何故か大きな駅のキオスクみたいなところのカウンターだ。ぎゅうぎゅう詰めに前後に並んで、生ビールを買おうとしている。初めて来たわけではないみたいだ。中々順番が来ない。サーバーは目の前に見えている。「生ビール、ジョッキで」とおばちゃんに注文すると、なんか言葉が返ってきた。あれ、日本語じゃない。「いつから店員が日本人になったんだ?」と俺も声を出した。どうやら、ここはヨーロッパのどこからしい。フランスか、ドイツか。。。が、並んでいるのは中国人ぽい。ワラ。
やっと順番が回ってきた。ジョッキに四分の一くらいビールが入った。サーバーはどこだ? 気がつくと、ハイよといっておばちゃんがジョッキを俺に渡した。渡しながら、おばちゃんはジョッキの上の方にあった泡を手ですくった。泡がなくなった。俺は抵抗することもなく、ジョッキを受け取った。そしてビールを飲んだ。うまいのか、まずいのかは良くわからないが、とにかく飲んだ。周りにも、ビールを飲んでいる客がいる。ただ立っているだけかも知れない。
キオスクから少し離れると、そのキオスクにいる誰かから声がした。「このステッキ、いいんだよなぁ」みたいな。振り返った。何でかわからんが、そのステッキは俺のモノだと気がついた。ビールを買ったとき、カウンターに置き忘れたらしい。そう、それは俺のだ。
白っぽい、短いステッキだ。「そう、それいいヤツだから」と言って、俺は慌てて取りに戻る。そして手に取って、もう一度、「これ、いいだろ」と俺は言う。が、何がいいのかはわからない。今初めてみたのだから。が、改めて良く見ると、それは紺色っぽい傘だった。そう、傘じゃないか。クルクル回してみた。スカートを穿いた踊り子のようにヒラヒラと踊った。
これ、傘っぽいが、どうやってステッキになるんだろう。いじくり回しても、うーん、どこがいいのかわからん。少しカラクリはありそうだが、多分傘だ。が、ステッキにもなりそうだ。そして俺は言った。「これの持ち主はもう随分前に死んでしまって、もういないんだよなぁ」
何故かわからないが、それは黒達じぃの傘らしかった。なんで、そう思うのか、自分でもよくわからん。「うん、そうなんだよ」、と自ら納得するしかない。
ここで、目が覚めた。あんまりいい気分ではない。キオスクに行く前に職場らしいところで、誰かと何かをしていたような気がするのだが、はっきり思い出せない。居酒屋のようなところで飯食おうとしていたかも知れない。うーん、まぁ、夢なのでしかたなし。良しとする。
そういえば、明らかに外国にいるという夢を時々見る。アメリカにいたり、ヨーロッパに飛んでいったり、東南アジアにいたりもする。夢は便利だ。
ガイジン相手には英語で話す。登場人物も英語を話すが、多分俺の英語力という制約が働いて、下手くそである。或いは何を言っているのかわからない。それが、夢の限界というモノであろう。夢が所詮は自分の潜在意識の産物であることの証左でもある。ワラ。
ところで、俺が見る夢のなかで「海」「海岸」に関わるシリーズはとても気持ちがいい。見たくて見られるモノではない。年に一度くらいか。が、見たときは何故か心が洗われる。初めてみる景色なのだが、水がキレイで、流れもキレイ。波も冷たく美しい。海岸線は椰子の木やらなにやらで緑に覆われている。浜辺で遊んだり、波に掬われたり、ときにはボートで海に漕ぎ出る。希に港で大きな船にも乗る。悪くないだろ?
日本の海なのだが、青く静かで、自然に囲まれ、人工物や汚いモノが殆ど一切ない。南国というわけでもないし、水着の美女がいるわけでもない。それでもどことなくパラダイス。敢えて言えば、カリブ方面の海の景色かも知れない。
見るなら、気持ちのいい海の夢を見たい。普段、行くなら海より山だ。海がことさら好きというわけでもない。これって、どういうことなのだろう。夢って不思議だなぁ。
房総の外海。これとも違うのだが。。。
やっと順番が回ってきた。ジョッキに四分の一くらいビールが入った。サーバーはどこだ? 気がつくと、ハイよといっておばちゃんがジョッキを俺に渡した。渡しながら、おばちゃんはジョッキの上の方にあった泡を手ですくった。泡がなくなった。俺は抵抗することもなく、ジョッキを受け取った。そしてビールを飲んだ。うまいのか、まずいのかは良くわからないが、とにかく飲んだ。周りにも、ビールを飲んでいる客がいる。ただ立っているだけかも知れない。
キオスクから少し離れると、そのキオスクにいる誰かから声がした。「このステッキ、いいんだよなぁ」みたいな。振り返った。何でかわからんが、そのステッキは俺のモノだと気がついた。ビールを買ったとき、カウンターに置き忘れたらしい。そう、それは俺のだ。
白っぽい、短いステッキだ。「そう、それいいヤツだから」と言って、俺は慌てて取りに戻る。そして手に取って、もう一度、「これ、いいだろ」と俺は言う。が、何がいいのかはわからない。今初めてみたのだから。が、改めて良く見ると、それは紺色っぽい傘だった。そう、傘じゃないか。クルクル回してみた。スカートを穿いた踊り子のようにヒラヒラと踊った。
これ、傘っぽいが、どうやってステッキになるんだろう。いじくり回しても、うーん、どこがいいのかわからん。少しカラクリはありそうだが、多分傘だ。が、ステッキにもなりそうだ。そして俺は言った。「これの持ち主はもう随分前に死んでしまって、もういないんだよなぁ」
何故かわからないが、それは黒達じぃの傘らしかった。なんで、そう思うのか、自分でもよくわからん。「うん、そうなんだよ」、と自ら納得するしかない。
ここで、目が覚めた。あんまりいい気分ではない。キオスクに行く前に職場らしいところで、誰かと何かをしていたような気がするのだが、はっきり思い出せない。居酒屋のようなところで飯食おうとしていたかも知れない。うーん、まぁ、夢なのでしかたなし。良しとする。
そういえば、明らかに外国にいるという夢を時々見る。アメリカにいたり、ヨーロッパに飛んでいったり、東南アジアにいたりもする。夢は便利だ。
ガイジン相手には英語で話す。登場人物も英語を話すが、多分俺の英語力という制約が働いて、下手くそである。或いは何を言っているのかわからない。それが、夢の限界というモノであろう。夢が所詮は自分の潜在意識の産物であることの証左でもある。ワラ。
ところで、俺が見る夢のなかで「海」「海岸」に関わるシリーズはとても気持ちがいい。見たくて見られるモノではない。年に一度くらいか。が、見たときは何故か心が洗われる。初めてみる景色なのだが、水がキレイで、流れもキレイ。波も冷たく美しい。海岸線は椰子の木やらなにやらで緑に覆われている。浜辺で遊んだり、波に掬われたり、ときにはボートで海に漕ぎ出る。希に港で大きな船にも乗る。悪くないだろ?
日本の海なのだが、青く静かで、自然に囲まれ、人工物や汚いモノが殆ど一切ない。南国というわけでもないし、水着の美女がいるわけでもない。それでもどことなくパラダイス。敢えて言えば、カリブ方面の海の景色かも知れない。
見るなら、気持ちのいい海の夢を見たい。普段、行くなら海より山だ。海がことさら好きというわけでもない。これって、どういうことなのだろう。夢って不思議だなぁ。
房総の外海。これとも違うのだが。。。
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