ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2020年08月

暑さは残るが、少しずつ秋に向かう十ノ原、菅平高原


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 一時の涼を求めて十ノ原でこの週末の二日間だけを過ごした。下界は37度とかいう予報。知人の家族と出かけた。

 この時期、十分に涼しくはあるが、日中はそれなりに暑くなる。なにしろ、ミンミンゼミが鳴いている。(多分初めて聞いた)とりあえず日向は避けよう。日陰が心地よい。
 少し庭仕事をすると、やっぱり汗ばむ。それでも家の中にいるよりは、外が気持ちいいから、庭で何かしたくなる。時折通る風がまた心地よい、どこかノスタルジックな匂いがする。

 土曜の午後からBBQをした。ラムリブが最高だった。早めに撤収し家の中に逃げ込むと、夕方からは雨になった。

 夜は涼しさも相まって、真夜中過ぎまで、友人家族と会話を楽しんだ。雨は2時頃ようやく止んだ。
 
 明け方は18度くらいまで気温が落ちるので、窓を網戸にして開けておくと、風邪を引くので注意。就寝時、毛布は手元にあった方がいい。

 空が白んでくるとやがて、太陽が顔を出し、日曜は雲が多いものの青空が垣間見えた。早朝のサンチャンとの庭の散策が清々しい。

 八月は葉月というだけあって、緑の季節だ。目にもよろしい。たっぷり緑を味わうがいい。。。十日ほど前に芝刈りをしたおかげで、ボーボーではなかったが、既に雑草が勢いを盛り返していた。
 まぁ今年はもういいだろう。二ヶ月もすればみな土に帰るのだから。

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 クマザサマックス。熊笹茶用の葉はこの時期に採取するとよい。いや、新芽がいいのか?

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 何故かこの時期にまだ咲いている紫陽花。ま、「がく」ではあるのだが。青ゆえ、土壌はアルカリである。

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 ツリガネニンジン。今回調べて初めて知ったが、若芽は山菜、根は咳止めの生薬に用いられるという。


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 地面を這うようにして成長した庭の山葡萄の葉。若いヤツは天麩羅でいける。大きく成長した山葡萄の蔓は甘酸っぱい実を付ける。11月上旬頃が収穫時だ。

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 この成長しきった山草の若芽を炒めて食べたことがある。山ウドの芽と間違えた。酸っぱい味がした。食えないこともないが、喰わなくてもいい。ワラ。 

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 前回刈り払いしたおかげで、庭はすっきりした。日差しはまだ強い。気温は25度くらいだ。日陰を追いながら、椅子に身を預け、仲間とコーヒーを啜る一時がプライスレス。

 そうそう、別荘を持つことの一つのメリットは、いつでもふらっと出掛けられると言うことだ。何ヶ月も前から計画して予約する必要もないし、直前のキャンセルも問題ない。なにせ、そこは自分のウチなのだから。
 その意味では、別荘選びの重要なポイントの一つは、過ごして気持ちのいい場所であること、ということかもしれない。

 次来る頃には大分涼しくなっているだろう。今回、夜間赤外線?監視カメラを仕掛けたので、どんな動物たちがやってくるのか、チェックが楽しみである。


若干説明書がわかりにくいが、やってみれば至極簡単なガジェットだ。

 

   迎え盆・送り盆


 4年前に、正式に寺の檀家となった。最近の寺経営の難しさも人ごとではない感じがしている。墓じまい。。。我が家も遠くない将来そういう時がやってくるかも知れない。

 一昨年だったか、檀家組合から、誓約書の提出を求められた。寺への忠誠を誓うモノである。ワラ。それだけ、経営は逼迫、或いは檀家の寺離れが進んでいるとも考えられる。これも、時代の流れか。

 オレ的には、宗教の時代は終りを迎えていると思う。仏教よりも、キリスト教の方がヤバそうである。この先、宇宙人でも現れたら、驚天動地の大騒ぎになるに違いない。ワラ。

 今日は迎え盆だった。

 朝、余り暑くならないうちに出掛けた。墓掃除をして、線香を上げて、本来ならば、提灯を点すところ、百均のLEDランタンに火を付けて、「さぁ、爺ちゃん、これに乗れ」とお呪いのような、言葉を墓に掛けて、死者の魂を、その灯りに誘導する。

