ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2020年02月

 一昨年、トラベルトレーラーを購入した。およそ二年が過ぎた。一回、これまでのことをまとめておく。

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 そもそもの始まりは、ディスカバリー4との出会いから始まった。其の前年、それまで15年くらい乗っていたアルファードのトランスミッション系に違和感を感じたときからだ。買い換えを決意した。
 最初はランクルに乗ろうと思った。ディーラーで、実車をチェックした結果、没となった。理由は、第三列が跳ね上げ式だったこと。跳ね上げても、荷物があまり積めない。それから、エアサスの昇降が遅いという点も不満だった。最後は、セールス氏。愛想はいいが、何故か自分はジープに乗っていることを自慢。。。
 何の気もなしに、ランドローバーのエヴォーグとかいうSUV?の試乗に出かけた。結果は、特に興味なし。スポーツ走行なら、STIに遠く及ばない。SUVというより、乗用車。で、あえなく、ノーサンキュー。ところが、色々こちらの嗜好やら用途をセールス氏と話している内に、「だったら、こっちのほうがいいかもという、クルマが一台あります。見てみますか?」ということで、「もしかしたら、これが日本向け最後の1台かも知れません」と言われつつ、倉庫のようなところへ連れて行かれて見せてもらったのが、ディスカバリー4である。色は赤。ほぼフル装備。
 問答無用の即決だった。

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 納車後しばらくは、山荘への足にしたり、キャンプもどきの東北遠征などして、楽しんだ。が、あるとき、気がついた。後部バンパー中央部に何かある。蓋だ。その中は何か?牽引用のなんとかバーの装着部である。何かを引けるらしい。欧州では、牽引車No.1の賞を取ったという記事をどこかで見た。
 どうやら、何かを引っ張るためのクルマらしい。何かを引っ張るとしたら、なにか?どこでどう調べたか忘れたが、トレーラーを牽くのが、欧州流らしい。トレーラーだよ。5m以下のトレーラーなら、牽引免許もいらないという。牽引免許?考えたことも無かった。何かを引っ張るというのは、簡単ではないらしい。だったらどうするか。
 牽引免許を取る。今やるべきはこれしかない。ある夏の日だったが、自動車教習所に通い始めた。この年で、運転講習かよ。10回くらい一気に通った。試験は一発で獲った。一番難しいのが、バックでの駐車。コツがいる。自分より若い指導員に、コツを教えてもらい、なんとかクリア。とうとう免許取得。

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 トレーラーのことを調べ始めたのは、免許取得後だ。小さいの、大きいの、どんな機能があればいいのか、などなど、検討を重ねた。牽引免許不要の小さいヤツでもよかった。が、注文の多い客もいた。アレがナイト駄目、これがあった方がいい。そうこうするうちに、どんどん要求仕様が膨らむ。
 もう一つは、アメリカ系かヨーロッパ系かという選択だ。アメリカ系は豪華でフル装備、其の分でかくて重い。ヨーロッパ系は、そこそこ装備は十分で、軽量。牽引車(俺の場合は、ディスカバリー4である)との相性もある。電気系統は牽引車とトレーラーでつなぐ必要がある。8pinだとか11pinだとか、各種機能(ライトだとかバッテリーだとかナビとの接続)との相性だ。あちこちのディーラーを見て回ったが、Hobbyに絞り込んだ。ドイツのメーカーだ。
 あとひとつ重要なことは、販売店のサービス態勢。それと近さ。なにかあったときに、九州のどこどこまで来てくださいでは話にならない。後になれば、これが結構大きいことに気づいた。実はHobbyの販売店が自宅から一番近かった。これが一番のラッキーだったかもしれない。
 大は小を兼ねる。。。販売店セールス氏の「すぐに大きいのが欲しくなり、乗り換えることになるから。。。」の殺し文句で、当初の想定外の6.7mという、結構でかいヤツに決めることになる。
 ただし、装備は十分。4人掛けソファテーブル、キッチン、トイレ、冷蔵庫、メインベッドの他に二段ベッド。テレビとエアコンを後付けした。しばらくたって、ソーラーパネルも取り付けた。もう、十分だ。あとは、運転技術で、トレーラーをボコボコにしないことだけである。

