ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2022年03月

 スペーサーってなんだ? 

 山チャンの、「ホントに治療するの?、もう暫く様子見でも良いんじゃない?」的なフリもあったのだが、そんな甘言を一蹴すると、「だよね~」と言われ、愈々5日間の放射線治療が決定した。

 5日間というのは、5回通院して都度治療を受けるというものであって、入院ではない。そこがこの治療方法の画期的な部分だ。
 以前検討した「小線源」なんちゃらという前立腺内に針を多数打ち込む手法が廃れつつある遠因でもあるようだ。

 が、その前にまだ関門が待ち構えていた。スペーサーを前立腺と直腸の間に注入するという手技?である。Spacerという意味からすると、空間を作るということだろう。
 で、山チャンの説明を聞くと、これはジェルなのだが、放射線が直腸に直接当たらないように、ガードする為の措置だという。放射線による2次災害(出血等)を防ぐ為だ。もっともな話ではあろう。

 手技(手術ではない)の日にちが決まると、その準備は、その5日前からスタートした。

 その準備内容が以下の通りだ。

 毎朝、食前に下剤を飲む。ユル便を誘発するらしい。まぁ、なくても、普通に出るんだが、どうしても飲めという。

 で、この間食べてはいけないモノとして、生野菜、乳製品、フルーツ、炭酸飲料系(ビールを含む)の4点が指定された。こんなに制約があるのか。。。と言う感想。ワラ。

 これは後から知ったのだが、手技の当日までかと思っていたこれらの食事制限が、実は放射線治療が終了する3週間後までの縛りだという。ワラ。暫くビール飲めないじゃん。。。というがっかり感。

 さて、スペーサー注入当日。少し早めについたオレがまずやったのが、トイレに入ってセルフイチジク浣腸だ。イチジクは東大指定銘柄である。浣腸なんぞ、小2の時以来だ。ワラ。

 便器に座るも、イチジクの先端が肛門に入らずに苦労する。潤滑性がないのだ。結構痛いぞ、無理にツッコもうとすると。これは工夫が必要だ。が、要は無理矢理ねじ込む以外ない。

 後で、通りすがりの看護師に聞いたのだが、食用のオリーブオイルが良いですよ、とのこと。これは試すしかないが、オリーブオイルは盲点であった。何故食用なのか。。。後で誰かに舐めて貰うために違いない。ワラ。

 なんとか浣腸液を肛門内に注入し、暫く便器に座って我慢する。三分くらい我慢しただろうか。(多分一分だろう)小気味よく浣腸液を逆噴射する。液が噴きでた後、申し訳程度に朝のウンコの残りカスがつづいた。
 
 第一関門をクリアして待合室でしばらくテレビを見ていると、医師に呼ばれた。名前は忘れたが男の先生だ。そして横にいた担当看護師の咲子(仮名)に、なんやらかにやら、この先々の治療の手順の説明を受ける。

 前回来たときに聞いていたが、キンタマと肛門の間、所謂「蟻の門渡り」という部位に、針を刺して、ジェルを前立腺と直腸の間に注入する。聞いただけでも、痛てぇだろ。ワラ。

 そして、まもなく施術室に案内された。小線源の手術をする部屋だが、今は本来の目的には使われていないようだ。
 咲子(マスクをしていて顔全体は見えないが、美形の部類だろうか、いや騙されるなー個人の感想です)に言われるがママに、股間に大穴あきの紙パンツを穿く。咲子は点滴の注射針をオレの右手にぶっ刺す。
 そして「こっちよ~」と、手術台に案内される。出産するときに妊婦が載るような、左右に足置きがあるベッドに横になった。いよいよオレも、今日出産を体験するのか?

 いや、これから何プレイが始まるのか? オラちょいとワクワクすっぞ。

 まずは、点滴が始まる。足置きに足を乗せると、出産態勢だ。咲子がオレの股間に立つ。ワラ。何をしてくれるんだ? ワクワク。

 「はーい、先生が手技するときに、タマタマが邪魔なので、どけましょうね~♡」と咲子は言うと、オレのキンタマをチンコの方へ引き上げると、何やらガムテープでキンタマの固定を始めた。アレやらコレやらテープを容赦なく貼りまくると、「じゃぁ、次はチンコです。途中でオシッコしたくなったらアレなので、チンコにホースを繋ぎますね~♡」となった。そうくるかい。

 咲子はオレのチンコと戯れつつ、なにやらゴムっぽいモノ(咲子曰く「コンドームのようなモノ」)を亀頭に被せていく。M男なら、この辺で勃起するんだろうなぁ、とか思いながら、無反応なオレのチンコ。少しは男気をみせんかい、コラぁ。と思ったが無理。

 「オシッコしたくなったら、出していいですよ~」と言われたが、果たして出るだろうか。チンコとゴムの隙間から漏れたら、ベッドが水浸しになる。いいんか?

