ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2021年11月

 今年もオーナーズ大会が無事開かれた。アテオさんには感謝しかない。
 
 家から会場へは、関越ー圏央ー中央道と高速を乗り継いで、旧上九一色村の樹海?を経由するルートがお決まりだ。
 八王子ジャンクションで+1時間の渋滞に巻き込まれるのが常ではあるが、今回に限ってそこを半分の時間で切り抜けることができ、昼前には会場の朝霧高原キャンプ場に到着した。天気快晴である。

 それはそうと、気のせいかしらんが、やたらとオレを煽ってくるクルマが何台かいた。オレが何をしたというのか?それとも、連中運転が下手なだけなのか。。。うんこ漏れそうだったのか?

 今回の参加は66台という。若干寂しい感じがしたが、まぁコロナなので仕方ない。

 富士山は見慣れてはきたものの、やはりその壮大さに圧倒される。
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 夕食は16時から提供開始。去年から、テントで用意された食事を、各自持ち帰って、自分のサイトで食べるというスタイルが定着した。都度、なにかをもらいに行くのだ。お酒はほぼ飲み放題である。この罠に引っ掛からないように、ジジイは気を付けなくてなならない。
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 今回、ポータブルBSアンテナを持ち出した。数年前に買って、一度菅平で試したところ上手く受信できなかったので、以来「使えんヤツ」としてお蔵入りしていた。だが、朝霧は南西方向の空がすこぶる開けているので、一抹の期待を持って、再トライした次第である。
 結果は、「完璧!映るじゃん!」だ。すまん、オマエは不出来品だというレッテルを貼ってしまっていた。ここで謝罪する。コイツは映る。優れモノであること、間違いなしだ。

 地上波は日本全国あちこち巡っていると、映りが悪いことが多い。結果、テレビを見られる機会が限られる。まぁ、オレは見なくても良いのだが、BSが見られるに越したことはない。



 夜も9時を回ると周りの発電機もみな停止し、辺りは静かになる。みんなトレーラーの中で思い思いの時間を過ごす。オレは、9時半にはベッドに入り、3時頃オシッコに一度起きたきりで、朝は7時過ぎまで熟睡した。

 翌朝開かれる恒例のビンゴ大会がオーナーズ大会のクライマックスである。この日の最高級の景品は多分、ポータブル発電機だ。どこかのオバサンが早々に持って行った。
 オレは山形のだし汁付き鳥蕎麦セット5人前をゲットした。一杯1,000円はするだろう。。。ラッキー。
 こうして、用意されたお土産を貰い切ると、みんなはそろそろ帰路につく時間だ。もうお昼も近い。
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 談合坂パーキングにHobby軍団集結。なんと、ローバー(カバチャン、ディフェンダー、レンジローバースポーツ)+皆、埼玉ナンバー+Hobbyという組み合わせの3台+アルファード君が一台というまれに見る偶然。
 なんかお互い知らんのに連帯感が湧いて嬉しくなる。これ以外にも10台くらいのHobbyが談合坂SAのパーキングを占拠した。みんな考えることが一緒なんだよなぁ。

 無事家には4時過ぎに到着。日曜の夕べは風呂に浸かってのんびり過ごした。めでたしめでたし。

 そういえば、今回Yamahaの発電機がエンジン不調だったので、近々サービス店に持ち込もうと思っている。 
 コイツには、なにかあった時に、きっと世話になる。なので、常に稼働できるようにしておかなければならない。


エントランス手すりの土台木材の腐食。。。発生

 大きなショックである。木が腐った。。。というか、なにか虫が木材の中に巣を作ったようである。何故か、無性にショックである。夢にまで出てきた程だ。なんかわからんが、人生を全否定するくらいに空しい。ワラ
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 最初は、朝起きて階段を下りるときに気がついた。こういうのは、もっと早く塗装し直していたら、回避できたのであろうか。。。なんて考えてもみる空しさよ。
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 こうみると、やはり虫が巣を作ったようだ。ざけんなよ。って、言っても無理か。
 おいおい、手すりを揺らすと、気持ちグラつくじゃないの。修繕するしかない、と思うのに時間はいらなかった。
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 サンチャンにとってはどうでも良いことではある。彼にとっての問題は、自力で階段を下りられないということである。