 提灯に火を点すのが習わしだが、車での移動中に、中のろうそくの火が消えてしまうリスクを回避する為のLEDランタンだ。

 今年は、コロナのせいにして、盆棚は手抜きした。それでも、電球提灯を点し、盆らしい雰囲気を造った。

 普段、仏壇に向かって、手を合わせたり、供え物をしている訳だが、何故か盆の時に限って、墓まで霊を迎えに行く。では、普段仏壇には誰が入っているんだ?とオレは、思い出しては悪態をついている。

 送り盆も然り。送った後に、仏壇には誰が入っているのか?そこに、誰もいないのなら、何に向かって手を合わせているのか。皆、それを疑問に思わないというのは、洗脳されたが故だろう。

 白鳳・天平、奈良時代、日本仏教は黎明期を迎えるわけだが、奈良市内の有名どころの寺には、普通の寺にあるべきモノがない。

 そう、それは墓だ。よく探せばあるのかも知れないが、法隆寺、東大寺、唐招提寺、薬師寺などなど、墓らしきものは見当たらない。隠してだけかも知れないが。

 奈良時代の寺。。。今で言うところの、大学、研究所であるのだから、少し考えてみれば至極当然のことなのだ。僧は、即ち学生であり、教授である。最先端の学問、科学を研究する場所であって、死者を弔うことを目的とした機関ではないのだ。

 京都に行くと、清水寺などには、墓がある。末法思想の時代に、仏教とあの世が結びついた結果であろう。さらに、鎌倉仏教によって、仏教は大衆・庶民化した。拝めば、皆極楽浄土に行ける。甘言であろうが、来世に救いを求める人々にとっては、願ったり叶ったりの申し出であったに違いない。

 この辺りから、仏教は結果的にビジネスになった。そして、仏教、寺といえば、死者を弔う場所になったのである。悪くないビジネスモデルなのだろう。が、21世紀になって、どうやらそのビジネスモデルに破綻の兆しが見え始めている。

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  49日の法要。墓場で、吸部ジャズと和尚のコラボ。


数珠はいいものを持とう。

 嬬恋パノラマライン北ルートというキャベツ畑の中を走るドライブルートがある。

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  俺は、キャベツはマヨネーズ派だ。



 菅平から、鹿沢温泉を経由して関東に戻るルートを時々通るのだが、去年の台風の被害でいつもの道路が閉鎖されており、結果ナビ任せの迂回路を通った。そのとき発見したのがこのパノラマラインだ。
 上田方面から144号線を嬬恋方面にやってくると、鹿沢温泉の看板が出る交差点がある。そこを左折する。最初は冬だったので、なんのこともない景色だったのだが、夏のこの時期に通ると、収穫のトラクターが彩りを加えて、風景が一変する。

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  トラクターがいい。嬬恋が農業の村ということを再認識させてくれる。

 「愛妻の丘」とかいう「嬬」に引っかけたような小高い丘が見晴らし展望台である。仮設トイレもある。が、水はない。ワラ。車を停めて、眺めを楽しむ人たちの姿が絶えない。浅間山系の眺望が素晴らしい。

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  周辺地図だ。田代湖の丁度裏側に位置している。

 このパノラマライン、北ルートがあるということは、南ルートもある。144号線を左折するところを、逆に鹿沢方面に右折すると、南ルートだ。南ルートの終着点は、碓井軽井沢インターである。ちょっとした、ドライブコースとなっている。
 因みに、北の終着点は草津カントリーの入り口付近になっているようだ。そこまでは、さすがに行かんが。ワラ。

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  愛妻の丘にはブリキのモニュメントがいくつもある。ブレーメンのラッパ吹きもいる。背景は四阿山方面だ。

種から育てるのが今風か。


 二ヶ月ぶりに、山荘を訪れた。心配は、クマザサだ。どれだけはびこり浸食されているか。面倒な奴らなのである。よって撃退しなければならない、絶対に負けられない試合がそこにはある。ワラ。

