ジェイクロのクスッと

日常の出来事、思ったこと、体験したことをクスッと綴る。趣味はカメラと旅行、時々カヤック。興味は歴史と経済とスピリチュアル。関心は健康。特化は別荘ライフと英語かな?

2020年02月

 コロナのせいで、あらゆるイベントが中止になっている。

 来週月曜からは、学校も休み。長い春休みだ。期末試験もなし。さぞ嬉しかろう。スマホ片手に、ゲーム三昧。。。容易に想像できる。

 プロ野球のオープン戦は、中止にはならず無観客試合となっているが、サッカーやらバスケは中止または延期だ。この先、e-sportsが繁栄するのだろうか? あるいは、マトリックスの世界に移行してゆくのか?

 大学の卒業式も軒並み中止になっている。経済的な打撃はもちろんだけれど、これに結構怒っているのが、卒業生。特に女子だ。何に文句を言っているのかというと、何年も前から、その日のために準備してきたのに、何で今になってヤメンダヨ(怒)ということだ。

 何そんなに準備することがあるんだ?「あるんだよ」と言う。髪をその日のために伸ばしてきた。。。どうでもよくないか?とは中々訊けない。そして「まだある」と言う。袴が履けない。。。みんなとワイワイガヤガヤできない。。。
 どうやら、大学生活の全ては、その日が総決算らしい。男子にとっては、とって付けたようなセレモニーなのだけれども、女子にとってはそういうことなのだ。どうせ、三ヶ月もすれば、どうでも良くなっているはずだが、そういうこだわりというモノが、女子の女子たる所以なのだろう。

 世に問いたい。みんながみんなそういうものなのか? 姪っ子はそんな女子の一人。とても憐れなので、パスタを食わせてやった。結果、大分怒りは収まった模様ではある。

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 1/80 F3.5 8.8mm ISO1250 by RX100M4 WB:Sepia

 まず結論を言う。意識的に幽体離脱をやる方法は、就寝時に「覚醒から睡眠に落ちるその瞬間に瞼を開く」である。この話はガチだ。個人の感想ではある。
 
 簡単に言ったが、難しいのが、「瞼を開く」という動作だ。バリバリと音を立てるがごとく強引に、瞼をひん剥かないといけない。気合いを要す。本人としては物理的な動作としてやっている。傍目で見たら目は開いていない。何故なら、この時点で、肉体と意識は切り離された別物となっているからだ。
 もう一つは、その睡眠に落ちる瞬間をどう意識するかということだ。油断すればそのまま寝落ちる。が、そこは訓練によって集中すれば、難しいことではなくなる。

 容易なことではない。この技?を会得するまでには随分と時間と経験を要した。そもそも、幽体離脱しようと最初から意識して狙ったものではない。結果としてそうなったということ。

 最初は「金縛り」から始まった。中学生くらいからだった。それは夜中に突然やってくる。最初は頭の裏側あたりに、ビリビリと軽い刺激が来る。何かが来た!と思った時には、身体はどうあがこうが一切動かなくなる。怖いから、それが去って行くのをひたすら待つしかない。そんな経験を何度もした。

 次の段階?が無意識の幽体離脱というやつだ。最初はこうだ。

 大学時代、六畳一間の下宿先である。深夜、突然金縛りに遭った。途端に頭の中がガンガン鳴り響き始めた。いや、これらは同時に起こった。
 ブリキのバケツを頭にかぶせられて、棒でガンガン叩かれているかのような衝撃だ。こりゃたまらんと、なんとか力を振り絞って、布団から抜け出し、真っ暗の部屋の中、どうにかして起きあがった。窓の外に宇宙人でもきているのかと思うくらいの異常事態だった。
 とにかく、電気を付けようと、電灯のヒモを引っ張った。ところが、カチカチと手応えはあるのに、全然電気が点かない。おかしいだろ。
仕方ないので、部屋を出ることにした。少なくともこの場を脱しなければならない。ドアのノブを回す。ドアが開く。するとなんと、反対側のノブにでかいネズミが張り付いていた。赤い口を開けて、「ぎゃあ」と鳴いて俺を威嚇した。俺は「このやろう」と言って、そいつをひねり潰した。

 次の瞬間、俺は布団の中で目が覚めた。

 この経験を機に、俺は考えた。起き上がって、電気を付けようとし、部屋のドアを開けた。これは、100%の現実感を伴う感覚だった。夢見心地でのそれではない。しかし気がつくと、布団の中に戻っている。夢と思えば夢でもある。そんな状況だった。

