俺の場合、ヘッド5m、トレーラー7mでトータル12m弱で牽引するわけだが、牽引する際の注意点を挙げておく。

トレーラースペック詳細はこちら
https://www.tozaiateo.co.jp/caravan-detail/?id=9


 1.一番のネックは、バックなのだが、真っ直ぐ直線的にバックすることはほぼ不可能。微妙なハンドル捌きが必要なのだが、思った以上に早く、どっちかに切れていく。

 2.これもバックの時の話だが、およそ10m後ろが全く見えない。バックモニターカメラをトレーラー後部に取り付けることは、必須。そして後ろで誘導してくれる人がいるのが基本。

 3.どこに行くにしても、前もって、通行できるかの入念なチェックが必要である。万が一、おかしなところに入ってしまって、バックで何10メートルも後退しなければならない、というような状況になったら、お仕舞いである。俺は基本、グーグルのストリートビューで確認するようにしている。

 要は気を付けなければいけないのはバックの時だけである。前進する分には、余り問題がない。内外輪差がどうとか言うこともあるが、コーナーはなるべく直角に曲がるということを心がければ、ストレスはないだろう。

こういうプラモで、牽引の仕方をシミュレーションするのがいい。意識を連結部に持っていくといい結果が出るようだ。



 とにもかくにもトレーラーを手に入れたことで、自由気ままに日本国中を旅する能力を手に入れた訳である。
 最初にやったのが、「クルマ旅」という団体?の会員になったことである。年会費、2,000円かそこらだ。
 それによって「クルマ旅」が提供する、日本各地の「RVパーク」他の車中泊施設に宿泊することが出来る。

 「RVパーク」以外には、「グルメパーク」(お店で食事をすることという縛りがある)や「遊YOUパーク」などがあるが、これらはレストランの駐車場や温泉宿の駐車場に車中泊するタイプである。

 これらの施設は、一泊2千円~4千円で安心して泊まることが出来るので、とても重宝する。これまで行った施設を全部紹介しておく。

 1.神流の湯(埼玉)ー 広い駐車場で、電源もある。温泉にも浸かれるし、レストランも22時まで営業している。使い勝手のいい施設なのだが、ここでバックの練習をして、カバチャンのバンパーをへこましたというトラウマがあり、以来行っていない。ワラ。

 2.みどりの村(埼玉)ー 小鹿野町の山の中にある。レストランが併設されており、ディナー、朝食ともOKだ。リピーターが多い。俺も二度ほど出掛けた。温泉は15分くらい走らないとない。
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 3.伊香保温泉+井草酒店(群馬) ー 伊香保温泉に行くならここ。但し、トレーラーの駐車にはテクがいる。バック90度の駐車、結構きつくて、RVベテランの酒屋店主殿に最後は入れて貰った。帰りは、酒をお土産に買うことを忘れてはならない。

 4.秘湯夏油温泉(岩手) ー 秘湯に浸かりたいならここ。ただし、秘湯と言うだけあって、何キロもすれ違い不能な細い山道を上がっていく。一度トレーラーとすれ違ったが、タイミングが悪いと、どっちかがバックしなければならない。ヒヤヒヤものだった。俺はもうここには行かないだろう。

 5.メイムズランド(北茨城)ー 海際の眺めのいい場所である。温泉も併設されている。夜の海とライトアップされた岩が幻想的だ。ただし、サイトは細長いので、うかつに奥まで入っていった俺は、Uターン出来ずに苦労した。達人ならOK。俺はもうここには行かないだろう。
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 6.あじがうら(茨城)ー ホテルの駐車場だが、早めに行ったら、楽々駐車できた。電源ナシと書いてあったのだが、秘密の電源があった。温泉はホテルに着いている。何度でも入れる。夕食も、ホテルのレストランで頂ける。美味しかった記憶だけが残っている。ここは、リピートするだろう。大洗方面へのアクセスも良い。

 7.中伊豆ワイナリー、シャトーTS(静岡)ー 温泉も近くで入れるが、シャトーでイタリアンとワイン・ビールが頂ける。駐車場は砂利だが広い。電源はない。トイレが離れのBBQ場の裏手になるので、ちょいと怖い。トレーラーの中で用足しするのが正解。リピートしている。

 8.津ぅ(三重)ー どこかの倉庫の駐車場っぽいが、伊勢方面へ観光するには絶好の拠点である。温泉施設まで行くには20分くらい運転しなければならない。

 9.ロマントピア月ヶ瀬(奈良)ー 梅の里で有名なところらしい。サイトは広い。駐車にストレスはない。近くに温泉施設がある。奈良観光には絶好のポジション。
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 10.セントラーレ・ホテル京丹後(京都) ー 指定された駐車スペースが結構難しいところにあった。お願いして、一般駐車場に停めさせて貰った。4台分占有したが、なんとかなった。ここは、天橋立からも近く、丹後地方の見所は全部カバーできる。とてもいいロケーションだ。城崎まで足を伸ばした。リピートしたいが、サイトに難があるので、なんとも言えない。
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 11.ねやフィッシングパーク太公望(石川)ー 能登島の入り江にある、とてもキレイな場所で、日本ではないような不思議な雰囲気がある。このあたりは、牡蠣が有名で、絶対トライすべき。羽咋から輪島方面へと能登半島一周のドライブも印象的だった。ここは、リピートするだろう。
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 12.はすぬま(千葉)ー 九十九里浜に近い。大雪の日に出掛けたのだが、カバチャンのバッテリーがイカレて、二泊の予定を切り上げて、這々の体で、帰宅した思い出が残った。翌日、ディーラーに駆け込んで、バッテリーを無償交換して貰った。(1ヶ月前に一年点検したばかり)

 13.南田温泉ホテル・アップルランド(青森) ー 津軽方面への観光に持って来いのロケーションで、三内丸山遺跡も近かった。残念ながら、今は施設登録をやめたようだ。青森方面へ出掛けるときの足がかりを失ったのだ残念だ。

 14.尾瀬岩鞍リゾートホテル(群馬)ー ならまた湖のカヤックを目的に出掛けた。だだっ広い駐車場にぽつんと泊まっていると、近所の民宿で合宿中だったFラン・ガキンチョが、いきなりギャーギャー騒ぎ出した。何かと思ったら、打ち上げで、肝試しをしていた。これが、俺の旅を台無しにしてくれた。ワラ。

 15.七里川(千葉)ー 養老渓谷の近く、山の中である。温泉宿が目の前にある。今年の二月に行ったのだが、去年の台風の爪痕厳しく、近くの亀山湖でカヤックをやろうと思っていたのだが、閉鎖中だった。

 16.猪苗代モビレージ(会津)ーこれは、普通のオートキャンプ場なのだが、トレーラー&カヤックでは最強のロケーションである。もう2回行っている。今年も行くつもりだったが、結局見合わせた。
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 今、トレーラー旅は一時休止である。この状況では、Go toキャンペーンとかやっていても、そもそもトレーラー旅は関係ないし、本音では来て欲しくない人たちのところに無理矢理押しかけていくわけにもいかない。

 この次は、四国を攻める予定だ。その次が、九州。最後が、北海道である。全国制覇は着々と計画されている。



スマホに接続できるタイプがオススメ。