 それはさておき、これを機に外壁と屋根を塗装し直すこととした。というか、やらなければならんのに、「もう少し後で、もう少し後で」と、ここ数年ズルズル引き延ばしていたのだ。が、これでようやく待ったなしの決断がついたという話だ。
 よく見ると、南面の塗装も大分傷んでいるではないか。所々塗装ハゲが目立ち、2ヶ月前よりもひどくなっているようにも感じられる。
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 こちらは、2012年当時の外観の様子だ。色味が現在と比べると濃い。気がつかないうちに大分色あせているのが分る。
 多分、修理も含めて、150万円くらいの費用が掛るだろうなぁ。。。が、あと15年くらいは使いたいので、まぁ良しとする。
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 北面はまだまだ色が残っているのだが、別の傷みもあるかも知れない。やはり良い色だ。
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 屋根も大分色が薄くなった。一応、グリーン系なのだが、段々分らなくなった。やはり塗り替えの時期なのだよ。
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 天候のせいなのか、長野地方では今秋、こいつが大量発生しているそうだ。そう、この臭いヤツ。我が山荘にも大量出没した。
 最初は、一匹一匹ティッシュで捕まえて、外に逃がしていたが、次から次へと現れるので、途中から、掃除機吸引という虐殺モードに転換した。吸引すると、掃除機の排気がカメムシ臭となる。すまんな、カメムシ。
 そうか、そうだ、思い出した、コイツの名前は、カメムシだ。生チョコに混ぜると、このカメムシ、良い味と食感を出すとのことだ。オェ。

 翌日、10年前に階段付近を塗装して貰った地元の塗装店に連絡を取って、早速見積もりを依頼した。まだわからんが、多分来春の施工になるであろう。


ダッチオーブン。。。必要か?

 2011年10月に山荘を購入して、記念すべき10年が経過した。10周年記念である。特別何かするということではないが、感無量である。

 今回は水抜きが目的で、金曜の夜から出掛けた。高速料金は、2週間ほど前から、割引料金が適用になっている。これはでかいな。
 山荘には夜中の1時前についた。勿論、辺りは真っ暗だ。

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 早朝の清々しさは、格別である。サンチャンに起こされなければ、まだ寝ている時間だ。

 早く起きたので、朝食後薪割りを始める。翌週、Hobby君のオーナー大会が富士山麓のキャンプ場で開かれる。そこで、ささやかながらも焚き火をするので、その薪の調達が目論見である。調達費用はゼロ円さ。
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 これは、中々いい運動である。木がしっかり乾いていると、切れ味抜群の斧の威力が最大限に発揮される。
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 人力刃物3兄弟。手斧も薪を細分化する時にしっかり仕事をする。が、ヘッドについてているはずの楔がなくなっていた。ちょっと取り扱いに注意が必要だ。
 鎌は草刈り用だ。未だに生え残っている熊笹の掃討作戦に動員される。が、最近余り研いでやっていない。
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 薪を調達できたら、焚き火だ。若干、火付きが悪い。そしてこのあと、新たに購入したダッチオーブンを試しに使ってみるという寸法だ。
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 こんな感じだ。インスタ的には見た感じ悪くないのだが、火加減が出来ないのと、中がどうなっているのか皆目分らないところが問題である。途中で蓋を取ってみてもいいのか?
 ダッチオーブンの使い方については、予習すらしていない。。。よって、あとは推して知るべし。
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 たっぷり時間を掛けたら、この有様だ。すっかり水分が抜けていて、パサパサした出来映えとなった。タマネギだけが良い具合だったか。
 途中、蓋の隙間から大量に水蒸気が吹き出すのを目視していたのだが、あの辺りが下ろしどころだったに違いない。まぁ、これも実践的学習である。