 その後も似たような経験を繰り返すうちに、幽体離脱という現象がすこしずつ理解できるようになった。後ろの百太郎という、つのだじろうの漫画が、そういう類いのテーマを扱っていたので、なんとなく予備知識もあった。その結果、幽体離脱というものは、何かのきっかけがあれば、自ら意図してできるモノだという認識を持つようになった。

 そのきっかけが最初の頃は、金縛りだった。金縛りは、疲れとか栄養不足とかストレスで起こるモノではない。何かが、身の回りにやってきている。有り体に言えば、幽霊かなにか。別の表現をすれば、別次元に存在する意識体のようなもの。もどかしいが、じっとしていればやがては収まる。

 幽体離脱した状態で、出くわしたそういう得体の知れない連中を、少し上げておこう。

 ー埴輪人間。怒っていないときの大魔神みたいな姿。守護霊か何かだろうか。
 ー少年の霊。こっちが、ムックと起き上がったら、わーっとパニクった。
 ー死んだ子猫。自分が死んだのを認識できずに遊びに来た。諭したら消えた。
 ー小鳥。なんできた?みたいな。小動物霊って結構いるようだ。
 ー死んだ爺ちゃん。俺の足を引っ張り、あの世に連れて行こうとする邪鬼だった。

つづく




 今日も日経平均大幅下落。。。全面安。一時22,000円を割る展開。ちょっとやそっとでは立ち直る見通しがない。なぜなら、コロナウィルスによるパンデミックが原因だから。困ったモンだ。そんな中、キョーリン製薬ホールディングスが値を上げている。武漢ウィルスの判定を15分?でできるような装置を増産すると発表したからだ。製薬会社がみんないいとは限らない。我が武田君は今日も爆下げ。(ウィルスに関係なくw)

 ピンチはチャンス。とはよく言ったモノだ。この状況がチャンスとなるのは一体どういうビジネスだろう。ちょっと考えてみた。まずは、駄目なヤツを思いつく限り。
 
 ー観光業(当たり前)
 ー外食産業(当たり前)
 ーイベント(コンサート、スポーツ観戦)
 ー映画館・美術館・博物館・スポーツジム(当たり前)
 ー中国依存の製造業全般(俺目線ではコマツとかw)
 ー小売業(当たり前)
 ー病院(なにかと病院に行きたがるジジババがいかなくなる)
 
 その他大勢が駄目、といったところか。では、いけそうなヤツ。基本は、引きこもって生活を充実させるという方向か?
 
 ーコロナ対策関連(富士フイルム、キョーリン等の株価が上昇)
 ー健康食品(免疫を強化するとかそういうサプリ。俺も買った)
 ーネット通販(当然、ポチで買い物)
 ーインターネット関連(皆PCの前から離れなくなる。在宅勤務推進で加速)
 ーゲーム関連(ダウンロードが増えそう)
 ーVR関連(家の中で擬似的にどっかに行ったり体験したりできる)
 ーケータリング関連(ジョナサンに行く代わりにピザハット)
 
 ここまで書いて気がつく。「引きこもり」が時代を先取りしている。。。イヤイヤまてまて。まだあるはずだ。
 
 ー家電メーカー(家の中で充実。テレビ、オーディオ、調理器ー家で飯を作る)
 ー家具メーカー(家電と似たような理由)
 ー自動車(公共交通機関がヤバイので、今までいらんと言ってた連中が買う)
 ー自転車、バイク(自動車と同じ理由)
 ーアウトドア関連(キャンプ、釣り、カヤックなど。不特定多数との接触を回避)
 ー宅配運送業(利用者は外部との接触を極力避けることができる)
 ー農業関連(自給自足を試みる奴らが増える?)
 ー不動産関連(郊外の一軒家、田舎の土地が人気になるか?)