 医者が手技室に入ってきた頃から、麻酔薬の点滴が始まった。「お酒は結構飲みますか?」「結構飲みますねぇ」「あーそうなんだぁ」というたわいもない会話。。。麻酔量をどのくらいにするか測っているらしい。
「では、始めますね」という医師の言葉と共に、股間がチクリとする。

 まぁ、麻酔が効いている感じはなかったが、それほど痛いということでもなく、淡々と作業は進む。もう一度チクリとしたが、多分ジェルの注入が始まったのだろう。
 浣腸で緩んだ肛門にプローバー?(ジェルが正しい位置に正しい量が注入できるようにするモニター)が挿入されたことは気が付かなかった。

 ものの二十分くらいだったろうか。されるがママにしていると、やがて手技は無事終了した。

 普通に歩けるんだが、咲子に移動用のコロコロベッドに乗り移るように促されると、そこからリカバリールームへと連れて行かれた。1時間ほどそこで安静にしていてください、という意味だ。オレは大丈夫なんだが、人によっては暫く朦朧となるらしい。
 咲子が、肛門から少し出血があったと言った。まぁ切れ痔の類いだろう。

 三十分くらい、そこで居眠りしただろうか。ぼうっとした感じは全くない。まだ付いていた点滴が終了した。オシッコしたくなったので、繋がれたままのホースの中に放尿した。漏れたらどうしようと思ったが、別の看護師に、しっかり繋がってますよ~、と言われて思い切った。
 カテーテルもこんな感じなのかなぁと思ったが、カテーテルは強制排尿だから、ちょっと違うのかも知れない。

 そこから二十分後、咲子がキンタマテープと亀頭ホースの取り外しにやってきた。陰毛にもしっかり張りやがったガムテープを咲子は無理矢理に剥がそうとするものだから、痛ぇのなんの。

 「イテテテ」
 「だって、しょうがないでしょ」
 「そういうもんか?」
 「。。。。」

 こうして身柄拘束から解放されたオレは、ようやく無罪放免となった。

 この日のコース、保険カバー率30%で、支払い総額は6万円なり。ジェル注入と咲子のサービスで6万。。。まあいいだろう。
 これを高いと見るか安いと見るか、それはあなた次第です。ワラ。

 帰りがけ、本郷三丁目の駅前のドラッグストアでイチジク浣腸十個入りを買い込み、帰路についた。セルフ浣腸は、この先5日間の治療日の朝のお勤めである。

 このあと股間内部に何かが挟まったほろ苦い感じと、刺された針の痛みの余韻が数日つづいた。そして、さらなる試練がオレを待ち構えていることは、このときはまだ知る由もない。

 

   古民家で蕎麦食った

 小川町と言えば、和紙の里である。吉田家とは、18世紀に建てられた現存する国の重要文化財指定の古民家である。
 今日はここを訪れた。写真を撮ることと、サンチャンのプチ散歩が目的だ。

 田舎道を散策するには、春めいたとても良い午後である。強めの暖風が心地よい。
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 田舎の春、そのものだ。
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 ネコヤナギの鉢が出迎える。
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 屋内には、囲炉裏端が二つあって、自分で団子を焼いて食べることが出来る。オレらは、田舎蕎麦を食した。汁は田舎の味付けだ。
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 梁が張り巡らされている。頑丈な作りだ。
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 ホッとする軒下。

 最寄り駅は東武東上線、東武竹沢だが、結構な距離があると思う。クルマで行く方が無難だ。近くには勝呂という食レポ高評価のお蕎麦屋さんがあることを発見。 

吉田家住宅ホームページ

 ここ数年、ファイターズファンにとってのプロ野球シーズンというのは、この開幕前の2週間のみであった。
 何故なら、始まった途端に、観戦の興味は薄れ、勝負の行方も気にならなくなるのが常であったからだ。そう、弱くてつまらない、サルでも出来る反省すら出来ない栗山野球の毎日が半年もつづくのであった。期間限定の、二週間ワクワクタイムが、この開幕前である。ワラ。

