A long-hidden UFO investigative
unit within the Pentagon will make some of its
findings public, according to a New York Times report.
(長く秘密にされてきたペンタゴン内のUFO調査チームが、これまでUFOについてわかったことの幾つかを公開するだろうという。これは、ニューヨークタイムズ(NYT)のレポートである。)
ー 冒頭の動画は、アメリカ空軍がUFOを捉えた時の映像である。最近、UFO情報の開示への動きが活発化している気がする。本当に、なにか来るのか?
The unit, which is now part of the Office of Naval Intelligence, has spent over
a decade discussing mysterious events in classified briefings, according to the
news outlet. A government contractor told the Times that he gave a
classified briefing to the Department of Defense in March, describing
retrievals from “off-world vehicles not made on this Earth."
(NYTの記事によれば、そのUFO調査チームは、現在はアメリカ海軍情報局の組織下にあるが、不可解な事象を議論するために10年以上もの時間を費やしてきたという。ある政府特約のコントラクターがニューヨークタイムズ紙に語ったところによると、彼は、3月アメリカ国防省に機密事項の報告を行ったというが、それは、「地球の技術で作られたものでのない地球外の乗り物」から何かを回収したことに関する記述であったという。)
ー地球外の乗り物(Vehicleという表現をしているが、円盤?だろう)の存在が、米政府内で確認されていると言うこと。もうエリア51の噂もオカルト界の専売特許ではないようだ。
The Unidentified Aerial Phenomenon Task Force at the Office of
Naval Intelligence was described in a Senate Intelligence Committee report last month. The unit standardizes “collection
and reporting on unidentified aerial phenomenon, any links they have to
adversarial foreign governments, and the threat they pose to U.S. military
assets and installations,” the report said.
(先月、海軍情報局の未確認航空事象タスクフォースのことが、上院情報委員会において取り上げられた。そのタスクフォースでは、『未確認航空事象、敵対外国政府と繋がっている情報リンクの全て、そして米軍資産及び施設に対しての脅威、それらにかかわる情報収集と報告』の標準化が行われている。とレポートは説明している。)
ーとは言え、下にもあるように、まだ米政府内でも、UFO情報管理についての統一的なプロセスは確立していないということか。何故、このタイミングなのか。興味深い。
“However, the Committee remains concerned that there is no
unified, comprehensive process within the Federal Government for collecting and
analyzing intelligence on unidentified aerial phenomena, despite the potential
threat,” it added. “The Committee understands that the relevant intelligence
may be sensitive; nevertheless, the Committee finds that the information
sharing and coordination across the Intelligence Community has been
inconsistent, and this issue has lacked attention from senior leaders.”
(「しかし、上院情報委員会は、そうした潜在的脅威は認めるものの、航空未確認事象についての統一的、包括的なプロセスは連邦政府内においては確立していないという懸念を有するにとどまっている」と同レポートは付け加えた。「同委員会は、このような情報はセンシティブなものであることは理解しているが、何れにせよ、各情報機関間の情報の共有・連携は、統一的とはなっていないし、この問題についての上位リーダーらの関心が欠けていることは認識している。」)
ートランプ政権は、この問題については消極姿勢ということなのか。まぁ、今は忙しすぎて、それどころではないだろう。
AREA 51 PHOTOS FROM PILOT
REVEAL NEW VIEW OF MYSTERIOUS NEVADA BASE
(パイロットが撮影したエリア51の写真は、ミステリアスなネバダ基地の新しい光景を暴く)
In the report, the Senate Intelligence Committee directs the
Director of National Intelligence, in consultation with the Secretary of
Defense, to submit a report to the congressional intelligence and armed
services committees on unidentified aerial phenomena (or “anomalous aerial
vehicles”). The report must include “observed airborne objects that have not
been identified.”
