける頃に皆どこかへ消えてゆく。不思議な場所だ。
古い校舎のようだが、子供はいない。その代わりに、なんだかわからないポスターが壁に張り巡らされている。
「はぁ」 オールがなくて、どうカヤックを漕ぐというのか。手で漕ぐか?
車の中をチェックしたが、あろうはずもない。一年ぶりのカヤックだったので、余り深く考えずに荷造りをしてしまったのだ。車に積んだ記憶も意識も全くなし。
あがいても無駄。ここは、頭を切り替えるしかない。空が白む頃から寝直し、寝坊して起きた。で、急遽写真撮影に出掛けた、という次第だ。お題は、決まっていて「駅」である。
観光案内書に出ていた「旧太子駅」(入場料200円)へと向かった。因みにこれ、「おおし」と読むという。「たいし」ではない。
大正時代くらいに廃線となった鉄道の駅の跡が、遺跡のような形で残っているらしい。
元々気にはなっていたところだ。時間があったら行ってみたい場所だった。まぁ、カヤックではなく、そっちへ行けという天の思し召しであろう。
題材としては悪くはない。
観光パンフレットにも必ず登場する廃線の景色。廃墟なのだが中々風情がある。
朽ち果てても、存在感のある貨車。鉱石を運んだらしい。
中之条という場所は、草津方面へ出掛ける際に必ず通りがかるが、これまで余り注目したことはなかった。が、カヤックを始めてから、碧の四万湖のことを知って俄にマイブームになった。イマイチ、地理的なイメージが湧きづらいのだが、横に長い町だということを今回初めて知った。
道の駅六合で蕎麦を食った後、前から気になっていた野反湖までのドライブを敢行。因みに、六合は「くに」と読む。「ろくごう」ではない。中之条。。。煩わしい読みが多い。ワラ。
野反湖は確か標高日本一の高さにある人工湖であったと思う。何を釣っているのか定かでないが、結構な人数の釣り人がいた。
標高が高い故、気温は19度。涼しさは格別。湖畔近くにキャンプ場もある。晴れていれば星空は相当キレイだろう。近隣に光がないから、菅平よりいいと思う。いつかチャンスがあれば、星景写真を撮りに来てみたい。
駐車場から、湖面まで下りてゆくことが出来る。湖一周10キロのハイキングコースがある。
中々眺めのいい湖だ。
帰りはまた六合の道の駅に寄って、そこのお湯(応徳温泉くつろぎの湯:狭いが結構オススメ。匂いがいい)に浸かって、伊参の宿営地に戻った。
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