オートクルーズを一年点検で装着し(注文はかれこれ一年半前)、二ヶ月ほどほったらかしにしておいたので、ちょっとお試ししてみた。

 オートクルーズ機能を使うには、それなりの環境がいる。そう、高速道路に乗らないと話にならない。

 と言うわけで、霞ヶ浦往復のツーリングを敢行した。行きは下道、帰りは高速という算段である。総走行距離、240km程度になる。

 行きの下道の意図は、高速代を浮かす、発進停止の練習、この二点である。目的地は、かすみがうら市水族館だ。駐車場が広く平らなのと、レストランが横にあるという理由で、そこを目的地にした次第。

 9時半過ぎに家を出発し、目的地に着いたのは、1時前。およそ三時間の行程だ。前回は、工事渋滞にも巻き込まれたが、今回は下道なりにすんなりと走れた。どうやら、日曜より土曜の方が、休日のちょっとそこまでお出かけ族が少ないせいもありそうだ。 

 やはりブレーキペダルの角度を変えたおかげで、すこぶる停止しやすくなった。が、路面の状況によっては、停止時にふらつく。筋力アップが必要だ。藁。みんな、どうやって安定的に停止しているのか、すごく気になる。

 さて、水族館横の公園の駐車場になんとかライダー君を停車させ、オシッコタイム。脇の公衆トイレに駆け込む。
 気分をリフレッシュしたら、ランチタイムだ。フグフィッシュバーガーを注文。ドリンクバー付きで950円。フグ。。。なわけあるかーいと思いながら、パクついてみる。。。とくに、感想はない。というか、次はない。。。ってか、フグである必要はない。多分、ナマズのことだろう。
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 目の前は、霞ヶ浦だ。穏やかな午後である。
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 目の前を、リンリンロード?なる道が走っている。リンリンとはいうが、普通にバイクも車も走っている。
 オレも走ってみようかしばし考えてはみたが、計画にないことをして、しでかすことを恐れたオレはリンリンをパスすることを決断する。

 てなわけで、腹ごしらえもしたので、さっさと帰路につくことにした。が、駐車場を右折しながら出るときにエンストした。これは危なかった。多分、ギアが二速に入っていたのだと思う。くわばらくわばら。

 ちょっとだけ贅沢をして、方向の違う霞ヶ浦大橋を渡り、あとはナビに従い千代田石岡ICを目指す。常磐道を南下し、筑波ジャンクションで圏央道に入り、川島ICまで、というナビ通りのルートだ。

 そしてオートクルーズのテスト。装着時に、操作説明を聞いてはいたのだが、ほぼ忘れた。押したり上げたり下げたりする。。。そのくらいしか分らない。左ハンドルの、ウィンカーレバーの下に操作ボタンはある。

 常磐道に乗り、本線に合流しながら速度を上げる。が、80kmでオレ的には十分。それ以上になると風がうるさいからだ。バイクですっ飛ばしていく奴もいるが、どういう耳をしているのか、一度聞いてみたい。
 しかもナビの音声がよく聞えなくなるのだ。それから、右手が長旅の継続する振動に耐えかねて大分疲労困憊している。こういうときのオートクルーズだ。

 ともかく、一定走行の大型トレーラーの後ろに着くと、テスト開始。

 とりあえず、なにか押さないといけない。なので真ん中のボタンをポチッとな。すると、メーター内の、オートクルーズ?のランプが黄色く点灯。たしか、これは準備できましたの合図だ。

 ならば、次にやることは、速度設定だ。メーターみたいなマークが上下に着いていて、上に上げれば速度設定+、下に下げれば速度-のはずだ。なので、上に上げてみた。。。が、速度設定しない。
 もう一度やってみる。。。ダメだ。何度かやってみる、ダメだ。これは、壊れているな、ディーラーにクレーム付けないと。それが頭をよぎる。

 ポチポチ適当にやっているうちに、最後の選択肢。レバーを下に下げる。すると、速度設定した。因みに、アクションは、押すか、上げるか、下げるかの三択である。「早く言ってよ~」という言葉しか出てこない。
 クルマなら、上げるで設定。この常識が裏目に出た。

 あとは、解除のしかた。クラッチを切るか、ブレーキを掛けるかのどちらかである。あるいはスイッチをもう一度押すか、速度が確か40km以下になると自動解除だったはずだ。

 自動追従はしないので、前の車が減速すれば、ブレーキを掛けるか、スイッチを下に押して減速して速度調整をすることになる。
 面倒な部分はあるが、右手が休められるメリットは大きい。やはり、高速道を長く乗るには、便利な機能だ。あってよし。
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 次にここに来たときには、リンリン道路(右側)を我が物顔で走ってみるつもりだ。この日で、総走行距離は4,180kmとなった。1万キロ走行した暁には、ヘルメットに着いている初心者マークをはずそうと思っている。