(そのレポートの中で、上院情報委員会は、国家情報長官に対し、国防長官と協議の上で、下院諜報特別委員会並びに外交委員会へ、未確認航空事象〈或いは変則的な飛行対象物〉についての報告をするように指示している。その報告には、「正体が未確認とされている補足された飛行物体」が含まれることになる。)
ー11月頃には、なんらかの報告が上がってくるということだが、一般公衆には全てが公開されることはないだろう。その辺りのタイミングで、向こうからファーストコンタクトがあるとの、スピ界隈の噂がないわけではない。
The Committee says that the report should be submitted within
180 days of the enactment of the Intelligence Authorization Act for fiscal
2021. The bill was introduced on June 8, 2020.
(同委員会が言うところによると、その報告書は、2021年会計年度の情報権限法可決施行後180日以内には提出されることになる。その法案は2020年6月8日に提出されている。)
The New York Times reports that a small group of government
officials and scientists believe that objects of “undetermined origin” have
crashed to Earth and been retrieved, including former Sen. Harry
Reid. While some have been found to be man-made materials, there are
question marks over others.
(NYTのレポートによると、政府職員と科学者からなるある小グループは、「起源不詳」の複数の物体が地表に墜落したが、それらは回収されたと考えており、そのグループには、元上院議員のハリー・レイド氏も含まれている、という。それらのうちの幾つかは人工物であることが判明しているが、それ以外については疑問が残っている。)
The publication cites Eric W. Davis, an astrophysicist who worked as a
subcontractor and a consultant for the Pentagon UFO program. Davis, who
now works for defense contractor Aerospace Corporation, said he also gave
briefings on the recovery of unexplained objects to staff members of the Senate
Armed Services Committee and the Senate Intelligence Committee, on Oct.
21 and Oct. 23, 2019, respectively, the Times added.
(NYTのレポートは、エリック・W・デイビス、天文物理学者でありペンタゴンUFOプログラムで下請け兼コンサルタントとして働いたことのある彼の言を引用している。デイビスは、今は防衛産業企業のエアロスペース・コーポレーションで働いているが、その彼が言うには、彼自身も、説明不可能な物体の回収についてのブリーフィングを複数回にわたって、上院外交委員会と上院情報委員会のスタッフメンバーらに行っているという。2019年の10月21日と同23日の二回である。と、NYTは付け加えている。)
ー上で言っている話と同じ内容だと思われる。デイビスが、上院外交委員会と上院情報委員会には去年の10月に、国防総省には今年の3月に、ブリーフィングを行っているという解釈でいいだろう。それにしても、新聞記者の記述はわかりにくい。それとも俺の英語力のせいなのか。
ARE UFOS A THREAT? WE NEED TO
INVESTIGATE, SAYS FORMER HEAD OF SECRET US PROGRAM
(UFOは脅威なのか?我々は確認する必要がある。シークレットUSプログラム?の前局長は言う)
“As we have said previously, the Department of Defense and all
of the military departments take any incursions by unauthorized aircraft into
our training ranges or designated airspace very seriously, and examine each
report,” a spokesperson for the Department of Defense told Fox News, via
email. “This includes examinations of incursions that are initially
reported as ‘unidentified aerial phenomena’ (UAP) when the observer cannot
immediately identify what he or she is observing.”
(「前にも言ったように、国防総省と全ての軍関係部門は、未許可航空機による我々の各種訓練区域や立ち入り制限空域への侵入を非常に深刻な問題として受け止め、個々のケースを精査している」、と国防総省のスポークスパーソンは、メールでFoxニュースに語っている。「これには、パイロットが発見時、即座にそれが何なのか判断が付かない場合、未確認航空事象(UAP)として一次的な報告がなされる訳だが、そのような不法侵入のケースについての精査分析が含まれている。」)
ー軍は職業上、UFO=宇宙人がいる、という論は好まないのだろう。ロシアか中国の新型兵器なのか?というFoxのアンカーの質問もあったが、普通に考えて、それはないだろう。
The Department of Defense, she explained, does not discuss
publicly the details of either the observations or the examination of reported
incursions into its training ranges or designated airspace, including
incursions initially designated as UAP.