 ところが、ビッグボス・ファイターズとなった今年はどうやら、違う。いや、明らかに違う。よって久々に、開幕スタメンを予想する気になった。何もない日常の暇つぶしには持って来いなのだ。

 まぁ、シーズンが始まったら、例年と同じことになるやもしれないが、それならそれでいい。今が大事だ。

 では、ピッチャーから見ていこう。

 ローテは、上沢ー加藤ー立野ー伊藤ー河野ー根本としておこう。順番は違うかも知れないが、これでほぼ決まりだ。外国人P一人くらいはここに食い込んでくるだろうが、まぁGW明けくらいからとみる。
 ここでの注目はなんと言っても、根本。彼には期待する。オレ的には突然出てきた?若いPだが、オープン戦での投球を見る限り、やってくれそうなのだ。シーズン途中、どこかでへばるかも知れないが、将来の左のエース候補である。



 ブルペンは、後ろから、杉浦、堀、ロドリゲス、北山、井口、宮西、鈴木を予想する。ここも外人P一人は入ってくるだろうが、今のところは未知数なので除外だ。

 新人の北山の株がうなぎ登りだ。クローザーに推す声もあるので、そういう可能性もあるのか。面白いのは、アンダーに急遽変更した鈴木健矢だ。変則Pが一人いると継投のバリエーションが増える。間違いなし。


 一躍、クローザー候補に?

 キャッチャーは、決め手となる選手がいないので、消去法でいくと、清水、宇佐美、田宮だろう。田宮は、もう少し頑張れば代打としての起用も選択肢になってくる。

 ファーストは、高濱、王、ヌ二エスの三人だろう。このうち一人はDHに回る。高濱は、守備走塁面での判断力をもう少し磨く必要がある。

 セカンドは、水野、サブで佐藤がいいだろう。

 線はまだ細めだが、オリックスの吉田にちょっと雰囲気が似ている。

 サードは、野村が間に合わなければ、石井だ。

 ショートは、石井がサードに回れば、アルカンタラ。佐藤がサードに回れば、石井という選択肢もある。この辺りの取り回しは勝手が良いだろう。

 外野は、レフトから、近藤、浅間、万波で決まりだろう。五十幡は、まずは代走要員か。今川も言い線行きそうだ。


 万中には期待しかない。大ブレークする予感。衆目の一致するところ。

 代打要員としては、松本剛も入れておきたい。それから上記のメンバーだと、守備固め要員は不要のようだが、谷内は加えておこう。

 これで何人の名前が挙がったかわからんが、開幕一軍メンバーとしてはこんなところだ。残念なのは、清宮、渡邊、杉谷らである。どうみてもパッとしない。中島はコロナに罹って、なにか後遺症を抱えたのかと思わせるような低迷ぶりで心配だ。
 それでも、みんな、長いシーズンどこかでチャンスは巡ってくるはずだ。

 では、スタメンオーダーといこう。

  1.センター 浅間
  2.サード 石井
  3.レフト  近藤
  4.ライト 万波
5.1塁 高濱   
6.DH ヌ二エス
7.ショート アルカンタラ
8.捕手 清水
9.2塁 水野  
P.  長谷川威展

 
2遊間のコンビネーションを考えたら、アルカンタラと石井は逆かも知れない。いや、多分そうだな。
 
 BBによると、開幕ピッチャーは「誰こいつ?」というヤツが先発するらしいので、候補としては、北山、根本も考えられるが、ちょいと変則な新人長谷川を予想する。
 この間先発した宮西もなくはない。となると、おそらく開幕はブルペンデーだろう。ワラ。なんで?



 いやいや、開幕戦に中継ぎPがオンパレードで登場したら、これは翌朝のスポーツ紙の裏表紙の一面を飾るだろう。普段あまり注目を浴びないP連中にスポットライトが当たる。これが、新庄監督の狙いだ。
 その上、SB相手の試合に勝ちでもしたら、大騒ぎ間違いなし。

 一言でいえば、これまで効いたという感じではない。

 この2ヶ月ほどの血圧の推移だ。これを見る限りでは、オレの高血圧症に改善の兆しはない。寧ろこの1週間は上昇傾向だ。ワラ。
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 上が高いときで160。下が高いときで100近い。この傾向に大きな変化はない。