 一番草木が育つ季節に、山荘へ行って手入れしていないと、結構悲惨なことになる。はずだ。こういう放置は、コロナでもなければあり得ないのだが、まぁ、しかたない。相手は自然。そう考えれば、有り難くもある。ワラ。

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 クマザサは、葉っぱを採集して、お茶を作る。手間は掛かるが、これがクマザサとの共存方法だ。白湯のような味わいだが、香りがふわっと口の中に広がる感じが心地よい。何杯でも飲める。買えば、そこそこのお値段だし。確か、薬効もあったはず。
 


 で、着いてみたら、以下の通り。山荘を持つということは、その手入れを覚悟しなければならない、ということでもある。自宅ですらろくにそんなことしないのに、何故、山荘だと出来るかということだが、要は、気分転換、新しい発見、運動不足解消、涼しい環境でのビール、その他諸々の効用があるからである。
 
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 クマザサもそうだが、はびこっていたのは蕗の葉っぱである。まぁこれは、想定内。

 それから、年に数度しか来ない人たちは、ほったらかしという御仁もいることにはいる。夏の間、どれだけ草がボーボーになろうが、お構いなし。
 何故か。答えは簡単。冬が来れば皆枯れて、土に戻る。きれいさっぱり消えてなくなる。そこを我慢するかしないかだけの話だといえば、そのとおり。そういうことなのだ。
 
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 もう一つ面倒なのが、何年か前に切り倒した木の切り株から新芽が次から次に出てくるということだ。こいつらも処置しなければならない。

 俺の場合、ボーボーの中でビールを飲んでもうまくはない、ということなのだろう。しっかり管理された別荘地ならば、近所から苦情が来るかも知れないが、ここでは、余程の「すっとこどっこい」でもなければ、クレームを入れてくる輩はいない。自然のほうが勝っているのだ。
 ある意味、俺も、隣んちのクマザサと戦っているわけだが、それも又山荘生活。「すっとこどっこい」ではない。

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 ということで、出番はマキタの刈払機である。これは、こういう事態の時のためにある。が、3年くらい動かしていなかったので、エンジンが掛かるかどうかが心配だった。
 だが、一発で掛かった。さすが、マキタ。いや、ホンダエンジンなのか。今度お金があったら、株を買うと心に誓う。刃の方は、石も刈っているので、そろそろ替え時かも知れない。ワラ。

 ガス満タンで25ccくらいだと思うが、1時間くらい掛けて、ヨレヨレ、ヘロヘロになりつつも、ガス欠まで一気に刈った。ヘルメットから汗がしたたり落ちる。やってる感は満載だ。
 コイツよりヘビーなヤツは、チェーンソーだが、こういう男の作業は楽しいなぁ。(半信半疑)作業を終えても、指先に暫くエンジンの振動が残った。新しい経験であった。ワラ。


 
 ともかく、ボーボーだった庭。二ヶ月床屋に行ってなかったヤツが、スポーツ刈りにしてきましたくらいには、さっぱりした。あと細かいところは、鎌で整える。。。
 
 コロナで自粛とはいいながらも、山ん中なので、何軒も避暑に来ていた。他人と接触する機会はほぼゼロなので、まさにコロナ対策は万全。ウィズコロナの時間の過ごし方としては、最強である。
 これから、別荘を購入しようと考える人は、絶対に増える。住友林業(お隣さんを建築中)の株も買いかも知れない。ワラ。

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  刈った後の庭の写真を撮り忘れたが、気分は上々、ビールも飲んで、この空の如く爽快である。

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 某W大学に今年入学したメイが、リモート疲れマックスによって、ストレス解消。笛を吹きにやってきた。

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  ここ菅平では、紫陽花の花が、奇妙な時期に咲く。

 ところで、ここ菅平高原の夏の気温だが、対熊谷比でマイナス10度である。日曜、日本各地で38度と言っているときが25、6度(室内)だった。涼しさこの上なし。それでも、日差しは強い。日陰が心地よい。
 窓を開け放したまま寝ると、明け方冷えるので、注意が必要。最低気温は、16、7度だ。

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  木漏れ日が何故か丸になる。新発見。

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