(国防総省は、当初UAPと判定されたものも含み、訓練区域や制限空域への不法侵入についての報告に対する所見や調査結果の詳細については、これを公に議論することはない、とスポークスパーソンは言う。)
“Regarding the task force mentioned in the article, I can say
that the department is creating a task force to gain knowledge and insight into
the nature and origins of UAPs, as well as their operations, capabilities,
performance, and/or signatures,” she added. “The mission of the task force will
be to detect, analyze, catalog, consolidate, and exploit non-traditional
aerospace vehicles/UAPs posing an operational threat to U.S. national security
and avoid strategic surprise.”
(「記事の中で触れられているタスクフォースについて言うことが出来るのは、国防総省は、あるタスクフォースを編成し、UAPの性質と発生源さらには、彼らの行動様式、各種能力、性能、或いは特性についての知識と識見を得ることを目指している、ということである」と、スポークスパーソンは付け加えている。「タスクフォースの使命は、米国安全保障への作戦上の脅威を生み出している非伝統的な飛行物体・UAPを、検出、分析、分類、統合、そして利用することであり、戦略的サプライズを回避することにある。」)
Fox News has also reached out to Aerospace Corporation with a
request for comment on this story.
(Foxニュースも、エアロスペース・コーポレーションにコンタクトし、この件についてのコメントをリクエストしている。)
In speaking with the New York Times, Reid said he believes the
government and the private sector may have retrieved materials from
unidentified objects. “After looking into this, I came to the conclusion that
there were reports — some were substantive, some not so substantive — that
there were actual materials that the government and the private sector had in
their possession,” Reid said in the interview.
(NYTとの話の中で、レイドが言っているのだが、彼は、政府とその民間部門(エアロスペース社のことか)は未確認墜落物体からなんらかのものをすでに回収したと考えているという。「この件をよく調べた結果、私は、ある結論に達している。 ーあるものは、ホンモノであり、あるものはそうでもないのだがー政府とその民間部門が実際のモノを管理しているとする複数の報告が存在するということだ。」とレイドはインタビューで語っている。)
ー回りくどい言い回しで訳すのに苦労する。要は、政府は何か(UFOの存在を確たるモノとする証拠)を既に手中に収めているということだ。
PENTAGON
SHOULD RELEASE UFO REPORT, SENATE INTELLIGENCE COMMITTEE ARGUES
(ペンタゴンはUFOに関する報告書を公開すべきである、と上院情報委員会は捲し立てる)
"They would be surprised how the American public would
accept it," Reid said during the wide-ranging interview.
"People from their individual states would accept it."
(「彼らはどのようにアメリカの公共がそれを受け入れるかについて驚かされることになるだろう。」とレイドは広範囲(?)のインタビューで言っている。「各州から来た人々はそれを受け入れることだろう。」(意味不明)
ーReidは上院情報委員会のメンバーではないと思われるが、なんでここで彼の言が飛び出してくるのか?しかもトンチンカン。日本のメディア記事と変わらないのかな。それにしても、キリスト教徒にとっては、宇宙人なんかが現れたら、大パニック、精神崩壊は目に見えている。受け入れることは出来ないだろう。そこが欧米人の最大の弱点かも知れない。
The former Nevada senator has also tweeted multiple times about
the topic, including in April, when he said he was happy the
Pentagon released three videos of "unidentified aerial phenomena",
adding the "American people deserve to be informed."
(このネバダ州の前上院議員(Reidのこと)は、本件について複数回ツイートもしている。4月にペンタゴンがUAPのビデオを公開したときも、彼はそのことに満足だと語っているし、アメリカの人々は、情報を共有するに値する人々だとも付け加えている。)
ーいやいや、キリスト教原理主義者は発狂する。2020年という年は、色々な知られざる真実が表に出てくる年となっているようだ。
Foxニュース(2020/7/25)
retrieval:この単語の意味は難しい。ここでは複数回出てくるが、後半では、明らかに「回収」を意味していると思われるが、初出では、どういう意味なのか、前後関係からもはっきりない。意味としては、「回復」「訂正」「読出し」「想起」「検索」「探索」「修正」「挽回」「補充」等々あり、どれが適当なのか、選択に迷う。
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