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 こんな感じで、トラベルトレーラーの生活が始まった。そうそう、「クルマ旅」というキャンピングカーの普及活動をしている会のメンバーとなった。登録のキャンピングカー宿泊施設に宿泊することができるクラブだ。ここを中心に旅をアレンジすることになる。
 近場でいくらか経験を重ねから、次第に遠出することになった。これまでに行ったところを思い出混じりにあげておく。

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1.秩父ーまずはトレーラーの取り回しの練習がてらにでかけた。これまで2度利用した。
2.茨城の海際1ー停めるのに苦労した。周辺観光に便利。本当の海際なので写真撮影によい。
3.伊香保ー酒屋さんの駐車場は、マジきつい。でも酒がある。温泉がある。
4.茨城の海際2ー神社・仏閣、海鮮市場などが楽しめた。ホテルの料理もよかった。
5.伊豆のワイナリーーワイン飲みたいだけ飲める。イタリアンもお勧め。リピートした。
6.能登ー半島一周は楽しい。砂浜走りたかった。牡蠣が美味。これは意外な発見。古墳もある。
7.青森ー十和田、三内丸山、亀ヶ岡、岩木山などなど、見所満載。
8.三重ー伊勢神宮はやはり一度は行くべき。神社巡りができる。津の鰻もgood。
9.猪苗代湖ーカヤックが十分楽しめる。リピートした。裏磐梯や五色沼はインスタ映え。
10.奈良ー明日香は日本の原風景が癒やし。三輪神社は最強パワースポット。
11.京丹後ー天橋立、伊根の舟屋。。。城崎温泉。。。古代の香りがする。神社巡りがいい。
12.富士山麓ーHobbyのオーナーズ大会。2年連続参加。
13.尾瀬岩鞍ーダム湖でのカヤックを体験。日光男体山方面にも足を伸ばす。

 こうして揚げてみると、なんだかんだで結構行っているなぁという感想だ。この週末は、房総の養老の滝、そしてGWは四国、香川を目指す。夏は猪苗代再訪か。で、秋には東尋坊を計画する。あとは、四万湖か中禅寺湖で紅葉が見たい。

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 ところで、牽引で一番気を遣うのが、バックである。駐車するときには、ほとんど必ずと言っていいほどバックする。通常のハンドルとは反対に切る。更に難しいのが微調整。慣れだよとベテランさんは言うが、これが中々慣れない。おそらく、頻繁な微修正を加えながら、トレーラーの向き、取り回しをコントロールするのであろうが、これが中々感覚的になれそめない。今後の課題だ。

 目的地を選ぶときに真っ先にチェックするのは、駐車する場所の周辺状況だ。楽に停められるか、おかしくなったときに修正は可能か、アプローチの道幅は十分か、等々。このへんは、今後も確認項目としてはとても重要だが、しっかり準備して、旅することで、トレーラーでした味わえない醍醐味を満喫することができる。

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 1/800 F8 28mm ISO160 by Tamron15-35mm

 去年のGW、舞鶴に出かけた折、偶々北吸岸壁で海自のお祭り?をやっていて、あたごに乗艦し、見学することができた。日本の国防の要。ありがとうございます。とても頼もしい存在だ。家族や若い人も多く、結構みんな、興味あるんだなぁという感想。
 遊覧船で港巡りもできて、海側からも艦艇見学ができた。乗船券は現地で買う。1400円だったか。

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 1/8000 F2.8 15mm ISO160 by Tamron15-35mm
 京都舞鶴

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 1/2500 F3.5 15mm ISO160 by Tamron15-35mm
 京都舞鶴

 奥の方のミサイル艇が、ひっそりとリクルート中。子供連れのみを館内に案内していた。ついでに入れてもらった。どうもありがとう。どうやら、子供が何人かいて、ミサイル艇の将来要員一本釣りの活動中であった。こんなところでも、人手不足の波が押し寄せているのか、と少し悲しくなる。

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 1/640 F16 25mm ISO160 by Tamron15-35mm
 京都舞鶴

  かなり周辺は赤煉瓦地域でまさにイベント中で、クルマはごった返していた。停めるなら、赤レンガパーク駐車場の一択だろう。朝から行った方がいい。ただし、海自敷地内はイヌ禁止。ペットを連れては入れなかった。
 本来の目的は、海軍記念館訪問だったが、こっちは期待外れだった。小説ネタでも探しに行く以外、需要は少なかろう。

