5文型以外は、全て「飾り」か「繋ぎ」だと、俺は主張している。一件乱暴にも聞こえるかも知れないが、これが現実だ。
 但し、慣用表現はとりあえず、脇に置いておく。こいつには、また違う生い立ちというモノがある。別の機会に、取り上げたい。

 「飾り」付けのツール、「前置詞」を使いこなそう

 文の飾り付けといえば、まずは「前置詞」である、というのが俺の感覚だ。勿論、名詞を頭から修飾する形容詞が一番単純であるが、これはお子ちゃま過ぎるので、割愛するという意味も含んでの話だ。

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 まずは、基本の at, on, in

 よろしい。では前置詞の話をする。代表的な、at, on, in から取り上げる。これらが理解できれば、他のも問題ないだろう。重要なことは、5文型の中で、どういう位置づけ・役割にあるかを理解すると言うことだ。

 クリスマスツリーで例えれば、鉢とモミの木は、文型(文の土台・幹)に当たる。星やら雪やらじゃらじゃらぶる下がっている飾り付けの部分の多くを担うのが、「前置詞」の役割だ。

 で、前置詞というぐらいなので、後ろに続く語が必要である。即ち、「前置詞+名詞」で、必ずセットということだ

 at, on, in の場合は、「~に、~で、~を」というような日本語を当てはめるが、名詞の部分には、「時刻、時間、日にち」や「場所、空間」を表わす語がくる。

 ただ、やっかいなのは、「前置詞句」(前置詞とその後に続く名詞のセット)が、5文型のCの部分を担うことがある。この辺りを混同すると、あれ?となるので、そこは注意する必要がある。

 前にも書いたが、at, on, in は「時空間前置詞」である。俺が命名した。ワラ。

 時とは、現在・過去・未来である。空間は、現実空間だけでなく、仮想・インターネット、妄想すらも含んでいる。

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 では、例を挙げる。

 at (地点、時点を表わす)

 He is waiting at the car. (S+V)
「彼はクルマのところで、待っている」

 お約束通りの「前置詞+名詞」の形である。at はピンポイントで、その場所を示している。この場合、何を飾っているのかといえば、すぐその前の、waiting である。

 at の代わりにon を使うと、「彼は、クルマの上に乗っかって、待っている」というイメージになり、トラックの荷台にいるのかも知れない。in なら間違いなく車の中だ。


 Look at me. (隠れS+V)
「私を見て」

 この場合の at の説明をする。が、その前に、この文型だ。 命令文である。

 ところで、単純な疑問だが、命令文にはSがない。何故か。この例では、Vしかない。が、わかってみれば何のことはない。気にするな。

 実はこの文の元形は、You look at me. なのだ。「君は、私を見る」ということなのだ。(S+V、第一文型である。)が、そんなことを言う時点で、それは命令である。
 「あなたは段々眠くなる。。。」的な。日常会話では、逆にこの You をくっつけて、命令することもある。ワラ。

 で、at me であるが、これは飾りである。文としては、You look. でも成立するが、何を?という部分を付け足す必要があるから、このようになる。

 そして、at は、最も狭い範囲を表わす。そこには曖昧さを許さないという意味が付加される。「私を見て!」と言ったら、私から目を離すな、という意味で、ここは at しかない。
 これを on にしてしまうと、顔に何か付いているのかな?と思ってしまう。

 しかし、この文型には、もう一つの捉え方がある。Look は「自動詞」であるが、実は look at を一つの動詞と考えると、みなし「他動詞」になる。
 [Look-at] me. と考えれば、watch TV (テレビを見る)と同じように、V+Oの文型とみることが出来る。俺的には、この考え方でいいと思う。

 My friend is at the Shibuya crossing. (S+V+C)
「私の友達は、渋谷の交差点のところにいる」

 これは、文型としては、S+V(be動詞)+Cである。I am here. と同じだ。この場合の前置詞句は、補語であって、「飾り」ではない。前置詞が主役に躍り出る、唯一のチャンスがこれだ。
 
 ところが、これを My friend is waiting at the crossing. と言ってしまうと、S+Vの現在進行形となり、at 以下は飾りに格下げされる。言っていることは、全く同じなのだが、文法的には、区別が必要だ。

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 これまで、場所(地点)を表わす at を紹介してきたが、これが時点になっても同じである。例文だけを揚げておく。ピンポイントなので、大体は時刻を表わす

 I will wait you at ten. (S+V+O)
「10時に君を待つ」
(10時きっかりと強調したいときには、at ten sharp という。sharp がきっかりの意味)

 Wake up at seven. (S+V)
「7時に起きなさい」( up とか down は動詞を飾る副詞。動きの方向を表わす)
 
 Your reservation is at nine pm. (S+V+C)
「お客様のご予約は午後9時です」


 それから、状態を表わす at というのがあるので、ちょっと紹介しておく。

 The world is at peace. (S+V+C)
「世界は平和だ」(平和という状態にある、という意味。妄想空間かな?)

 She feels at ease. (S+V+C)(easeはeasyー簡単な、の名詞形)
「彼女は安心を感じる」(安心・安全な状態にある、という意味)

 上の2例をみると、at ~ には、形容詞的働きがあることがわかる。



 よろしい、on, in は次回につづく、とする。(ガス欠)
 



パソコンのせいで、文字を書くことが少なくなってきたが、ボールペンの一つくらいは、常に鞄の中に入れておこう。消せるタイプだと、学習ノートでも使える。
出先で、よく筆記具を忘れると、コンビニでこれを買う。よって、少しずつ、ペンが増えてくるのが難だな。


勉強でも仕事でも、気分転換にはこれ。クルマ運転中にも、眠くなったらこれしかない。あとは、睡眠ね。