ハーレー買っタッタ。。。
愈々、第二段階も大詰めが近づいてきた。この日は、「回避」という課題と、卒検コース走行の2時間だ。
回避というのは、急制動のコースを使って、指導員が揚げる旗の色をみて、右か左に走行ルートを偏向するという、咄嗟の判断能力を試す訓練である。
訓練というよりは、まぁお試しに近いのだが、頭で考えて判断して、次に危険を回避するというプロセスを学んだ、とでも言っておこうか。
赤い旗が揚がったら左に、白が揚がったなら右にと進路を変更するのだが、指導員は意地悪くも、旗を反対側に揚げる。オレは色のコトは忘れて、旗が出たほうに曲がってしまった。。。
これだからジジイはと自分でも感心した。つまり、咄嗟の判断では、別の情報に振られる可能性がある、ということになる。それを学んだと言うことだ。
2時間目は、卒検コースを走った。そろそろ、〆に細部のチェックが必要だ。そしてどこでどういう減点のされかたをするのか、よく理解する必要がある。
普通に走る分には問題ないだろうと思っているところに落とし穴がある。このあたりの要注意点を挙げておく。
1.進路変更時の手順:ミラーチェック、ウィンカー点灯、目視後方確認、進路変更という手順を取るのだが、後方確認と進路変更の間にもう一手間が必要である。
即ち、しっかり前を見る、ということだ。後方に視線をやっている途中で、進路変更を行ってはならない。これが重要。下手すると、これを手抜きすると、マイナス10点の減点を覚悟しなければならない。
2.コーナー進入時の減速:直線からコーナーに入る場合には十分な減速をしなければならない。しかも、前後ブレーキ併用である。オレは癖でエンジンブレーキを多用するのだが、これが良くない。意識して、ブレーキを掛け、20km以下にまで速度を落として、コーナー侵入前にギアチェンジするのである。
そしてコーナーリング中の加速、ギアチェンジも厳禁だ。直線路に入ってから、加速、ギアチェンジを行わなければならない。
こいつは、ソフテイルスリムSの御足である。スポークホイルがネックだ。こういうの磨くのオレには無理。ワラ。
さて、オレ的最大の難関。。。一本橋である。5、6回チャレンジし、確か成功率は50%だったか。ブーツの効果はあったと思う。ソールがペダルに掛かる感触を得た。失敗も前ほどのあからさまな失敗ではなかった。さて、もう一息だ。
が、堪えていられる秒数は7秒すら到達しなかった。渡るのが速すぎるわけだ。6点何秒かであった。これまで渡りきるということを目標においていたので、気には余りしていなかった。とりあえずの目標は7秒台。それなら減点15ですむからだ。
あとは、後輪ブレーキと半クラッチの使い方にも習熟しなければならない。残されたのは実地2時間なのだが、これでは足りないだろう。足、ニーグリップ、目線、上体、クラッチ、後ろブレーキ、ハンドルくにゅくにゅ、これらを同時に意識しなければならない。習うより慣れろと考えるしかないだろう。
それから、スラロームだ。余り苦手意識はないのだが、うっかりすると、ヘマをしそうだ。もう少し、要領をつかむ必要がある。
はぁ、こんな感じでday14の一日は終わった。次のday15が最終回である。卒検にいけるかどうかの最終見きわめが待っている。
オレはもう少しやってもいいとは思っている。が、一方で、すんなり行きたいと思っているオレがいる。当初の予定は10時間オーバー以内であった。まぁそう考えると、焦る必要はないのだが。。。
ところでだ、ここからが本題である。
このday14の前日に、とうとうやってしまった。即ち、前から狙っていたハーレーのLOW RIDER Sというバイクを新車で契約したのである。見切り発車だ。。。まぁ、これで踏ん切りはついた。とも言える。おめでとう、オレ。
納車は8月上旬くらいになりそうなので、時間はたっぷりある。
しつこいようだが、これだ。ホンモノに跨がったのはこの時一回ポッキリである。
とりあえず、車両と一緒に追加したオプションを整理しておこう。
1.ETC2.0(ミツバ製)シート下に収納できる。ステーが必要だがバッグは省略。
2.ドラレコ(ミツバ製)カメラは前後に着けて、キ印対策をする。
3.サイレン セキュリティが付いているのなら、音を出さなければ意味がない。
4.VPクラッチ 兎に角クラッチを軽くしたいの一心。
5.パッセンジャーフットペグ 当分は一人乗りだが、車検は二人乗りで通す。
6.シーシーバー 荷物を括り付ける用に着けておく。脱着式。格好もいい。
7.スイッチエクステンション フラッシャーの操作は簡単な方がいいのでオススメ。
8.バッテリーチャージャー これは必須アイテム。冬場にあがってからでは遅い。
以上だが、あとは、エンジンガード(デザインとコストで迷う)、スマホホルダー(クアッドロック)、ボディカバー(匠アドバンス)を市販で調達の予定である。あとは、クラッチ&ブレーキレバーを握りやすいヤツに替えるかも知れない。
なんじゃらかんじゃら、用意周到である。ワラ。因みに、このLOW RIDER S、2年落ちの中古の方が高いという訳のわからない状況が現出している。
なお2021年モデルは、排ガス規制のEURO5対策で、サイレンサーにO2センサーが二個だか三個付いている。オレには多分関係ないのだが、エキゾーストのカスタム必須の御仁らには、やっかいな話なのかも知れない。
Low Rider Sのコトが良くわかるビデオだ。