しばらく前のことだが、首都高で速度違反し、免停となったときの話を聞いてくれ。

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1010日午前630分、首都高C2線(池袋-新宿)にて速度違反をオービスで捕捉された。メータ表示で127キロメートル。実測(オービス計測値)121キロの61キロオーバーとなる。以下は時系列的にどのような手順で処分を受けるか、埼玉県のケースである。

10/10 オービスで捕捉
10/22 警視庁交通執行課への出頭命令のはがきがくる
10/31 同課へ出頭、本官さんによる違反事実の確認と調書の作成
12/17 埼玉地方検察庁より出頭命令の書簡がくる
12/25 同庁へ出頭、違反内容の確認と罰金刑手続きの説明
12/26 免許センターからの出頭命令書簡がくる
1/5   免許センターへの出頭(免許証の提出)、免停期間減免の講習第一日目、免停起算日
1/6   講習二日目
1/??  裁判所より罰金刑(金額)確定の通知
1/?   地検より罰金刑の支払い案内の通知(郵便局・銀行振り込み)
2/18  免停終了日

 埼玉から横浜に毎日車通勤している。スピード違反のこの日は、普段通りもしないC2号線へ悪霊に引き込まれるようにして迷い込んでしまった。5号線の渋滞から抜け出した途端に車がまったくいなくなり、前走車がトンネルを猛スピードで進入して行った後を追随したことがそもそもの不幸の入り口だった。一切前後に車がいなくなって、注意力も緩慢になり、一瞬高速道を走っているような気分でそのままアクセルを踏み続けた結果である。

 このときはマジェスタだったが、BMW135(いわゆるスポーツカー)に乗り換えることを決めたばかり(注文の翌日)で、どこかはしゃいでいたのだろう。悪霊どころか守護霊の導きだったかもしれない。というわけで、BMWの納車予定日は免停期間中の真っ只中で、猫の前に鰹節をぶら下げられるようなものだ。家人の笑いのネタであることはいうまでもない。   

 いくつか気がついた点を書き残そう。本官さんの調書だが、いまどきのこんな非効率な仕事ぶりにおどろいた。似たような書式に何度も何度も同じことを手書きで写している。すべてペーパーワークである。定年間近とみえる本官さんはパソコンをつかえないのだろうか。人柄は温厚、この人を恨む気はさらさらない。同じサラリーマン同士の哀愁を共有するのみ。

 言われて驚いたのが、このあとの地元(埼玉)の裁判所(地検)と免許センターからの手続き(前者が刑事罰、後者が行政罰の執行)の通知に2ヶ月かかると言われたことだ。「2ヶ月ですか!」とあきれて見せたが、さすがお役所仕事!と思わずにはいられない。その間に忘れてくれ!と祈るほかなかった。彼らにとっては改善のニーズはないから、きっとこれを早めようなんていう動きは内からは起こってくるはずもない。内心それではBMWが納車になったときに間に合わないじゃないか!と慌てたが如何ともしがたい。

 さて、2ヵ月後地検に呼ばれたときのこと。本官さんに負けないくらいの人のよさそうなオヤジさんが待っていた。終始ニコニコして、これに間違いがなければ、裁判にはしないで罰金刑の通告が後日裁判所からなされますとのこと。案内にしたがって罰金を振り込めば手続きは終りですとケータイの契約より簡単な話が10分で終わった。

 このとき問題だったのは、同じ部屋に衝立を隔てたすぐ隣にもう一人呼ばれていて、これが若いお姉さんだったが、幼児虐待の罪で子供を殴っただの何だのという話が聞こえてきたことだ。「間違いありませんね」「間違いありません」とやっている。これは、まずいでしょう。赤の他人がすぐ隣で聞いています。これをネタに私が女のあとをつけて恐喝事件でも起こさない限り、地検としては問題はないんでしょうね。

 さて、60キロスピードオーバーの違反の顛末として、いったいいくらかかるのかということを個人的な事情を含めてまとめておく。

1.罰金刑:10万円(Maxいくでしょうとのこと、裁判所が決める)
2.違反講習:3万円弱
3.免停期間中のホテル代(車でないと遠すぎて通勤できない):12万円
4.家に帰らないので余計な酒代:10万円以上は使う
5.通勤電車賃(自腹):3万円