 あとは、具を皿に盛って、黙って喰うしか道はない。大分涼しいこの頃(日中で10度くらい)だが、太陽が出ている間は外でも結構気持ちが良い。
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 それにしてもダッチオーブン。。。次回いつどこで使うのか、皆目見当がつかない。多分、お蔵入りするであろう。結論を言えば、所詮はダッチなのである。チキンを蒸し焼きにするのにダッチでなければならない理由がそもそも見当たらない。

 チキンにはもっと旨い食い方があるのだ。ダッチの真似して、態々マズくする必要もない。
 チキンよ、ありがとう。ワラ

上野恩賜公園、晩秋の一日

 というわけで、上野公園に写真を撮りに出掛けた。正直面倒くさかった。なんで、そんな遠いところまで出掛けなければならんのだ。写真くらい自由に撮らせろ。。。という気分であった。ワラ

 上野駅界隈は、滅多に出掛けない。博物館だか美術館へも5年に一度。アメ横辺りになると10年に一度だろう。動物園は50年に一度だ。

 が、この日は、天気も良く、駅を降り立つと、大勢の人が繰り出していた。爪が伸びていたことを忘れていたので、コンビニで急遽爪切りを購入し、日向ぼっこしながら伸びて欠けた爪を切る。

 上野公園の正式名称は、都立上野恩賜公園である。これは知らなかった。もしかしたら、マンデラエフェクトかもしれない。要チェックだ。ワラ
 どこからどこまでが、上野公園なのかも、今回初めて知る。寛永寺やら、東照宮の位置関係も今まで知らなかった。

 中々広い公園である。東京都下、最もアカデミックなエリアであろう。オレ的にはそうだ。まぁ、上野というと、池袋と並んで、なんとなくダサい?ダウンタウンのイメージがあるが、この公園の存在は、上野界隈の文化的価値を大きく押し上げている。これはまちがいない。
 それに比べると、オラが東京、池袋は、今やチャイナタウンとしか思えない体たらくぶりだ。フぅ、個人の感想です。

 ともかくも、ぶらぶらしながら、適当に写真を撮りまくった。ちらほら大道芸人もいて、客寄せしている。被写体としてはどうなのか分らんが、楽しそうだ。
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 この石造りの塔は上野大仏のパゴダである。不気味に光を発している。魔神のようである。帝都物語とはこのことであろう。内部に大仏様がいらっしゃるようだが、お金を払わないと、お参りも出来ない雰囲気が漂っている。
 こんな場所もあるんだね。
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 東照宮のなんとか門。内側から見たところだ。入場料五〇〇円也。その価値はある。とだけは言っておこう。オレ的には、空に浮かぶ雲の形の方が気になった。東京は守られている。ってか。
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 これは、金箔なんだろうか。でなければ、五〇〇円は取らない。銀杏の黄色との相性が良い。徳川の力、ここにあり。
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 この爺ちゃんがとても絵になった。本人が描いているのも絵である。枯れた蓮池も風情がある。写真写りはすこぶる悪いが。
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 東天紅で飯と思ったが、行ってみると満席であった。仕方なく、暫くさまよった挙げ句、不忍池の裏手にある中華レストランで遅い昼飯にありついた。
 衝立に蜘蛛の巣が張っていたりして、昭和レトロな感じがいい。味はオススメ。客は多くないが土地柄か、アカデミックな会話が後ろの方から聞こえてくる。
 店の名前は「蓬莱閣」だ。動物園通りに面している。定食セットが1300円前後だ。
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 この輪っか(月の松)は、写真クラブの年間課題テーマ「輪」そのものである。コイツを使わない手はないだろう。輪の向こうに、何かが見えている。不忍池弁財天、そういうことだ。
 浮世絵にも記録があるので、江戸っ子の風流の名残であろう。今の松は後年のものらしい。
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 ちびっ子は、遊んでいるときが一番楽しそう。家族連れには持って来いの休日の過ごし方だ。
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 さて、昼飯を食い終わり、被写体を探しながら徘徊していると、あっという間に日も暮れ始めた。そろそろ、よい子のみんなは帰る時間だ。そんな時間帯も、なんだか暖かい。オレもそろそろ帰ろう。