 が、この数ヶ月のモニタリングで血圧について気が付いたことがあるので、記しておく。一般では当り前のこんこんちきなのかも知れないが、オレ的には新発見だ。

 1.オレの高血圧は朝型である。イメージ的には、血圧は夜が高くなるのかと思ったが、オレの場合は違った。そういえば、朝は余り身体も冷えない。

 2.風呂に入った後に測ると、血圧は総じて低く出る。血圧を下げたければ、常時風呂に入っていろという、オレ的結論。薬は不要だ。血圧計の使い方を見ると、入浴後1時間以上空けて計測することとある。なので、一時的な数値という扱いか。

 3.脈拍が高いときの方が、血圧は低く出る傾向がある。血圧を下げたければ、常時脈拍を上げておけという、オレ的結論。薬は不要だ。常にジョギングでもしていろという話か。
 オームの法則的に言えば、血圧=血管の抵抗x血流という話だ。脈拍が高いと言うことは、一回の吐出量(血流)が少ないということなのかもしれない。

 以上だ。

 それで、本題のこの漢方は効くのか?についてのこれまでの観察結果だが、ご覧の通りで「効かない」ということとなる。

 が、そもそも、薬の効能書きに、血圧を下げますとは一言も書かれていない。よって、詐欺ではない。じゃぁ、何と書かれているかというと、「高血圧症に起因するめまい、肩こり等の改善・緩和」である。
 その意味では、効いているのかも知れない。

 肩こりは相変わらずなのだが、もう少しこの漢方(名前が覚えられない)続けたいと思っている。

 

 何を思い立ったか、もう四半世紀近くお蔵入りしていた雛人形をクローゼットの奥から取り出し、飾ってみた。結構な手間ではある。

 一つには、婆さん(俺の母親)が九十才を迎えたことがある。なので、ちょっぴりだけ、お祝いの気分を演出したのである。一族郎党を呼んで、パーティーでもやるかと提案したが、そういうのやるとポックリ逝くのでイランと言われた。なので、代替案だ。

 もう一つには、クローゼットの中、10年に一度くらいは整理しろという、オレの家人への隠れメッセージだ。案の定、粗大不要ゴミが排出された。

 というわけで、もしかしたら既に腐っているかも知れない雛人形のセットを引っ張り出したわけである。
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 三人官女の顔にシミでも浮き出ていたらしゃれにならなかったが、なんだかんだ言って、保存状態が良かった。まずはほっとした。そして結構立派なお雛様飾りであったことを再認識し、改めて出してあげて良かったなどと感慨に耽ってみるオレである。

 二十年以上も箱の中に閉じ込められていた彼らは、とてもかわいそうであった。すまんかったな、オマイラ。

 さて、探究心旺盛であるオレはふと考えた。そもそも、雛祭りとはなんなのか。なんとなく、平安時代の宮廷のオママゴトであろうことはわかるのだが、それ以上は知らない。

 桃の節句以外には、端午の節句、重陽の節句というのもあるが、知識としては中途半端である。節というからには、なんらかの節目ではあるのだが、それはなんなのか。

 なので、ちょっとだけ調べた。節句は大陸由来のなにかで5回あることがわかった。1月以外は奇数のぞろ目だ。七夕も入っていることが少し意外。

 人日の節句(1月7日)←七草がゆを食べる日
 上巳の節句(3月3日)←雛人形を飾る日
 端午の節句(5月5日)←鯉のぼりをあげる日
 七夕の節句(7月7日)←竹飾りを立てる日
 重陽の節句(9月9日)←謎(月に係わるなにかかな?)

 雛祭りは、上巳(じょうし)の節句と言うそうだが、邪気払いの為に人形を川に流すという風習から雛人形を飾るかたちに変化したようである。

 ところで、雛祭りは桃の節句ともいわれるわけだが、おかしくないか? 季節的には、桃より梅のほうがしっくりくる。理由は簡単。要は旧暦の3月3日が正しいのである。
 ということで、今年の旧暦3月3日はいつか調べた。4月3日である。桃の花がいつ頃咲くのかしらんが、4月ならまだしっくりくる。ということだ。

 オレ的には、これらの伝統行事は、旧暦で行うべきというのが持論である。元旦もそうだ。初春とか言いながら、糞寒いのが今時の正月である。本来の元旦は、大陸の春節と同じで、立春あたりのはずなのである。

 さて、次は5月5日である。何しているかな。

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 オレが、面白くもないことを色々調べていると、サンチャンも不思議そうだ。

 

 
 



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