ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2023年05月

 ローライダーくんの年間走行目標は3000kmだ。なんとなくそうなっている。この一年はここまで8ヶ月で2000km走っている。あと4ヶ月、ノルマ達成は見えている。が、梅雨に入ると走れなくなる。
 で、天候のいいこの時期に距離を稼ぐべく、十ノ原までドライブとなった。
 
 バイクの方が、高速代が安いから、と言うのもあるが、そろそろコシアブラが収穫時かと思い合わせて出掛けたわけである。帰りは山草をリュック一杯にして帰路につく。そう目論んだ。

 しかし、この日は高速道がGWで一番混むと言われている5月3日の旗日だ。高を括っていたが、やはりひどい目に遭った。

 吉井ICまで254で下道を行く作戦を立てる。途中までは良かったが、寄居を過ぎた辺りで、この先に11kmの渋滞があります、なんてナビが言うモノだから、寄居PAから関越に乗る決意をする。
 これが裏目だったのかは良くわからない。余りのノロノロ渋滞に遭遇。後からやって来るバイクはすり抜けスイスイ先へ行く。が、オレは気分が乗用車なので、クルマの渋滞に真っ向から付き合う。ストップアンドゴー。

 美里の先で、タンデム乗りのジジイとババァが軽とバンパー接触して事故っていた。路肩にいたが、こいつらのせいで渋滞だったかも知れない。「ざけんな、ソレ見たことか」と横目であざ笑いながら、それでもオレはノロノロとクルマの後ろ進む。
 まぁ、なんだかんだで、ローラライダーくんの匍匐前進訓練にはなっている。しかも、オレは先を急いでいるわけでもない。ってか?

 上信越道に入って、この先30分の渋滞有りの掲示板を目にする。これはもうさすがに面倒になって、藤岡インターを下りる。
 目指すは富岡IC。てなわけで、254を再び進む羽目になった。

 富岡から再び上信越に乗るも、横川の手前辺りからまたもや渋滞。。。それでもやっと軽井沢からは急に流れ出した。あとは一気に十ノ原を目指す。
 で、結局我が山荘に着いた時には、すでに2時になっていた。
 お隣さんと裏手さんが来ていた。ちょっと賑やか。それがまた安心する。

 しかし、庭をみてガーンの衝撃。。。山草はどこ? 
IMG_1624
 何年か前に植えた芝桜はその勢力図を拡大している。柴桜山荘と呼ばれる日も近いか。タンポポともしっかりコラボしている。

 お目当てのコシアブラは、まだ固い芽のままであった。まぁ確かに例年では6月が山菜の季節なのだ。が、今年は桜も早かった。ソレを見越してイケるんじゃナイかと思った。が、当てが大いにはずれた。まぁ、こういうこともある。
 気を取り直して、行者ニンニクを摘んで、早々に山荘を後にすることになった。
IMG_1625
 こう見ると、白樺の若葉も芽吹き始めたばかりだ。天気は良く、気持ちいい。ビールが飲めないのが、残念で仕方ない。
 暗くならないうちに、出発の予定だ。

 柴桜山荘を後にして早々、別荘地内の狭い凸凹の曲がり角で危うくバランスを崩しそうになった。操舵をあやまり舗装路から外れて土の路肩に乗り入れた。ライダー君、コイツは四駆ではない。谷底に落ちるのか?そんな思いが脳裏に一閃する。
 が、後輪のパワフルトルクが効いた。エンジンを無駄に吹かしながら、体勢を立て直すと、なんとか窮地を脱した。一瞬の出来事である。

 こんなところで転倒したら、悲惨なことになっていた。無事ではあったがプチ・トラウマ感が後を引きそうだ。ワラ。それにしても、さすが頼れる相棒だ。頼むぞライダー!
IMG_1621
 ちょいとエイリアンに見えるときがある、ライダー君。カウルのせいだろう。なんだかんだで、いい相棒である。向こうはどう思っているか知らんが。

 そんなこんな(渋滞とひやっと君)はあったが、途中で給油を入れながらの3時間弱で、夕方6時前には自宅に着いた。ライダーくんの本日の走行距離はおよそ350kmなり。
 
 あとは行者ニンニクラーメンを食うだけの、憲法記念日である。

 GWは何処も混雑。混雑のきらいなオレは手っ取り早く川越の散策に出掛けた。

 市内周遊バスが乗り放題で400円也。これを買った。が、買わんでも良かった。結果を言えば、歩いた。一々バスの時刻表には合わせられないということと、そもそも、歩き慣れていればどこも徒歩圏内だからだ。

 川越駅から、まずは向かったのは川越八幡。あと7年で、創建1000年だそうな。余り有名なスポットではないが、ちょっと気分が晴れた。隠れパワースポットに認定する。
kawagoe-20230502-110040
 その次に向かったのが、喜多院。ここでは、江戸城の屋敷を移築したという、家光生誕の間と春日局の化粧の間を見学。入場料400円也。非日常の空間である。ちょいと川越見直した。
kawagoe-20230502-115836
 枯山水の庭も立派だ。街中の喧噪も遠い。

 この後、チケットでセットとなっている五百羅漢を見学。自分に似た羅漢さんを探せと言うが、ちょいと難しい。これ全部一人で彫ったというわけではないよな?
DSC07447
 オレ的にはこの二人の掛け合いが気に入った。
 「こら、聞いてんのか!」
 「はいはい、聞いてますよ」 
kawagoe-20230502-133440 (2)
 喜多院から氷川神社へ。魚釣りゴッコに遭遇。どうやら、釣った魚は御守になっているらしい。若い娘らが楽しんでいる。たぶん、いい彼氏が見つかりますように的な。いや、間違いない。

 腹が減ったので、時の鐘方面へと向かう。が、その界隈は大変な混みようで、中々食堂が見つからない。目当ての豆腐屋は営業しておらず、しばらくほっつき歩く。
DSC07479
 最後はなんとかして見つけた菓子屋横丁近くのうどん屋で、天麩羅芋うどんにありついた。紫芋が練り込んであるのだろうか。が、そこまで芋の風味は、ない。

 菓子屋横丁の近所まで来たので、ついでに横丁をしばし散策。ソフトクリームを食ったら、300円のゆるい麩菓子を土産に買う。

 そうやって一通り、川越のオススメルートを巡り終えた。たっぷり歩きもした。なので、帰路についた次第。ここからも、やはりバス待ちは面倒なので、川越市駅へと徒歩で向かった。
 この辺り、高校の3年間通った道筋だが、昔通った通学路の面影はすっかりなくなっていた。。。ちょいとだけ、ノスタルジー。
DSC_7739 (2)
 川越は近いこともあり、オレ的には観光地としての位置づけではないのだが、こうして一日巡ってみるのも悪くはないかもしれない。基本、ストリートフードの食べ歩きが主目的になろう。
 あとは、鰻だな。特別なことでもない限り、手を出す気にはならんが。やれやれ。

 帰りの電車に飛び乗った途端、なんだかやきとりが食いたくなった。松山の駅を下りてから、ぶらっとな。目指すは三金、最近オススメのやきとり居酒屋だ。


このページのトップヘ