ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2021年04月

 ハーレー買っタッタ。。。

 愈々、第二段階も大詰めが近づいてきた。

 この日は、「回避」という課題と、卒検コース走行の2時間だ。

 回避というのは、急制動のコースを使って、指導員が揚げる旗の色をみて、右か左に走行ルートを偏向するという、咄嗟の判断能力を試す訓練である。
 訓練というよりは、まぁお試しに近いのだが、頭で考えて判断して、次に危険を回避するというプロセスを学んだ、とでも言っておこうか。

 赤い旗が揚がったら左に、白が揚がったなら右にと進路を変更するのだが、指導員は意地悪くも、旗を反対側に揚げる。オレは色のコトは忘れて、旗が出たほうに曲がってしまった。。。
 これだからジジイはと自分でも感心した。つまり、咄嗟の判断では、別の情報に振られる可能性がある、ということになる。それを学んだと言うことだ。

 2時間目は、卒検コースを走った。そろそろ、〆に細部のチェックが必要だ。そしてどこでどういう減点のされかたをするのか、よく理解する必要がある。
 普通に走る分には問題ないだろうと思っているところに落とし穴がある。このあたりの要注意点を挙げておく。

 1.進路変更時の手順:ミラーチェック、ウィンカー点灯、目視後方確認、進路変更という手順を取るのだが、後方確認と進路変更の間にもう一手間が必要である。
 即ち、しっかり前を見る、ということだ。後方に視線をやっている途中で、進路変更を行ってはならない。これが重要。下手すると、これを手抜きすると、マイナス10点の減点を覚悟しなければならない。

 2.コーナー進入時の減速:直線からコーナーに入る場合には十分な減速をしなければならない。しかも、前後ブレーキ併用である。オレは癖でエンジンブレーキを多用するのだが、これが良くない。意識して、ブレーキを掛け、20km以下にまで速度を落として、コーナー侵入前にギアチェンジするのである
 そしてコーナーリング中の加速、ギアチェンジも厳禁だ。直線路に入ってから、加速、ギアチェンジを行わなければならない。

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こいつは、ソフテイルスリムSの御足である。スポークホイルがネックだ。こういうの磨くのオレには無理。ワラ。

 さて、オレ的最大の難関。。。一本橋である。5、6回チャレンジし、確か成功率は50%だったか。ブーツの効果はあったと思う。ソールがペダルに掛かる感触を得た。失敗も前ほどのあからさまな失敗ではなかった。さて、もう一息だ。
 が、堪えていられる秒数は7秒すら到達しなかった。渡るのが速すぎるわけだ。6点何秒かであった。これまで渡りきるということを目標においていたので、気には余りしていなかった。とりあえずの目標は7秒台。それなら減点15ですむからだ。

 あとは、後輪ブレーキと半クラッチの使い方にも習熟しなければならない。残されたのは実地2時間なのだが、これでは足りないだろう。足、ニーグリップ、目線、上体、クラッチ、後ろブレーキ、ハンドルくにゅくにゅ、これらを同時に意識しなければならない。習うより慣れろと考えるしかないだろう。

 それから、スラロームだ。余り苦手意識はないのだが、うっかりすると、ヘマをしそうだ。もう少し、要領をつかむ必要がある。

 はぁ、こんな感じでday14の一日は終わった。次のday15が最終回である。卒検にいけるかどうかの最終見きわめが待っている。
 オレはもう少しやってもいいとは思っている。が、一方で、すんなり行きたいと思っているオレがいる。当初の予定は10時間オーバー以内であった。まぁそう考えると、焦る必要はないのだが。。。

 ところでだ、ここからが本題である。
 このday14の前日に、とうとうやってしまった。即ち、前から狙っていたハーレーのLOW RIDER Sというバイクを新車で契約したのである。見切り発車だ。。。まぁ、これで踏ん切りはついた。とも言える。おめでとう、オレ。
 納車は8月上旬くらいになりそうなので、時間はたっぷりある。

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しつこいようだが、これだ。ホンモノに跨がったのはこの時一回ポッキリである。

 とりあえず、車両と一緒に追加したオプションを整理しておこう。

 1.ETC2.0(ミツバ製)シート下に収納できる。ステーが必要だがバッグは省略。
 2.ドラレコ(ミツバ製)カメラは前後に着けて、キ印対策をする。
 3.サイレン セキュリティが付いているのなら、音を出さなければ意味がない。
 4.VPクラッチ 兎に角クラッチを軽くしたいの一心。
 5.パッセンジャーフットペグ 当分は一人乗りだが、車検は二人乗りで通す。
 6.シーシーバー 荷物を括り付ける用に着けておく。脱着式。格好もいい。
 7.スイッチエクステンション フラッシャーの操作は簡単な方がいいのでオススメ。
 8.バッテリーチャージャー これは必須アイテム。冬場にあがってからでは遅い。

 以上だが、あとは、エンジンガード(デザインとコストで迷う)、スマホホルダー(クアッドロック)、ボディカバー(匠アドバンス)を市販で調達の予定である。あとは、クラッチ&ブレーキレバーを握りやすいヤツに替えるかも知れない。