 長野に山荘があって、春と秋には山菜・キノコを食し、トラベルトレーラーで人との接触を極力抑え日本中を旅し、家では正味期限切れ食料備蓄の推進者がいる俺。勝者と言うことでOKか?ワラ。

 スピリチュアルの世界では、コロナが怖いと恐怖を自ら作り出すのはヤメロ、というのが対処法だという。要は、気にするな、ということだ。というわけで、空飛ぶ?ペンギンやら、無邪気な鰯の群れ、睨みを効かしたタイ?の表情などを見て、心を落ち着けるのが、お後がよろしいようで。

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 1/640 F5.6 8.8mm ISO125 by RX100

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 1/125 F2.8 8.8mm ISO2000 by RX100

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 1/125 F2.8 25.7mm ISO2500 by RX100
 
 数ヶ月して、「あのときは一時どうなるかと思ったぁ」と笑って済ませられる時が来たら、ねぇどんだけいいだろう。 
 
 

 去年の9月、直前の台風15号の被害でドタキャンとなった房総の七里川だったが、そろそろ大丈夫かと高をくくり、亀山湖でカヤックをと再計画し、今月訪れた。が、どうやら考えが甘かった。

 道すがら、未だにブルーシートが掛かった屋根が散見されたし、そもそも、カヤックをやろうと気合いを入れて挑んだ?亀山湖が、流木のためにカヤック禁止となっていた。要は、半年経っても放置状態と言うことだ。カヤックはやれないこともナイとは思えたが、やっぱり無理だ。行政はここまで手が回らないというのが実情だろう。

 房総の山間部は崖下を走ることが多い。結構崖崩れによる工事中にもよく遭遇した。三連休というのに観光客も少ない。このあたりはズタボロなのだ。亀山湖の後、小湊を訪れた。誕生寺参詣の後、小弁天島に行ってみようと思ったが、遊歩道の途中が、崖崩れに遭い、通行止めとなっていた。諦めきれずにいると、駐車場の係員が、誕生寺の裏手から行けないこともナイと話してくれて、チャレンジした。

 心細くなるような裏道を抜けると、小弁天島の目の前に行き着いた。写真を何枚も撮った。春一番が吹いた日で、海岸に打ち寄せる波も激しかった。

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 10 sec with ND1000 F22 30mm ISO800 by Tamron 15-30mm

 崖に打ってある細かい杭の列を見学に行った。チバニアン。。。こっち ↓ のほうが、ポイのだが。。。
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 1/400 F5 ISO800 by SIGMA 105mm (filterd by Zeke)

 養老渓谷にドライブに行ったのだが、これといって見るところも無かった(去年の9月の災害からまだ立ち直っていない)。養老渓谷駅の観光案内所で色々情報を収集したら、チバニアンが近いというので、話の種に行ってみることにした。

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 1/800 F5.6 105mm ISO640 by SIGMA105mm

 チバニアンの看板は最後の曲がり角までない。街道を通りがかっただけでは気がつかないことが多いだろう。狭い道を曲がると、普通の田舎道の民家が並ぶ。その奥にチバニアン駐車場はあった。50台くらいは置けるだろう。
 ボチボチ人は来ている。プレハブ小屋があって、ビジターセンターとなっている。説明員がいて、資料が沢山あって、きちんと読めば、何かはわかるに違いない。が、まぁ、学習するのはここでなくてもいい。

 細い道を下っていった先の河原に出ると、その壁面、崖にそれはあった。見ても何がどうなのか、全くわからない。ピカソの晩年の「藤」を見るくらいに難解である。道というか河原はぬかるんでいる。観光スポットではない。長靴がいる。
 ガイドツアーがいて、何人かを引き連れ、色々説明していた。フィリピン海プレートに押される形で、今でも房総半島は年間数センチレベルで隆起しているそうだ。興味深く立ち聞きしたが、話があれやこれやと長く、もういいかぁにはなる。

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 1/800 F5.6 105mm ISO640 by SIGMA 105mm (exposure ajusted)

 観光案内所でも聞いたが、「養老渓谷」というのは、「ここがそれだ」というピンポイントものではなく、この地域(養老川沿い)一帯の総称だという。そういう意味では、チバニアンも養老渓谷の一部と見ていい。地球地場逆転の証拠という、ものすごいものなのだ。五年もすれば観光地化するポテンシャルはある。一度は行ってみてもいいだろう。が、専門家でもないかぎり、二度はない。

 最後に笑える看板があったので、晒しておく。外国人向けだ。意訳すると「渓谷するw。おまいら、この先で、滑って転んで怪我して死んでも、てめえの責任だから、あとで死んだワラとかいって裁判沙汰にしても、承知しねーからな。わかったヤツだけ、先にすすめ」とある。毛唐むけの親切な案内板だなぁとしみじみとした。ここまで書くとは、よっぽど、いたんだろうなぁ、そういうアホが。

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