漢方薬の服用を始めると共に、毎朝血圧を測るようになった。

 血圧を測るようになって、気がついたことがいくつかある。

(1)連続して測っているのに、数値が結構ブレるのだ。160、150、140と言った具合に、2、3分の間で±10の変動がある。定期健診では、2回測って平均を取ると言われたが、それが普通ということなのだろう。

(2)そのときの気分で結構血圧がぐいっと上がる。つまらないストレスがふわっと掛るとすぐに+20くらい上がってしまう。血圧を測るときは、精神的にも安静、安定の状態でないとダメなようだ。血圧の測り方では必ず言われることだが、重要なポイントだ。
 興奮すると血圧が上がるぞ!というのはどうやらホントのようだ。

(3)血圧計は5年で寿命がくる。測定器具全般に言えることだが、校正が必要なようだ。特に、腕に巻く部分のベルトは可動部分だけに、ここのへたれは誤測定の原因になりやすいようだ。
 10年ものの古い血圧計で最初の1ヶ月は計り続けていた。このせいなのか、上は180くらいまで上がることが時々あった。

 と言う具合に、血圧計の寿命を認識するに及んで、にわかに、血圧が正しく測れていない可能性が浮上した。よって、話は簡単。血圧計を買い換えた。単純なヤツである。
IMG_1170
 これは、ちょいとお値段が張るが、中々使い勝手が良い。

(1)腕に巻きやすい。ちゃんと巻けてるかのチェックもしてくれる。
(2)乾電池が使えるので、どこでも測れる。但し、電池の消耗は速い。
(3)スマホ連動で、記録を取れる。続ける気にさせてくれる。
(4)小型軽量で、保管場所に困らない。

 こいつで測りだしたら、超異常値(170~190)の検出がなくなった。この1週間の、最大値が150くらいである。そこだけ考えたら、年相応の正常値であろう。

 どうやら、オレの高血圧は朝型のようでもある。