 なんじゃらかんじゃら、用意周到である。ワラ。因みに、このLOW RIDER S、2年落ちの中古の方が高いという訳のわからない状況が現出している。

 なお2021年モデルは、排ガス規制のEURO5対策で、サイレンサーにO2センサーが二個だか三個付いている。オレには多分関係ないのだが、エキゾーストのカスタム必須の御仁らには、やっかいな話なのかも知れない。


Low Rider Sのコトが良くわかるビデオだ。

 今回は急制動とシミュレーションの2時間。よって、苦手の一本橋の練習は一度も出来なかった。

 実は一本橋対策として、バイクシューズを新調した。かかとのあるショートブーツタイプの革靴だ。何故か。

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 約2.5cmのかかと高。革は柔らかい。WILD WINGというメーカー。中国製。普段履きにもできそう。履き心地は中々いいが、今まで履いていたTAICHIの履き心地に改めて感心する次第。

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 ペダルに掛かる面は平面ではなく、微妙にねじれカットになっている。多分操作性の問題だろう。

 一本橋失敗の原因の一つが、ペダルからの足離れである。ペダルへの足掛かりの悪さが一つの原因であると思ったオレは、かかとのある靴で、足をペダルにロックしようと目論んだのである。

 結局、これを一本橋に試すことは出来なかったが、大きな発見があった。かかとをペダルにしっかり当てると、今までにない足の置き方になったと言うことである。「えっ?こんなふうに足を締めて跨がるのか?」という感想だ。

 いきなり、股筋に負荷が掛かる。特に、左足。そう、いつも一本橋の途中で曲芸が始まる方の足だ。

 なるほど、これまでどれだけ楽な足の置き方でバイクを操縦していたのか、ということを実感。まぁ、これだけでも、収穫であろう。

 骨盤その他の関節がねじ曲がった俺の足にとって、正しい体勢でバイクに跨がると言うことは、困難を極める荒行だが、正しいポジションを認識することが出来たのは大きいだろう。

 次週はまた「回避」という課題やら何やらで、どれだけ一本橋を練習できるかわからないが、効果を確認したい。このシューズに替えたことで、足裏から体重がペダルへ掛かる感覚を覚えた。今までは、タダどこかに足を載せていただけだったことに気づいた。この辺の感覚の違いがどれだけ一本橋渡りに効果を発揮するか、楽しみでもあろう。

 ということで、いやそういうわけでもないのだが、ハーレーのLow Rider Sというモデルを近々新車で購入することに決定した。見切り発車である。

 一つには、今から注文して、乗れるのが8月頃になるという、納期の問題がある。下手すると、今年の生産分は終了になりかねない。そんな焦りもある。

 あとは、中古車市場の相場が高騰してきており、下手すると中古車の方が高いというモデルも出てきている。(ハーレーに限った話かも知れないが)このLow Rider Sが将にそれで、ツインカムのエンジンを積んだ3年落ちのモデルは新車で買うよりも高い。

 では、新車を選ぶしかない。3年保証というのも新車選択の大きいファクターだ。

 てなわけで、今週の末は、おそらく契約になるだろう。免許が取れないという可能性は相当低いという見立てである。

 股筋痛は2、3日続きそうだ。ふぅ。

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 Low Rider S こいつだ。

 コース走行については、概ねAもBもマスターしたように思う。

 で、結局は一本橋だ。色々頭の中で考えていることが、実地では全くと言っていいほど、何も出来ずに終わる。

 課題1ー停止ラインにしっかり真っ直ぐに停めること。コレが出来ないと、一本橋に上るときにヘマをやらかす危険性が増す。停止位置への侵入経路を確立する必要がある。直前にカーブがあるのだが、そのときに白線を通過する。その白線を目印とすることによって、これは可能になりそうだ。

 課題2ースタート時の安定性。なんというか、ユルユルとスタートしてしまいがち。これでバランスを崩す可能性があり、一本橋に乗った後にいきなりふらつくという問題がある。発進時、左足を地面に着けておく時間を長引かせることによって、この左足をガイドとして使うことを覚えた方がいいみたいだ。

 課題3ー半クラッチを多用すること。真っ直ぐに乗れた後の、クラッチの操作である。現時点ではそこまで頭が回らない。五月蠅い指導員が、いくらオレを罵ろうが、出来ないモノは出来ない。ワラ。が、克服しなければならないのは百も承知だ。

 課題4ーハンドルをユラユラ揺らす。これが出来ると、上体の力が抜けるという話を聞いた。これは確認する必要がある。真っ直ぐ乗れたら、半クラッチに、ハンドルユラユラだ。

 課題5ーバランスが悪くなり始めると、左足がペダルから離れる。気がついたときにはもう遅い。上体で体勢を立て直そうとして、結果、下半身の力が抜けて、足がペダルから離れ、おっとっと体勢になり、為す術なく橋から落ちる。かかと付きの靴を新調する予定だ。

 週末だけの教習だが、妙に次が早くやってくる。楽しいと言うより、プレッシャーを感じる。情けないことではある。


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