 合計38万円かそれ以上だ。(政府支給の一時給付金は出れば足しにする)一応これくらい直接、間接に日本国のGDPアップに貢献することになる。ワラ。

 ここで、名古屋から東京への出張帰り、新幹線の車窓から見えた晩冬の富士山の眺めで一句。               

宝永の 大穴痛し 雪の富士

 何を思ったのか、自分でもよくわからないうちに、カヤックを始めた。陸上を走ったりするのと違って、膝に負担がこないというのがいい。どんなカヤックにするか、色々検討してみたが、日本製のフジタカヌーにした。ALPINA-2というやつだ。全長4.6m。気張って、色パターンもオーダーカラーとした。なんだかんだで、各種装備を含めると、60万円くらいかかった。

 ひっくり返るのが怖かったが、まぁなんとかこらえている。波を横から受けなければいけそうだ。それでも、海はヤバイので、穏やかな川・湖専門。基本、果敢にチャレンジしたいわけではナイ。桜や紅葉の下をのんびり進みたいだけだ。水面すれすれを音も無く水を分けて進んでいくカヤックはとても気持ちよく、誰でもできるスポーツだ。チン(ひっくり返ってドボンすること)が無ければ,とても快適。誰も来ない浜でカップヌードルが最高。

 2019年春始めて、木津川(京都)、猪苗代湖、ならまた湖(水上)で漕いだ。亀山湖も計画していたが、宿泊予定地が房総半島を襲った台風被害のため受け入れ不可となり、断念した。

 こちらは木津川。フジタカヌーさんの近く。艇を引き取りに行ったついでにツアーに参加した。
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 1/500 F5.6 8.8mm ISO125 by Sybershot
  
 こちらは、猪苗代湖。川を少しだけ上る。廃船に出くわした。
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 1/100 F4 7.9mm ISO125 by Sybershot MX0MⅡ
 
 こちらは、群馬のならまた湖。ダム湖ならではの、入り江がある。上陸した其の先には、なんとかの滝が待っている。アドベンチャラスな雰囲気が満点。
 我が艇のカラーコンビネーションは、ダイヤモンドヘッドテトラをイメージ。
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 1/200 F1.8 8.8mm ISO125 Sybershot

 こちらも、ならまた湖。ツアーコンダクターのトレーニングセッションに遭遇する。格好いい。色々、情報が聞けた。
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 1/1000 F1.8 8.8mm ISO125 by Sybershot

 フォールディング(折りたたみ式)カヤックの面倒なところは、組立・分解・収納であることは言うまでも無いが、濡れたまま、畳んでしまうというのができない。乾かすのも手間だ。ということで、考えついたのが、車の屋根に載せて、走りながら乾かす。スーリーのスペシャルなキャリアを購入した。14万円なりwww。これが活躍するのは、今年からだ。

 さて、2020年は、亀山湖(千葉)、吉野川(徳島)、猪苗代湖、四万湖(群馬)をチャレンジしようかと思っている。



サンシャイン水族館、夜の散歩は楽しい。(Tamronさんのユーザー抽選ご招待で無料で入場)

  まずはアオリイカ。刺身が美味しそう。結構イカの飼育は難しいのだとか。
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 1/100 F2.8 19mm ISO800 Tamron15-35mm

  鰯の大群。光り物。これは握りか。迫力満点の集団演技。
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 1/200 F4.0 30mm ISO800 Tamron15-35mm

  鮎は塩焼き。食われる心配も無く、元気に泳いでいる。
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 1/60 F4 30mm ISO800 Tamron15-35mm

ヤドクガエル。かわいい。中南米原産の毒ガエル。矢毒と書く。色々な色がいるらしい。
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 1/20 F2.8 30mm ISO800 SIGMA dp2 Quattro

  ***ガエル。矢毒の仲間か?こっちの方がぽい。
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 1/50 F2.8 30mm ISO800 by SIGMA dp2 Quattro

  昼間はペンギンが泳いでいる水槽だと思う。向こう側の外の景色が見える。
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 1/200 F4 30mm ISO800 by Tamron15-35mm

  入場料金は大人2,200円。倍払うと、年間パスとなる。3回以上来るならそっちの方がお得。

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