 上野公園は開園が5:50。閉園は23:00。一応そのようになっている。が、実際各所にゲートがあるわけではない。だから、夜中でも侵入し放題だが、キャンプ・宿泊は禁止という意味であろう。

 この日は兎に角よい陽気で、得体の知れない外国人らも多く繰り出していた。都内では屈指のリラックススポットである。

 

 

 結論から言おう。ライダー君、長期入院となった。
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 どうやら、クラッチ系統のメカニズムに不具合があるらしい。まぁ、アメリカ人がアメリカで作っているので、なにがしかの問題は付きものだ。

 この不具合は、当初からあった。ライトクラッチ?とかいう、クラッチレバーを軽くする機構をオプションで付けたのだが、これが上手くいかなかった。
 で、部品を取り寄せ直しての、今回取り付けし直すというディーラーの目論見であったのだが、前回同様にクラッチが上手くシフトチェンジしないという不具合を再現したのである。

 という訳で、我がライダー君は長期お泊まりコースとなった。今月は、どのみちもう走る予定はなかったので、まぁ良しとする。

 もう一つ、オプションで未だに部品が届かないものがある。クルーズコントロールユニットだ。どうやら年末に入ってくるという。それを聞いて、思わず吹き出してしまった。まぁこれもいい。

 この日の点検整備は一日掛かりだというので、朝一でライダー君を預けた後、榛名方面にドライブに向かった。
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 訪れたのは、榛名神社である。1300年の歴史があるという。関東屈指のパワースポットである。知らんかったが。
 御祭神は余り聞き慣れない二柱がいらっしゃった。(土着の、アマテラス系ではない神様であろうか)とは言っても、神仏習合の歴史のある神社なので、仏様も沢山いらっしゃるのである。

 この朽ちた感じも、いかにも古い神社である。雰囲気がある。規模は違うが、武州竹寺と同じ匂いだ。
 特に正面の龍の彫り物が素晴らしい。ご神木には神様が宿っていそうだ。(テキトー)
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 社殿はどうも、岩山に食い込んでいるようだ。その山のてっぺんには今にも落ちてきそうな巨岩が載っかっている。多分、ご神体、あるいはその一部と思われる。
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 瓶子(みすず)の滝というそうだ。如何にもパワーを感じる、かも。兎に角、ありがとうございます。

 既に昼を回っていたので、随神門脇のそば屋で昼食を摂ることにする。
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 テレビ東京の旅番組で紹介されたという宣伝文句が出迎える門前そば屋さん。じゃぁ、期待できるな。
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 ふむふむ、見た目は美味しそう。が、ひと啜りして、黙ってしまった。つゆがなんじゃこりゃであった。出汁がきいていなくて、しょっぱい味しかしない。オレ、とうとう味覚異常が来たか?と思うレベルである。
 麺は普通であったが、なにしろつゆが。。。失敗であった。うまい蕎麦というものを知っているので、ここはオレも手厳しく断じるしかない。このそば屋の主は他所で蕎麦を食ったことがないのだろう。。。店の名前は敢えて伏す。

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 神社の後は、榛名湖を周遊ドライブを決め込む。一巡りした後、伊香保の温泉を目指したが、お目当ての露天風呂の周辺が大混雑で、駐車ができない。すぐさま伊香保での入湯を諦め、前橋の道の駅に隣接する「あいのやまの湯」に向かった。

 道の駅でひとっ風呂浴びた後、ディーラーについた時には既に5時半を回っていた。
 そこで、改めて不具合の説明を聞き、長期入院をやわらかく打診された。オレとしては迷うことなく、「はい、じゃぁお願いします」となった。後顧の愁いは払拭しておくべきである。

 と言うわけで、めでたしめでたし。ん?何が? まぁ、今日も無事に家に帰りましたとさ。



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